住みよさランキング2連覇!「石川県野々市市」の魅力って?

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石川県野々市市に移住して3年目を迎えているhanikoです。
東洋経済さんが毎年発表されている「住みよさランキング」の2021年版が発表され、野々市が2年連続で全国総合1位になりました!

全国812市区の中での1位!おめでとう野々市!

野々市市役所

2018年の12月に移住してきた私。「石川県に住むぞ!」ということだけ決めた当時は野々市のことを全く知らなくて、県内のどこに引っ越そうかを調べ始めたところ、当時の住みよさランキングで野々市のことを知りました。

2017年は5位、2018年は18位と少し落ち込んでしまいましたが、2019年は3位に返り咲き。
そして2020、2021年は2年連続の第1位!
野々市は住みよさランキングの上位をいつもウロウロしているんです。

私自身、実際に住んでからすぐに野々市ファンに。
イチ移住者として野々市の何に対して魅力を感じているのか、ちょこっとまとめてみました。

関連サイト

◆ 野々市市
公式HP

人口減少が続く県の中、人口増加しているまち

つい最近、石川県の人口が5年前に比べて2万人余りも減少したというニュースを拝見しました。

2005年から減少が続き、今回の発表(2020年10月時点の内容)では、減少人数・減少率が過去最大となったそうです。。
これは石川県に限ったことではなく、全国の地方で見受けられる大きな課題ですね。

が、そんな中で野々市市は人口が増加。(白山市・かほく市も増加)
上記記事によると野々市市は2,161人増加していて、県内で最も増加率が高いようです。

老若男女人口が幅広く多い!

人口が増え続けている野々市ですが、私が特に「スゴイ!」と思っているのは、「特定の世代だけが多いワケではない」ということ。
地方で問題になりがちなのはズバリ高齢化社会。若い世代がいなくなると、どんどんどんどん過疎化が進んでしまいます。

人口増加している=野々市は高齢化社会ではない?というと、実はそうではありません。
野々市にはお年寄りも多いし、野々市市の女性の平均寿命は全国第5位にランクインしたことも。お年寄りが元気に長生きできるような、住みやすいまちなんですよね。

じゃあお年寄りの人口だけが多いの?というと、もちろんそうでもありません。
若いファミリー層が多いので、平均年齢も県内で一番若いんです。小学校児童の増加率も県内一位なんですって!

コンパクトなまちなのに大学も複数あるので学生さんも多いです。そのため、まち自体が若々しい雰囲気です。

関連サイト

◆ 野々市市
広報野々市 令和2年
※1月号4ページ:「野々市のここがスゴイ!」より

野々市の住みよさの魅力

野々市市

なんでこんなに幅広い世代の人口が増加しているの?というと、やっぱり「住みよさ」が大きく関係してくるんじゃないかなと思います。

利便性の高さ

私が野々市に住んで「住みやすいな」と感じ始めたのは、実は移住後一週間以内のこと。かなり早い段階で野々市の魅力に気付きました。

私は車無し(普通免許も持ってない)生活をしているので、さすがに「それなりの不便」も覚悟していたのですが……
スーパーやドラッグストアがいたるところにあるので、全く問題ないどころか、移動はほぼ徒歩なのに移住前に比べて運動量が減ったと実感するくらい。

それもそのはず、今回の住みよさランキングで利便度を構成する指標である以下の2つ、偏差値上限の70を獲得していずれも第1位なんです!

  • 人口当たり小売販売額
  • 人口当たり大規模小売店店舗面積

とにかく商業施設が充実している野々市市。
移住してすぐにスーパードラッグストアの多さにビックリしましたが、最近は大きな電気屋さんが多いことにも感動しています。先日「プリンターのインクが切れた!でも今すぐ印刷したい!」というとき、夕方過ぎの時間でもタタっと走って買いに行くことができて、大変助かりました。
もちろんコンビニも多いし飲食店もたくさん。お買い物で困ることはありません。

ただ先日イオン御経塚が閉店してしまったので、数値としては来年はちょっと変動があるかも。。?

