見どころ満載!「となみチューリップフェア2023」に行ってきた
GW前半戦、久しぶりに富山県へ遊びに行きました。
目的地は砺波市で2023年4月22日〜5月5日の間に開催されている「となみチューリップフェア2023」!
色とりどりの可愛いチューリップに囲まれる幸せな時間。
さらにフェア入場券で会場内にある施設(砺波市美術館・資料館・四季彩館など)に入ることができるため、丸一日楽しめるイベントでした!
◆ となみチューリップフェア
–公式HP
砺波市の「となみチューリップフェア2023」
「となみチューリップフェア2023」は、300万本ものチューリップを楽しめるという国内最大級の花の祭典!
入場券は大人1,300円、小・中学生は200円、小学生未満は無料。
この入場券一枚で園内の美術館などにも入ることができるので、とってもお得ですよね。(後述しますが、余裕で元が取れちゃいます)
会場は富山県砺波市の「砺波チューリップ公園」。
毎年、春には今回訪れた「となみチューリップフェア」が行われていて、冬には「KIRAKIRAミッション」というイルミネーションが楽しめるイベントが開催されているそうです。
冬のイベントも気になります!
ちなみに訪問は電車がお得。
砺波駅で改札を出るところで、会場で使える300円分の物販・飲食割引券をもらうことができました♪
砺波駅から会場まで徒歩15分ほどですが、期間中は無料シャトルバスも運行されています。
私は行きはシャトルバスで、帰りは散策がてらに歩いてみました。
300品種・300万本チューリップ!
会場に入ってパッと目に入るのは、チューリップの花壇、モニュメント、そしてチューリップタワー。
公園のシンボルでもあるチューリップタワーは階段で登ることができて、上から園内を一望できるようですね。
多くの人で賑わいつつも混雑はしておらず、人混みに疲れることなく過ごしやすい雰囲気です。
大花壇にはたくさんのチューリップ!
色とりどりの可愛いチューリップが、たくさん咲き誇っています。
お花の形が丸いもの、とんがっているもの、ギザギザしているもの、八重咲で華やかなもの……よく見かけるタイプから珍しいタイプまで、種類はさまざま。
なんと園内には300品種・300万本もチューリップが咲きそろっているそうです。
噴水の奥にはステージもありました。
その名もチューリップステージ!
ステージの前にも鉢植えのチューリップがズラリと並んでいます。
日によって催し物が違って、私が訪れた日はお昼から太鼓の演奏が行われていました。
ちなみにステージの左右にいるキャラクターは、右の黄色い子がチューリ君、左のピンクの子がリップちゃん。
チューリップの地上絵
見渡す限りチューリップだらけの大花壇を楽しんでいると……
案内板を発見。
読んでみると、なんとこの大花壇は地上絵のようにチューリップが植えられているようで、上から見ても楽しめるんだとか!
ということで、入場後に見つけていたチューリップタワーに登ってみました。
63段の螺旋階段、ちょっと息を切らしながらも頑張って上がると……
チューリップで描かれた、ト音記号と八分音符がクッキリ♪
今年のチューリップフェアのテーマ「チューリップが奏でる色彩のシンフォニー」をイメージしてデザインされたんですって。
地上で近くから見るチューリップたちも素敵だけど、チューリップタワーの上から見る景色もまた格別。
チューリップ公園には大きな池もあって、そのところどころにも水上花壇があります。
これもチューリップタワーの上から見ると……
水上花壇の可愛い形がお目見え。
地上からは分からなかったけど、丸・星・お花・ハートなど様々な形をしていたんですね。
お食事
さてさて、お花を楽しんだらお腹がすいてきちゃいました。
キッチンカーやチューリップ四季彩館にはカフェもあったりするのですが、今回は富山の食べ物が楽しめる「富山グルメ広場」に行きました。
富山グルメ広場は、なんだか海の家のような雰囲気のお店が並ぶエリア。
5店舗ほどあって、どのお店もびっくりするくらいメニューが豊富で悩んじゃいます…!
富山といえばブラックラーメンやしろえびメニューも食べたいし、チューリップフェア限定のチューリップラーメンという謎のピンク色ラーメンも気になります。
でもなんだかんだ、たこ焼きとか焼きそばとかの屋台メシもちょっと食べたい。
悩みに悩んでいただいたのは……
「ぐるめ となんちゅ魂」のブリカツバーガーと、お祭り定番の唐揚げ!
特にブリカツバーガーは名前を聞いた瞬間に惹かれていただいたんですが、肉厚部分は食べ応えもあってとっても美味でした。ブリのカツ最強!
食後には「富山県ご当地ソフト館」のソフトクリーム(400円)。
相方さんがホタルイカソフトクリーム(左)、私はピンクが可愛いチューリップソフトクリーム(右)!
食べる前は「どっちのフレーバーもほのかに香る程度だろう」と考えてかぶりついたんですが、どっちも味がすんごい濃くてビックリ!
ホタルイカはホタルイカの煮付けの味で、チューリップはとにかくフローラル。
なので人によって好き嫌いが分かれるかもしれないですが、これくらいやってくれた方が面白くて良いですよね。
変わり種は苦手な方も大丈夫。バニラ・塩ソフト・ゆず・梨もありました。
チューリップ以外も盛りだくさん!
