スーパーで買った野菜から種を採取→発芽!超簡単な催芽まき♪

2019年6月25日家庭菜園水耕栽培

アボカドを育てたりリボベジを試したりしているうちに、水耕栽培にものすごくハマってしまったhanikoです。

スタバカップでアボカドを育てています

今回は、スーパーで購入した種を発芽させて育ててみることにしました!
種の採取から発芽までをまとめます。嫌光性種子であるミニトマトパプリカの発芽に挑戦します。

発芽は発根を促してくれる「催芽まき」でチャレンジします〜(*^^)

めちゃくちゃ楽しい水耕栽培

リボから種から、5月頃からこっそり水耕栽培で色んなお野菜を育て中です。

水耕栽培で育てている我が家の植物たち

家庭菜園、特に室内栽培には向いていないと言われる6月スタートがほとんどですが、これが上手くいけば逆に年中育てられるんじゃない? と自ら壁に当たりに行く感じで育成中。四季を通して年中室内栽培している上級者もいらっしゃるようです。
もう少し大きくなったら、それぞれの成長記録を順次アップしていきます。今のところ順調です♪

水耕栽培は根の状態がチェックできるし、土耕栽培よりも虫がつきにくいし、天候に左右されないし、液肥と容器さえあればできるからコスパもめちゃくちゃ良いし、いいこと尽くし

毎日成長する様子を見守るのも楽しいし、立派に育った野菜を食べることを想像するのも楽しいです。

売ってる種は量が多い

そんな私、種は大体100均で購入しています。
お値段が魅力的なだけではなく、ホームセンターで売っているものは料金が上がる分、量がすごく多くて使い切れないので。

でも、100均ですら量が多いんですよね。。
数人家族だと良いのですが、1〜2人くらいの分って、そんなにお野菜作っても食べ切れなさそうだし。何より賃貸のお部屋じゃ、育てる場所も限られているし。
そして贅沢をいえば、一種類だけでなくいろんな種類のお野菜を少しずつたくさん育てたいなぁと。

特に種まきの時期が決まっているものは季節が外れると育てるのは難しいし、余りがち。
余った種は適切な保管をしていれば来年に取っておくこともできるそうですが、発芽率はちょっと下がってしまうみたい。

スーパーで買った野菜の種が発芽することを知る

そんな私、水耕栽培の参考にと図書館で借りたこちらの本を読み、衝撃を受けました。
(読書記録は別途アップ予定です。最高の本でした)

スーパーで売っているお野菜から種をとり、それを植えて育てて収穫までできるんです!

著者である横着じいさんこと伊藤龍三氏は、こちらの本で50種類の水耕栽培を紹介されています。
ほとんどは購入した種から育てられているんですが、中には、スーパー等で購入した野菜・果物から種を採取して育てたものも。
具体的にはトマトやメロン、パパイヤまで
そもそもメロンやらパパイヤやらが水耕栽培できることすら驚きなのに、採取して育てることができるなんて……!

今までなんとなく、売り物のお野菜や果物は種が発芽しないようになっているとか、ダメになってしまってるんじゃないかと思っていました。
でもリボベジのときもアボカドのときも思ったけど、スーパーのお野菜って生きてるんですよね。

売り物野菜の種から育てる場合のメリット・デメリット

伊藤氏はトマトもメロンもパパイヤも、見事に育て上げられてました。
これを見てネットで検索しまくると、予想外に同じことをしている方がたくさん!

周知の事実だったのかー!なんて思いながら、売り物お野菜の種から育てることについてもひたすら調べました。

メリット

スーパー等で購入した種を育てる場合のメリットは、以下。

  • いつもは捨てるものを利用するので、実質タダでスタートできる
  • 購入した種や苗からと比べて失敗した時のガッカリ感が少ない

失敗した時、もちろん時間やそこそこの労力は掛かっているのでガッカリはしますが、購入したものではないのでダメージが少ないです。
そしてすぐにまた手軽にチャレンジすることもできるので良いですね。

この手軽さが最大のメリットだと思います。

デメリット

手軽にチャレンジできるというメリットがすごく大きいですが、ひとつだけ注意点。購入した種や苗にはない、デメリットも存在します。

  • 「F2」(二代目)は出来が悪い野菜になる可能性がある

スーパーで売られているお野菜って、今は雑種のお野菜がほとんどらしいです。
その1代目を「F1」といい、F1はたとえば「美味しいけど病気に弱い」ものと「まずいけど病気に強い」を掛け合わせることで作られた種からできたお野菜。
この二つを組み合わせることで、「美味しくて病気にも強い」という種が生まれるんです。
その種が育つと、不揃いのない立派なお野菜になるそう。

しかしこれが2代目になると、「美味しくて病気にも強い」という種も生まれる一方で、「おいしい」が引き継がれない種が生まれる可能性があるんですね。理科で習ったメンデルの法則です。

こちらについては超詳しく、多摩川源流大学の以下ページで説明されています。

スーパーで売られている野菜はF1、そしてその野菜から採る種はF2になります
そのため、残念な遺伝子だけが引き継がれた場合はお野菜の出来が良くなく、失敗する可能性があるんですね。