まちの進化の仕方が絶妙

利便性の高さがものすごく目立つ野々市なんですが、ここ1〜2年くらい私が一番感じているのは野々市は「進化の仕方が絶妙」ということ。
古き良き伝統は大事にしつつも、ちゃんと新しい風を取り入れているなと感じる街並みですが、規模・変化スピードなどなどが絶妙に良いと感じています。

伝統や古いものだけを大事にすると、居心地は良いけど衰退してしまう。
新しいものばかりを求めていても、進化についていけず生きづらい世の中になりがち。

野々市はそのバランスがとっても良くて、歴史を感じる景観を大切にしながらも、じわじわと馴染むように街が新しく整備されています。

これらは街並みだけじゃなくて、市民への支援制度にも。
市民が新しいことにじわじわと取り組みやすいように、「シェアオフィス」とか「シェアキッチン」とか「コワーキングスペース」などの制度も充実。小規模なスタートを切れるので、個人個人が新しいことにチャレンジしやすい環境作りがされています。
(私もコワーキングスペース利用者です!)

カミーノ

コワーキングスペースの場所は、野々市の中央にある公民館などの複合施設+商業施設が合体した新しい公共&民間施設「にぎわいの里ののいち カミーノ」にあるのですが、公民館なのでサークルその他様々な活動などをされていることもあります。
いろんな年代の方の生き生きとした笑顔を見かけることが多いので、「私もこんなふうに楽しく歳を重ねたいな……」と良い刺激をいただくことも。

まちも制度も居心地の良い進化っぷりで、個人的にはとても快適です。

人が集まる公共施設!

そんなわけで、公共施設が全体的にとっても明るくて居心地が良いです。

なんとなく公共施設=古い印象が強くて、移住前の私は図書館は行かず、区役所は用がないと行かないし、公民館は場所すら知りませんでした。

でも野々市の公共施設は違います。
カフェまである図書館「カレード」は、ものすごくオシャレ!

カレード

本を借りられるだけじゃなくて、キッチンスタジオや音楽スタジオもある総合施設のような形。
イベントも多数開催され、入り口前の芝生では美味しい食べ物をいただけるマルシェも行われたり♪

カレードのマルシェ

(※コロナの影響で2020年以降はほとんど中止でしたが。。)
ちなみにネットで貸出延長ができたり、電子書籍を借りることもできます。近代的!

そして市役所。市役所なんて用事がないと行かないよ!と思いますよね、普通。

野々市市役所

でも野々市の市役所も、図書館並みに素敵。スタイリッシュです。
ものすごーく広い芝生エリアや公園があって、休日は家族連れで賑わっていたり、子供達が走り回っていたり。
平日は人が少ないので(日による?)、私もたまに南部の方へ行く時は、近くのお店で買ったパンとかコーヒーとかを購入して、この芝生のところでいただいてノンビリすることも。

真夏は厳しいけど、お天気の良い春・初夏・秋なんかはまるでピクニック気分。
広々した芝生を前にランチしたり、とっても気持ちいいんですよ。用事がなくても行きたくなっちゃう、そんな市役所すごく素敵ですよね。

市内も市外もフットワーク軽く動ける!

野々市市はとってもコンパクトなまち。面積が13.56 km²しかありません。
お隣の金沢市は468.6 km²、白山市は754.9 km²なので、比較するとびっくりするくらい小さなまちです。

つまりどういうことかというと、市内での移動はもちろん、お隣の市にも行きやすいんです。
私自身も絶妙な場所に住んでるので、白山市にも金沢市にも徒歩で行くことができます。
他の市にはまた野々市にはない魅力があるので、まさに「いいとこどり」ができちゃうお得感が。

7月オープンの白山にできる北陸最大級のイオンモールも野々市寄りのところにあるので、野々市市民はだいぶお世話になると思います。

その他もろもろの魅力

他にも楽しいイベントが多かったり、市のキャラクター・のっティが可愛すぎたり、特産品が魅力的だったり、お洒落なお店・コスパのよいお店が多かったり……
日常にちょっとプラスできる幸せが多く味わえるのも魅力的。

過去記事とほとんど重複してしまいそうですので割愛しますが、下記の記事でも色々と記していますので、よろしければご覧ください!

