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虫歯じゃないのに歯が痛む、「根尖性歯周炎」と「歯根嚢胞」になったときのお話②

健康健康

前回の続きです。

歯根嚢胞が大暴れしてしまったため入院することになった私ですが、入院期間は1週間。

この時の治療は、「歯根嚢胞」を除去するものではなく、大暴れして悪さしている菌たちを抑えるもの。
入院中は抗生剤の点滴を打って、とにかく絶対安静。

治療内容ははっきり覚えていないのですが、歯茎に切り込みを入れ、嚢胞から出てる膿を除去&消毒してもらってたと思います。
とりあえず最初の方はずっと痛かった。

入院初日の夜は熱も40度を超えていて、意図しない涙がずっと出て、うなされていました。

1週間経ってすっかり腫れもおさまり、痛みも全くなくなったので「完治したー!」と思ったんですが、上記の通り暴れた菌を抑えただけで、歯根嚢胞は除去されていません。
歯の根っこの下に嚢胞は残ったまま。

実は歯根嚢胞、根っこの下に存在しているだけでは、特に症状はないらしいです。
症状がないままでも、放置すると骨が溶かされるなどの恐ろしい影響の可能性もあるそうですが。。
免疫力が低下する等、何らかのきっかけで大暴れした場合、私のような症状が発生するらしいです。

そこで退院時、お医者さんに今後どうするかを聞かれました。
その際の選択肢は、

① 歯根の先っぽを切除し、嚢胞を除去(全身麻酔で手術、後遺症が出る可能性もあり)
② 嚢胞ごと抜歯
③ 様子見

この三つを、この入院した病院で行うか、元々のかかりつけ医で行うか。

とりあえずもうこの激痛を味わうなんて絶対嫌だから③はないな、と思いつつ、そういえば私の歯になぜ歯根嚢胞ができたのかを聞いてみました。

この時、上記の歯根嚢胞ができる一般的な原因を教えてもらいまして。
私の歯については、
「虫歯もなく治療痕もない。事故などで強く歯をぶつけたこともないのであれば、慢性的な【食いしばり】が原因ではないか」と……。

更にずっと我慢していた顎の痛みをついでに訴え、「顎関節症」の診断も。
また、食いしばりが原因と思われるたくさんの悪いところが見つかりました。

しかもこのとき、問題の歯の歯根が割れてしまっている可能性が高いと知らされました。
食いしばりが原因で歯根が割れ、健康な歯の下で神経が傷ついて腐っていってしまったのでは……ということでした。

選択肢①を選んだ場合でも、もし歯根が割れていたら抜歯しかないとのこと。

私は②の抜歯を選びました。

今、私の右下の歯はインプラントです。
ブリッジにするにも、私の食いしばりがひどいので、下手したら両サイドの歯にも大きな影響があり、三本ダメにするかもしれないということだったので。。

ちなみに入院した病院で行うか、かかりつけ医にやってもらうかについてですが。
一番最初にかかった歯医者さんに病院が電話で確認したところ、「うちでは診れないのでそっちでお願いします」と言われたそうです。
こちらは私に選択肢はありませんでした。笑

そんなわけで大変厄介な歯根嚢胞は解決!

しかし、
・インプラントが入っていること
・食いしばり癖で歯の状態が全体的に弱くなってしまっていること
・顎関節症のこと

などがあるので、同じ病院で定期的(年に4回)に診ていただくことに。
クリーニングも1時間かけてやってくださるので、本当いい病院です。。

・・・でもこれで終わりではありません。
前述の通り、この後別の1本が「根尖性歯周炎」にもなったのです。。

 

これは今から5年ほど前。

左下の奥歯が、噛むとき少し痛む感じに。

実はこの歯は、小学生のときに虫歯になったことがあり、詰め物をしている歯でした。
10年以上前に治療済みの歯です。

ものを食べる時、じわっとするような、チクチクっとするような痛み。
見た目は詰め物が普通にしてあって、周りは特に違和感はありません。
でも、痛みがあるのはやっぱり変。

歯に対して大変敏感になってる私は、定期通院で予約している以外の日でしたが、病院へ。

レントゲンなどの検査をしてもらうと、「歯根にちょっと菌があるようだ」とのこと。
これこそが根尖性歯周炎。

こちらは全身麻酔の手術や抜歯は必要なく、通院で治療が可能です。
ただ、歯の根っこの治療ってとてもややこしいもの。そして時間がかかるものなんです。

根管治療のスペシャリストの先生に、歯の根っこから細菌を取り除いてもらい、薬剤を詰め、また別の日に同じことを繰り返し……
私の場合は毎週通い、1回の治療が1時間以上、それを2ヶ月ほど続けました。

