スーパーで買ったアボカドの種から、アボカドの木を育てます。
以前「アボカドLOVERSレシピ」のおうちごはん記録で記したとおり、私は週に2〜3個アボカドを食すほどアボカドが好き。
食べるたびに捨てていた、アボカドの種。どうやらこれ、育てることができるらしい……と、ちょっと前に知りまして。
愛するアボカド、もはや食べるだけじゃ物足りない!
育てて、しっかり愛でてあげたい!

いろんな人のアボカド育成記録を見ていると、観葉植物としてもすごく素敵なアボカドがとてもうらやましくなったので、我が家でも育てることにしちゃいました。
アボカド栽培記録はこちら
アボカドを家庭で育てる
育てると決めたからには早速、準備を開始。
種のまま放置すると芽が出ないそうなので、食べたその日にすぐ植えるのがよいそうです。
育てるときの注意点
アボカドを家庭で育てる際、気をつけるのは「乾燥」と「温度」です。
暖かい地域の植物のため、暖かい気候で育つようです。そして乾燥にとても弱いらしいので、土で育てる場合はしっかりと水をあげないといけません。
石川県に住む我が家では、気温に関しての注意は難しいかもしれません。
しかし、以下サイトでアボカドの育て方をご紹介されているのは北陸の方です。
他にも北陸で育てている方・越冬している方もちゃんといらっしゃる様子。ならばウチでもできるはず!
ただし、発芽までにはかなりの時間を要したようです。(3ヶ月以上など)
アボカドを育てるためには辛抱強さが大切ですね。
アボカドの育て方
まず、よいアボカドの種の見分け方。
コップに水をはってアボカドの種を入れた際、沈んでくれる子は育つ可能性が高いそう。
浮いてしまう子は中身が詰まっていないため、発芽してくれない確率が高いそうです。

これは沈んでいるので、中身ぎっちりですね。
そしてアボカドの種からの育て方は二つ。土で育てるか、水で育てるか。
そう、アボカドは水耕栽培もできるんです!
水耕栽培といえば、チューリップが有名ですよね。
私も小学生の時に、学校の授業か何かで育てた記憶があります。
ペットボトルを半分切って上部分を逆さにして、チューリップの球根を置いて育てる、あの水耕栽培です。
そういえば、ペットボトルのカップを逆さまにした形……
スタバのフラペチーノのカップは、まさにぴったりじゃありません?
調べてみると、少数ですがスタバカップでアボカド栽培をしている方もいらっしゃる様子。これは試さねば。
スタバカップで育てる方法
ということことで、スタバへ。
まだまだ寒い北陸の3月。凍えつつも、テイクアウトでフラペチーノをいただきます。
(店内でいただくと、体が冷えて帰り道が辛いかなと思い持ち帰りました。)

めちゃくちゃ久しぶりのバニラフラペチーノ!
寒くても美味しい、さすがのスタバ。温かい部屋で飲むと幸せのひとときです。
さてさて、綺麗に洗ったこちらのカップ。

ふたを逆さにすると……やはり!

水耕栽培に適した形!
しかもこの蓋の穴のところ、想像以上に絶妙なサイズです。

アボカドの種がぴったり〜!
ちなみに置き方ですが、卵型のアボカドの種、とんがってる方が上になるように置きますよ!

水も、カップの上から二番目にあるペコッとラインが入っている辺りまで入れるとちょうど良い量でした。
とてもわかりやすいので、まるでアボカド水耕栽培用に作られたかのようなカップです。
透明なので、水の汚れがわかって良いですし、スタバのカップだからすごくおしゃれな気もしますよね♪
スタバカップを使わない水耕栽培
アボカド、種によっては残念ながら発芽しないこともあるそう。
しかし発芽まで数ヶ月かかることもあるそうなので、やはりすぐに投げ出さず、辛抱強く待つことが大切です。
夏になっても発芽しなければ、その種の育成は諦めることにしてスタートしました。
でもアボカドをちゃんと育てて愛でたいので、発芽の可能性を上げるため、他のアボカドの種も同時に育てることにします。
そんなわけで、スタバカップを使わない水耕栽培も試します。
用意するのはコップ(汚れがわかるように、透明がベスト!)と、つまようじ3〜4本。

アボカドの発芽機能は中心部にあるそうで、つまようじちょっと刺すくらい大丈夫。
アボカドから種をとるときに包丁でちょっと刺す方も多いと思いますが、同じ理由でそれも大丈夫です。
というわけで、コップに引っかかってくれるように、つまようじをアボカドの種にさします。
アボカドの下が水につくように、斜め下に向かってつまようじをさすのがポイント。

アボカドの種の根元1/3〜半分が水に浸るようにして、バッチリ完了です!
お世話は最低でも2日に一回は、そして汚れたら都度、水換えをします。
夏場は水が痛みやすいので、毎日の水換えを推奨します。
土にも植える
100均で入手した、4号の小さい鉢に植えます。土も100均で購入。
アボカドは大きくなるので育った場合は4号じゃ小さすぎるのですが、植え替えるつもりで小さいものを選びました。

実を言うと時系列的にはこの子が一番最初に植えたアボカド4兄弟の長男。(スタバが一番末っ子)
初めての子だったので植えた時は気づきませんでしたが、めちゃくちゃ種が小さいです。
水に入れた時は沈んでくれたから「よっしゃ見込みあり!」と思って植えたのですが、最近は表面もちょっとシナシナしており、心配です。。
でも最初に植えた子なので愛情も深し。しばらく様子を見てみます。

水耕栽培と同じように、とんがっている方を上に半分顔を出させて、土植えも完了です!
我が家ののアボカド4兄弟

- アボカドA 長男/写真右上:H31.3.25に土植え。
- アボカドB 次男/写真右下:H31.3.29にコップで栽培
- アボカドC 三男/写真左上:H31.3.30にコップで栽培
- アボカドD 四男/写真左下:H31.4.1にスタバカップで栽培
四兄弟、私の妄想では全員イケメンな子供達に置き換わっています。笑
……しかし実はこのうちの2つ、アボカドの実だった時代に冷蔵庫で保管してしまったもの。どうやらアボカドは冷蔵庫に入れてしまうと、発芽機能が壊れてしまうことが多いらしく、発芽率はぐんと下がってしまうそうです。。
今回は「本当に冷蔵庫いれちゃったらだめなのかな?」も検証してみたい&愛着がわいたから諦めたくないので、この2つも愛情かけて育ててみます。
とにもかくにも、発芽が楽しみです〜!
アボカド栽培記録はこちら
おすすめの液体肥料
アボカドがある程度まで育った後も「水耕栽培」で育て続ける場合は、液体肥料が必要です。
種の栄養がたくさん詰まっているため、他の植物と比べるとかなりの長期間は水だけで成長できますが、前もって準備しておくと安心です♪
私が他の水耕栽培でも使っている液体肥料で、水耕栽培以外にも土に使うことも可能です。
1000倍に薄めて使用するためコスパが大変良く、他の様々な植物に使えるのでオススメです!