【水耕栽培】サニーレタス開花〜綿毛〜自家採種まで!

2020年5月21日家庭菜園水耕栽培記録

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水耕栽培で美味しくいただいているサニーレタス。

レタス類はとう立ち(花を咲かせる準備で、ぐいっと高くまっすぐ伸び始めること)をすると一気に味が落ちるので、いつもそこで撤収していたのですが。

せっかくだから一株分、お花を咲かせて種を採取するところまでやってみよう!と思い立ち、採種まで無事に終えました♪

サニーレタスの自家採種

サニーレタスのとう立ち後、開花から綿毛になり、採種するまでの記録です。

サニーレタスとう立ち&黄色いお花

掻き取り収穫で美味しくいただいたサニーレタスが、ついにとう立ち
それまで普通にしていたサニーレタスがぐいっと背伸びするので、「これがとう立ち!」とすぐ分かります。

そして、とう立ちしたサニーレタスに黄色いお花が!

サニーレタスの花

長〜く伸びた茎の先に蕾がたくさん。そしてお花。
サニーレタスのお花は初めて見たんですが、小さいタンポポみたいですね。

サニーレタスの花をアップで撮影

とう立ちし始めた頃の写真撮影も忘れたので、どれくらいの期間でお花が咲いたか具体的には分からないですが、一ヶ月くらいかかっていたかもしれません。その間は基本的に放っておきっぱなしで、液肥も減らなかったし、足した記憶すらも曖昧。。
うちは室内で風も無いし、葉っぱもほとんど収穫していて光合成とかちゃんとできてなかったと思うので、環境によって左右されるかもしれないですね。

そんな結構な時間をかけてつけたお花なのですが、なんと翌日の朝見るとシオシオに。代わりに他の花がぽぽんと咲いていました。

お花が複数咲きました

でもこのお花たちも、写真時点で既に若干黒ずんでいることからわかるように、1日もたずシオシオです。

やっぱり葉っぱも無いし、日当たりも悪くなってきたし、失敗かな?と不安に思っていたのですが、調べてみるとサニーレタスのお花はそもそも1日も咲かないそうです。儚いですね。
1日も咲かないお花を自然に見るのはなかなか難しいので、これが見れるのは家庭菜園の醍醐味といったところでしょうか。

ちなみに、日当たりがよいところだと、もっと大きくて綺麗なお花が開くようです。
我が家は既に4月後半からほとんど室内に光が入らなくなってきてしまったので、小さな花止まり……。

また太陽の光が差し込むようになったら、綺麗なお花を咲かせてみたいです。

サニーレタスの小さな綿毛

咲き終えて二週間ほどで、お花があった場所からほわほわとした小さな綿毛が出てきました。

サニーレタスの綿毛

……白背景で全然わからない!笑
タンポポの小さいバージョンみたい、とても可愛いです。

サニーレタスに綿毛がつくとは知らなかったので、こうやって繁殖していくんだなぁと勉強になりました。

調べてみると、この綿毛を抜くと種が出てくるそうです。
綿毛ができる=採種できるタイミングらしいですが、検索してもあんまりサニーレタスの綿毛や採種に関する詳細情報が少なく……
本当に種がちゃんとできているか(成熟?しているか)不安だったため、この状態で1週間ほど観賞しつつ置いておきました。

サニーレタスの種を採る!

様子見していた一週間の間にネットサーフィンしていると、「綿毛ができて本体がある程度枯れたら採種できる」という新たな情報を見かけたので(種屋さんのHPでしたが現在ページは見れなくなっていました)、意を決して採種することに。
サニーレタス本体も、ちょうど、ほとんど枯れてカラカラになっています。

サニーレタスの綿毛がよく見えるように撮影

今度は綿毛が見えるように、黒板を背景に撮影。ほわほわっぷりが分かります。

このほわほわ綿毛を、指でつまんで引っ張り出すと……

綿毛についているサニーレタスの種

お花ひとつ分のところに種が複数くっついています〜!

綿毛のかたまりに対して種1個じゃなかったのか、とちょっとびっくり。
でもよく考えたら、たんぽぽも綿毛1つずつに対して1つの種がついてますもんね。納得。

本体が枯れているため、種ぬき作業に力は要らず、スポッと抜けます。
外だったらおそらくちょっと強めの風で飛ばされるくらい。こうやって新たな地に命を咲かせるのだなぁと思うと、不思議な気分です。

そんなわけで、大量に採種。途中、自分の鼻息で飛んでいく種を追いかけ回しながらの作業でしたが……。笑

サニーレタス採種

1つの種から育ったサニーレタスで、この量をGetです!
とはいえ、中には「さすがにこれは育たないだろう」というような小さな種もありました。割合的には半分くらい。

綿毛はプチっと引いたら簡単に抜けます。小さな種と綿毛を取り除く作業に明け暮れること数分。

取り分けた大きいもの(といってもレタスの種自体が小さいけど)を、元々ダイソーで買った種と比べてみると……

左上の透明パックに入ったものが購入したダイソーの種ですが、ほぼ同じ大きさですね。

1つの種から育ったサニーレタスが、こうやって複数の種をつけてくれる。ちょっとお得な気分です。笑

ダイソーの種と分けて、こちらも透明パックに入れて保存します。

F1品種と固定種に気をつけて!

このような自家採種は葉物も実物もほとんどの野菜でできると思うのですが、中には2世代目だとうまく育たない「F1品種」もあります。

購入した種のパッケージに「F1」とか「交配」などが書かれている場合はF1品種で、そういったものは採種して育てる2世代目は美味しくない・出来の悪い野菜ができてしまう可能性があります

何も記載が無い場合は基本的に固定種とのこと。
私が使っていたダイソーのサニーレタスには、記載が何もなかったのでおそらく固定種。
F1品種の方が手間隙かかって作られた種なので高価ですし、100均は固定種の方が多いかもしれませんね。

これで安心して、二世代目のレタスを作ってまた収穫できます♪

世代を継いで家庭菜園を考えている方は、種の購入時に要チェックです。

育てて収穫→採種してまた育てて…

野菜を育てて自家採種するのは初めてなので、無事に採種できてとても嬉しいです。
収穫して種を採って、そこからまた育てて収穫して、次もまた種を採って……エンドレスで食がいただけるのは素晴らしい。家庭菜園、本当に楽しい。

サニーレタスの種が無事に採種できました

さてさて、なんだかんだダイソーで去年買ったサニーレタスの種もまだまだ余りまくっています。開封後はできるだけ早く使い切らないといけないんですけどね。。
100均の種は量が少ないっていうけど、1〜2人暮らし世帯にはこれでも多い……!

一年近く経った今でもちゃんと発芽してるので(発芽率は少しだけ下がっているかも)、ペースを上げてどんどん育てたいと思います。
今はたくさん植えて、ベビーリーフより大きくなったぐらいで収穫する等、贅沢遣いもしていますよ。

水耕栽培での家庭菜園もっと育てて、もりもり栄養たっぷりとって、免疫力アップにも期待ですね!