仕事休みの毎週土曜日に通わせていただいていたのですが、先生のお昼休みの時間も削っていただいたり、本当に感謝しかないです。。
この根尖性歯周炎の時点で治療ができたので、あの歯根嚢胞の悲劇は繰り返さずに済みました。

おかげさまで現在は問題なく過ごせていますが、定期的な通院はずっと続けています。
特に問題なければ歯のクリーニングのみで終了。
ちょっとでも「おかしいな」と思うことがあれば相談して、適切な処置をしていただいています。

石川への引越しの時も、どうするか悩んだのですが、お医者さんと相談して通院を続けることにしました。(年3回のペースですが)
近くにかかりつけ医がいないことも辛いですが、私が抱えている口腔問題をすべて把握してくださり、信頼もできる先生なので。

何が言いたいかというと、「信頼できる歯医者さん」「定期的な歯の検診・口腔管理」「自分の歯のメンテナンス」ってすごく大事だということです。

「信頼できる歯医者さん」

かかりつけの歯医者さんがいない方は、ぜひ見つけていただきたいです。

小さな歯医者さんでもいいんです。
その場所に根管治療や歯根嚢胞の治療をする設備がなかったとしても、適切な診断さえしていただければ、大きい病院を紹介してもらえますから。
何より大事なのは早期発見です。

「定期的な歯の検診・口腔管理」

信頼できるお医者さんが見つかったら、定期的に通院して歯のクリーニング等をしてもらいましょう。
そして小さな異変でも、相談しましょう。
そうすることで、大事になる前に適切な処置をしてもらうことができます。

「自分の歯のメンテナンス」

歯医者さん任せだけじゃいけません。自分の歯は自分で守りましょう。
私は普通の歯ブラシ、タフトブラシ、デンタルフロスの三つを使っています。
(フロスは夜だけになりがちですが。。)

↑真ん中のは相方さんのストックです。私もっと安いやつ使ってます。笑

歯ブラシは固さは「普通」、そして完全な「ストレート」タイプが良いそうです。
持ち手もブラシも全部まっすぐ。旅館やホテルにアメニティーとして置いてあるような、一番安いタイプのやつです。笑

力の入り具合が均一になり、磨き残しや磨きすぎを防止してくれるそうです。
(強い力での磨きすぎは逆に知覚過敏になるので注意ですよ・・・これも経験済みです。笑)

もちろんストレートブラシだと、どうしても歯のキワ部分とか歯間の汚れは取れません。
その部分はタフトブラシでポイント磨き。歯茎に沿わせることで、歯茎の血行も良くなるそうです。

最後にフロス。すべての歯間に通して口腔状態はバッチリです。
ちなみにこのとき、フロスで食べかすなどの大きなゴミを取ろうとしてはNG!
押し込んで歯茎を傷つけてしまうことがあるそうなので、食べかすはタフトブラシまででなんとか除去しましょう。

そんなこんなで夜の歯磨き、私めちゃくちゃ長くて洗面所を独占しています。。笑

正直、時間がない時は全部完璧に! とは難しいです・・・が、できるときはやってます。
やらないよりきっとマシ理論。(歯科衛生士さんもそう言ってくれたし)

また、食いしばりの負担軽減のために、夜寝る時はマウスピースも使っています。
以前、ハードタイプを使っていたんですが、まさかの「歯の力が勝つ」という事態でヒビが入り割れそうになってしまい、今はソフトタイプを使っています。。
ソフトタイプも、それはそれで力が入る歯のところは穴があいてしまうので、私の食いしばり力ほんまにヤバイんだなーと実感しました。

あと、歯の痛みを侮らないことも大事です。
頭に菌が入ってしまうという恐ろしい事例もありますし、私のように首が腫れて気管が圧迫されてしまうケースもあります。まさに命の危険があります。

何か「おかしいな」と感じた事があれば、すぐに歯医者さんへ行きましょう・・・!

そしてそして、何よりも、免疫力を高めておくこと。これが一番大事かもしれません。

私に歯根嚢胞ができたのは食いしばりが原因と言われました。
でも菌が爆発して大暴れしてしまったのは、ストレスなどで免疫力が下がってしまったためです。
日頃、心身ともに健康でいることが、何よりの予防なのかも。

 

つらつら書きましたが、私はあくまで「かかったことのある元患者」です。
私自身もうあんな痛みは嫌だし、他の人にも同じ痛みを味わってほしくないのでこの記事を書きましたが、あくまでただの素人です。

「もしかして?」と心当たりのある方、心配事がある方は、専門知識を持った歯医者さんにしっかり相談してくださいね!

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Posted by haniko