失敗しても「ダメでもともとだし!」と思える好奇心旺盛な人は、ぜひチャレンジしてみてください。

催芽まきでチャレンジ

私は「失敗も経験だ!」と考える好奇心旺盛な人間なので、早速売り物野菜の発芽チャレンジをしてみることにしました。

伊藤氏は上記のお野菜の種を培地に直接まいて育てておられましたが、私は発芽率をあげたかったので催芽まきからチャレンジします。

催芽まきとは

種まきって土耕栽培のときは土に、水耕栽培のときは培地に植えますね。
ただ、発芽率が低い種だと、数日〜数週間後に「芽が出なかった……」とガッカリしてしまうこともあります。

催芽まき」は水に浸して発芽を促す方法です。

一般的にはタッパー等の中に濡れたキッチンペーパーをしき、その上に種をまくだけでOK。早ければ1日で発根しますし、発根、つまり生きていることを確認してから培地に植えられるので「なかなか発芽しないな〜」とか、さらにそのあと「結局これは発芽しない種だった……」というロスを抑えることができます。

発芽した後に土や培地に定植するので少々の手間が増えますが、発芽しないときのモヤモヤって結構ツライので、おすすめのまき方です!

ズボラな催芽まき

催芽まきを試します

私はズボラなので、タッパーやキッチンペーパーは使いません。キッチンペーパーを使うと水が乾燥しやすいんですよね。(タッパーで密閉したら防げるんだろうけど、蓋付きの容器も使いません)
そうするとちょこちょこ様子を見なきゃいけないし。

なので私がやる方法は容器と水だけ
手頃な空き容器に種を入れ、種が浸るくらいの水を入れます。

上の画像は水耕栽培容器で余ったプラカップの蓋です。
とても浅いので最低限しか水は入れられませんでしたが、こんな感じでもちゃんと発芽しましたよ♪

水だけだと全部蒸発することってなかなかないし、2〜3日放置してたら勝手に発根してくれるんです。ズボラな私にぴったりな方法。

売り物野菜の発芽チャレンジ

ということで、すでにいくつかスタートしている売り物野菜の発芽チャレンジの記録です!

ミニトマトの発芽

スーパーで購入したミニトマト
せっかくだからと、いつもよりちょっと良いお値段のミニトマトをチョイス。笑
いいトマトは種が少なく、種がとれない個体もありましたが、なんとか少しだけGet!

2019年6月上旬、採取&催芽まき

トマトの写真、採取している最中の写真を撮るのを忘れました。。

ミニトマトを半分に切った時、見えている種をすくいだし、種のぬめりをとって一晩乾燥。
何かに使って置いておいた、カットされたペットボトル下部分に入れて水に浸しました。

アルミホイルで遮光します

トマトは「嫌光性種子」といって光があると発芽しないため、容器ごとアルミホイルで包んで保管

3日後には発根!

3日ほど経ち、アルミホイルを剥がしてみると……

容器の中で発根が確認できます

発根しています!
というか、一番上に成長早い子は緑色の芽も出てしまっています。この様子じゃ1〜2日後に発根していただろうし、もうちょっとこまめにチェックすべきだった……反省です。

発根したトマトの種をスポンジに植えます

水耕栽培で育てるので、その日のうちにカットして切り込みを入れたスポンジに植え付けます。
入れ物はエリンギが入ってたパック。エコです。(暑い時期に太陽光を当てる場合は熱くなりすぎるので、黒い入れ物はオススメしません

5つの種が発根してくれました。

それにしてもお手頃価格のスポンジはカラフルです。自然に見える茶色いスポンジが欲しい。。

一週間後

4つのトマトが発芽しました

芽がニョキニョキ。1つだけ、発根したものの調子悪いです。
F2のため実がどうなるかはわかりませんが、4つしっかり根付いて発芽してくれたので、発芽チャレンジは大成功ですね。

さらに10日後

発芽した4つに本葉が出てくれました

本葉もしっかり出てきましたね。ここまで水のみで成長してくれています。
残念ながら、育たない1つはもう完全にダメみたいです。

4つのミニトマトは、もうすぐ定植&液肥開始。
元気に育っていますので、このまま水耕栽培を続けます!
(個別成長記録は後日アップ予定)

パプリカの発芽

スーパーで購入したパプリカ
彩りの良いパプリカは加熱してもそのまま生でサラダにしても大活躍なので、我が家では消費が多め。
これがお家で栽培できたら大変ありがたいです!

2019年6月上旬、赤パプリカの種を採取

トマトは撮影忘れちゃいましたが、こっちは採取の様子も撮っていました。

パプリカの種を採取します

買うと量が多いから……と始めた「売り物野菜の種採取」ですが、パプリカは種がぎっしりなのでかなりの量が採取できちゃいます。笑

実についた種をポロポロとって洗い、種をGet!
ちなみに洗うときはコーヒーフィルターに入れて、フィルター越しにまとめてゴシゴシわちゃわちゃと洗ってみました。

同日、催芽まき!
パプリカもトマト同様、嫌光性種子なので、アルミホイルで包んで光をシャットアウトさせました。

3日後、発根!