野々市の「もっとこうだったらいいのに!」

快適で便利で住みやすい野々市。
でももちろん「ここがこうだったらもっといいのに〜」と思うことはあります。
あくまで私の個人的な要望をちょこっとまとめます。

※石川全体について、移住して困ったことについては下記記事でまとめています。

野々市の特産品をもっと入手しやすくしてほしい

野々市はキウイとヤーコンが特産品。

そもそも「ヤーコン」ってご存知でしょうか?
みずみずしくて甘い、生で食べられるシャキシャキした根菜で、ダイエットにぴったりなスーパーフード!
私は野々市にきて初めて知って、初めて食べました。

が、実はまだ「野々市産」のヤーコンを食べたことはなく……
そもそも収穫時期が冬でその辺りにしか出回らない野菜ですが、その時期でもスーパーで販売されているのも他の市産のものばかり。
噂によると小学校などの給食で食べられるそうですが、大人も手軽に食べたいです。せっかく野々市に住んでいるのだから、野々市産のヤーコンやキウイが簡単に購入できれば嬉しい。

その他の特産品も、特にお酒類なんかは、市内のスーパー等でも販売されるようになったらもっと身近で楽しめるのになと思っています。

広報野々市がほしい

広報野々市
野々市情報ギッシリな広報誌

野々市が好きなので、野々市市内の中で昨年引越しをした私ですが、実は今住んでいるところに広報野々市が届きません。
前に住んでいたところは毎月郵便受けに入っていたので、野々市市内なら問答無用で配られるものだと思っていたのですが、どうやらそうではない様子。

コワーキングスペースとして使っているカミーノにも置かれていますし、HPでも全てアップロードされているので情報をGetすることはできるのですが、忘れていたり気付くのが遅れることも。
できれば野々市情報は早めに知りたい!という野々市ファンな私としては、全エリアに配ってもらえると大変嬉しいのです。

のっティ1日乗車券がほしい

野々市市で車なし生活していると、コミュニティバス・のっティの存在が結構大きいもの。
市内4ルートをぐるぐる回るのっティに乗れば、野々市市の隅々まで行くことができます。

どのルートも乗車一回につき100円の運賃。安くて大変便利なんですが、他のルートに乗り換える時も100円必要です。
一箇所だけ行って帰るだけならいいんですけど、乗り継いでいろんなところに行きたい場合とかに、利用日の1日だけいくらでも乗り放題になる一日乗車券があれば便利だなと思います。

コロナが落ち着いたらガッツリ散策したいし、他県に住む友人を野々市に呼んだりもしたいので、そのときに乗車券があれば散策しやすいなぁと思います。

横断歩道の信号を増やしてほしい

そこそこ交通量があるのに、横断歩道に信号がない場所がたまにあります。

その横断歩道を渡りたがる私に気付いて車が止まってくれて、いざ渡ろうとした瞬間その後ろにいた車がぐいっと抜かそうとしてきたため、ヒヤッとする場面が数回だけですがありました。

全ての道路に必要とは思わないのですが、やっぱり信号はあった方が安全。ある程度交通量が多いところには設置してもらえたら、より安心して生活できるなと思います。

新しい発見がたくさん!野々市!

野々市椿館
国際椿園に認定された「ののいち椿館」!

というわけで、移住者の私が今感じている野々市の魅力などなどをちょこっとまとめてみました。

このブログを続けて読んでくださる方からすると、大体いつもと同じ内容……と思われたかも?
実は今年も住みよさランキング上位という予想はしてたので別ネタをじっくり書くつもりだったのですが、間に合いませんでした。また別の機会にアップしたいと思います!

「野々市のこんなとこ好き!」という記事を定期的に書いている私ですが、住めば住むほど新しい魅力もどんどん発見。
「元々あるけど知らなかった!」という発見あり、新しく生まれる発見あり。
野々市に住んで3年目、まだまだ飽きそうにありません。

今後も充実した野々市生活、めいっぱい楽しみたいと思います(*^^)

石川県へ移住する前に!

さてさて、今回の住みよさランキングでは石川県の市がTOP10の中に4つもランクインしているんです。(1位→野々市市、6位→白山市、8位→金沢市、8位→小松市)
もちろんランクインしていないまちも、様々な魅力がありますよ。

魅力がたくさんある石川県への移住をお考えの方は、移住前にぜひぜひいしかわ移住パス(iパス)を!

お得な特典が多数受けられます。
移住後でも取得可能ですが、期限が短くなってしまうので、できれば移住前にGetして石川お試しを楽しんでくださいね。

関連サイト

◆ 野々市市
公式HP

◆ いしかわ暮らし情報ひろば
公式HP