【リボベジ】野菜の切れ端を再生させる!〜大根編

2021年12月13日リボベジ再生野菜

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普段は生ゴミとして捨ててしまう「野菜の切れ端」を再生させるエコな家庭菜園・リボーンベジタブル。いわゆるリボベジ
「お水」と「入れ物」だけで実践できる簡単&エコな再生野菜で、今回は「大根」を育てました。

大根リボベジ

大根のヘタから再生するのは、ツヤっと立派な大根の葉
普段食べている実の部分(根)とはまた違う栄養がたくさん得られる、身体にも嬉しいリボベジです♪

大根の切れ端から葉を再生させる方法

大根のリボベジは、根の部分ではなくヘタから葉っぱが再生します。
再生させる手順はとっても簡単。以下の2つのみ!

  • 大根のヘタをいつもより少し長め(+1cm程度)に切る
  • 水がこぼれない入れ物に入れ、ヘタの断面部分だけが浸るように水を入れる

あとは毎日1〜2回ほど水換えをするだけ。肥料などが無くても、葉っぱがニョキニョキと成長してくれます。

大根の葉っぱは根と異なる栄養素もたっぷり含まれているので、積極的に摂りたい部分。葉は緑黄色野菜なので、根には無いβ-カロテンも葉には豊富に含まれているそうです。

でもスーパーで買うときは葉っぱ部分がカットされていることも多く、なかなか入手できないのも悲しい事実。。
リボベジで再生させると、栄養満点な緑黄色野菜部分も手軽にGetできちゃいます!

大根のリボベジ記録

大根

今回は、マルシェイベントで50円(安い!)で購入したお大根を使用。おでんにぴったりの、その名も「おでん大根」という品種らしいですよ。
根の部分はオススメに従い、おでんにして美味しくいただきまして……

ヘタの部分は捨てずにリボベジ開始!

初日

大根リボベジ開始

1〜2cmほどカットしたヘタを、薄く水を張った入れ物に入れます。
今回使った入れ物は刻み葱が入っていたプラスチックパック。捨てるもの同士で栽培できる素晴らしいエコですよね。

ちなみに今回は既に3cm程度の長さの葉っぱがたくさんありますが、外側の立派な茎部分は日が経つとポロッと取れていきます

小松菜のリボベジのときにも体験していますが、リボベジで伸びるのは内側にある葉っぱなので、外側については「取れちゃったから失敗?」と心配しなくて大丈夫です。

開始から2日後

2日後の様子

開始から2日後で、既に葉っぱ部分が伸びてきているのが分かりますね。
周りの取れていく茎部分は成長しないので、その差が成長の証。1cmほど伸びています。

置いている場所はキッチンカウンター。特に太陽光も当たらない場所です。

開始から3日後

3日後の様子

その翌日がこんな感じ。太陽の光がなくても、毎日伸び続けてくれています。
葉っぱ部分がどんどん伸びる一方で外側の茎が減ってきたので、少しスッキリした印象に。

リボベジでも水耕栽培でも毎回思うのが、スクスク育つ様子を見守るのが楽しいということ。
食べる楽しみや節約という面ももちろんあるけど、とにかく毎日の成長にワクワクします。

開始から5日後

5日後

5日ほど経つと、伸びてきた葉っぱ部分が広がってきました。
初日と比べるとその差は一目瞭然。たった5日でこんなに成長するなんてびっくりですよね。

土から収穫された後も、さらにヘタだけの切れ端となった後も、まだまだお野菜は生きているんだなぁ……と、植物の生命力にあらためて脱帽です。

開始から1週間

1週間後

一週間経つと葉っぱ一枚一枚もどんどん立派に。葉の状態も良くて、ツヤツヤとしています。

水換えのタイミングで外側の茎はポロポロと取れていきますが、内側の葉っぱはとてもしっかりヘタから生えているので、取れる様子は全くありません。

開始から2週間後、収穫!

2週間後

2週間も経過するとこんな感じ!
ここで全て収穫しました。

大体15〜6cmほどの大根の葉っぱが12〜3本くらいです。
最初3cmスタートだったので、2週間で10cm以上。わずかな期間でしっかり成長してくれましたね!

収穫後、いただきます!

収穫したその後の大根の葉。今回は、卵とじうどんに入れていただきました。

卵とじうどん

お出汁を後がけじゃなく一緒にうどんと煮込んだので、大根の葉っぱが全くわからない盛り付けになってしまいましたが……
ちなみに、同時リボベジ栽培していたネギも一緒に入れました。リボベジうどんです。
麺もドラッグストアで購入した一玉15円前後の激安麺だったので……ものすごい節約ランチ!

夏以外は簡単にできる大根リボベジ!

ということで、大根のリボベジ大成功!

実は大根リボベジ、私が初めてリボベジを始めた2〜3年前にも一度チャレンジしたことがあったのですが……
そのときは猛暑日が続く夏場にスタートしてしまい、ヘタ部分が痛み2日ほどで見るも無残な状態に。つまり失敗してしまったんです。

基本的にリボベジは夏場はNG
ですが、涼しい〜寒い季節であれば失敗することもほとんどないので、気軽にチャレンジできます。嫌な虫とかも発生しにくいですし。

今回秋〜冬の間くらいのチャレンジは無事簡単に成功して、短い期間で美味しくいただくことができました。
採れる量は少ないのでメインに使うのはちょっと難しいですが、お味噌汁や野菜炒めなど具材のひとつとしてプラスすると、具沢山&栄養価も上がって嬉しいですね。

プチ家庭菜園気分も味わえて、やっぱりリボベジは楽しいです!