パプリカの種も容器の中で発根しています

トマトのときのことがあったので毎日様子をみましたが、完全に発根を確認したのは3日後。
トマトより少し日数(と言っても1日くらい)かかりますね。
白い根っこがニョキっとしています。

他の色のパプリカも試そうと思ったので、場所のことも考えてこの2つだけを育てることにしました。
今になって思うと、成功率を上げるため&生育の様子を比べるために、もうちょっと育てたら良かったかも。数が少ないと、生育悪くても間引けないですね。。

何はともあれ、いったん無事に発根したのでスポンジに植えます。

発根から二週間後、発芽

パプリカの発芽です

トマトよりもだいぶゆっくりとしたスピードですが、ようやく種を持ち上げてムクッと起き上がってくれました。

種をかぶっている状態ですが、立派な緑色の茎が見えているので、チャレンジは成功です!

  • 追記:パプリカ単独日記でまた記録しますが、植え付けが甘くてしっかり種がかぶってしまっていた上に固くなっていたので、後日私が手でとってあげました。今は綺麗に双葉を開いています!

パプリカは種からの成長が遅いのか、私が明るい場所に移動させるのが早すぎたのかわからないですが、のんびり育ってくれそうです。

成長がゆっくりなので少し不安もありますが、このまま水耕栽培を続けます!

ちなみに定植先についてとある考えがあったので、でかめにカットしたスポンジに植えています。(だから芽がかなり小さく見える)
今も試行錯誤中なので、今後スポンジは小さくカットするかもしれません。

黄パプリカも始めました

黄色いパプリカの種も採取します

黄色いパプリカも、催芽まき→スポンジに植え付けまで。

アルミホイルの下、容器の中で発根しています

こちらは洗って乾燥させて、また使えるように保管もしてみました。

洗って乾燥させたものをパックで密封して保存します

赤パプリカと黄パプリカがたくさん採れたら、彩り最高の素敵な食卓になりそう。。
妄想が止まりません!

売り物野菜の種でも発芽しないものも

他にピーマンの種を試してみたんですが、同じ方法でやっても発芽しませんでした

調べてみたら、スーパーで売っている緑色のピーマンはそもそも未熟な状態だそうですね。種が完成する前の状態で収穫した、「未熟果実野菜」というそうです。
実が未熟だと種も未熟なので、発芽しないみたい。

逆にピーマンが完熟していれば、種は発芽するとのことです。
赤ピーマンがピーマンの完熟した姿だから、赤ピーマンを試したら発芽するのかも

うちの近所のスーパーには赤ピーマンが並んでいないので、試せていません。
赤ピーマンの種をGetしてうまく育てられたら、緑ピーマンも赤ピーマンも楽しめるから素敵!
売り場をちょくちょくチェックしたいところです。

ちなみに上記で試したトマトも、未成熟野菜のひとつだそう。若いトマトだと発芽率は低いそうです。そのため、ちょっと熟れたトマトを採取すると良いみたい。

種の採取で手軽に栽培を♪

採取した種たち

購入すると余りがちになってしまう種。でも野菜から採取する場合は、必要な分だけ採取できるし、本来捨てるはずのものを利用するし、お得感たっぷりです!
私は水耕栽培で試していますが、もちろん土植えでもOK

今まで家庭菜園をしたことがない方も、手軽に始められていいんじゃないかなぁと思います。
おうちで育てたお野菜を食べるのは一番美味しいときに新鮮な状態で食べられるし、何よりも喜びや満足感が高いです。
ぜひお手軽菜園を試してみてくださいね。

ただし、「確実に美味しい野菜を失敗せずに作りたい!」と言う方は、F2ではない購入した種を使った方が間違いはありませんので、その点だけご注意ください。

ちなみに「ニャハハの家庭菜園-ポタジェと水耕栽培」さんが、F1vsF2の対決という大変興味深い栽培実験をされています。

関連サイト

◆ ニャハハの家庭菜園-ポタジェと水耕栽培
トマトのF1品種vsF2品種栽培実験開始!

時間を忘れて読みふけってしまうくらい面白い記事です。

他にもF2でも成功されている方が大変多く見受けられるので、我が家の子たちも立派に育って欲しいです(*^^*)

水耕栽培の必需品!

もし水耕栽培を始められる場合、水耕栽培は身の周りのものを利用して始められる手軽な栽培ですが、成長させる上で「液体肥料」だけは絶対に必要です。

私が使用している微粉ハイポネックスです

私のオススメ微粉ハイポネックス

「微粉」とつく通り粉タイプの肥料で、水に溶かして使います。一部の粉が沈殿するので、少し見栄えは悪いかも。この沈殿した粉も緩効性の成分で、じっくり長く効くから良いものなんですけどね。
似ている商品「ハイポネックス原液」は土用の液体肥料で、水耕栽培には不向きですのでお気を付けください。

私は使ったことがないのですが、ハイポニカもとても人気商品。数々のブログや書籍で使われているものなので、間違いないと思います。

こっちは粉じゃないので見栄えは良さそうですが、二種類の液肥を混ぜる手間があります。

ご自身の好みに合う液体肥料を見つけてくださいね。