腹ごしらえも済んだところで、散策再開。
フェア会場はかなり広く、公園部分以外も会場となっていて、冒頭にも記した通りその全てがフェア入場券1枚で楽しめます。
常設されているためフェア期間外でも楽しめるのですが、せっかくなので全て巡ってみました。
遊具があるエリアに隣接したところには、砺波市の文化財である「SL弁慶号」。
運転席に立ち入ることは出来ませんが、覗くことはできます。
南門の方には「砺波郷土資料館」が。こちらも砺波市指定文化財で、「旧中越銀行本店」の建物だそう。
砺波ブランドの特産品などが紹介されていて、組み木を体験できるミニコーナーもありました。私はお酒の紹介をじっくり吟味♪
中はそれほど広くはありませんが、元銀行の建物内部は大正レトロ感満載でなんだかワクワク!
内部は金沢の「尾張町 町民文化館」に雰囲気がとても似ています。
自然たっぷりの道を歩くと、趣きのある建物が。
こちらは「旧中嶋家住宅」という、これまた砺波市指定文化財の建物です。
なんと築250年を超えるそう!
茅葺き屋根の昔ながらのお家で、中は見学することができ、囲炉裏で休憩することができました。
パンフレットなどの会場地図には載っていないんですが、フェア会場のちょうど中央あたりには雰囲気たっぷりの「水車小屋」もありました。こちらも中を見学することができます。
地図に載っていないものまで興味を惹かれちゃうので、散策するだけでどんどん時間が経ってしまいます…!
お花が咲き誇る橋と、その奥には「五連揚水(ようすい)水車」があります。
5つ連なる巨大な水車は圧巻。
揚水水車としての規模は、なんと日本一を誇っているんですって。
その奥にチラっと見えるとても立派な建物は美術館です。
この「砺波市美術館」も、フェア入場券だけで入ることができます。
2023年6月11日まで「錯覚美術館」という特別展が行われていて、こちらの観覧料は800円(一般)。さらに常設展示は210円(一般)。
元・関西人の血がさわいで思わず計算しちゃったんですが、電車で来たときにもらった300円割引券を合わせると、金額だけ考えてもこの時点で1310円分楽しんでいます。
フェア入園料1,300円…大盤振る舞いすぎませんか?
企画展は錯視・錯覚作品がたくさん展示されていました。
普通に見たら丸いのに、奥の鏡を通して見ると四角く見える!などの不思議をたっぷり堪能。
大人だけでもはしゃいじゃいましたが、特にお子さんが大喜びな仕掛けが大量にありましたよ。
最後に、チューリップ四季彩館。なんと一年を通してチューリップが楽しめる施設!
こちらも普段なら入場料が310円(一般)ですが、フェア入場券で入れちゃいました。
素敵な空間でカフェがあったりお土産が買えたり新品種が公開されていたり、とにかく見どころが満載すぎたので、別記事にじっくりアップしますね。
花の大谷
美術館のすぐ脇のところに、「花の大谷」という案内板がありました。
ぱらぱらと人がそちらに向かっていたので、「なんだろう?」と思いつつ、ならって私たちもそちらへ。
開けた場所に出ると多くの人が列をなし、その先には身長を軽く超える高さに飾られたチューリップ!
こちらは立山の「雪の大谷」をイメージして作られたそうです。なるほど〜。
フェアは全体的にサクサク見て回ることができましたが、この「花の大谷」はかなり人気で、15分ほど待ち時間が発生するくらい並ぶことに。
とはいえ外にもチューリップがたくさん飾られているので、視覚的に楽しみながら待つことができました!
そしてついに花の大谷エリアの中へ♪
左右全てが可憐なチューリップという素敵空間。
春爛漫を体全体で堪能できました。
ナゾトキトレジャーハンター!
さてさて、実はチューリップフェア会場では謎解きイベント「ナゾトキトレジャーハンター!」を楽しむこともできます。
参加費は無料♪
謎解きするためには園内を広〜く移動する必要があるので、参加希望者は一番最初にスタート地点である「砺波市文化会館」の体験コーナーへGO!
(私は途中で知ったので、会場内をかなり行き来することに…)
体験コーナーではトートバッグやスノードーム作りを楽しむこともできたようです。
私は時間が全然足りなくて、泣く泣く諦めることに。
チューリップが入ったスノードーム、とっても可愛かったんですけどね。
魅力満載のチューリップフェア♪
ということで、見どころ満載すぎたチューリップフェアでした。
自然たっぷりの会場は散策するだけで気持ちよかったです。
行く前は「2時間くらいで見終えるかな」と予想していたのに、午前に到着してから閉園近くまでずーっと居座ってしまいました…!
私のスマホの写真、今スクロールしてもしてもチューリップだらけ。
ちなみに、電車の車窓から見た高岡・砺波間の景色がとても素敵で大好き。
砺波でよく見られるという散居村も見ることができ(田畑に家々が分散している村のこと。この日、砺波郷土資料館で得た知識!)、のどかな雰囲気に心が洗われました。
また近く訪れたいです!
◆ となみチューリップフェア
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