植替えから順調?微妙?横に広がるアボカドの様子〜アボカド育成日記⑦

2021年7月20日観葉植物水耕栽培記録

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前回に引き続き、大変久しぶりのアボカド育成日記です。(1年以上ぶり!)

この空白期間中、前回のアボカド育成日記⑥で宣言していた通り植替えもしたのですが、大きなアボカドの植替えに結構苦戦し、植替え中の写真が撮れず。(床とかに置いてしまえば良かったんですが、広がる葉っぱがグシャっとするとダメージがあるのでは!とついつい過保護に、片手でずっとアボカド固定)

その後雑多日記で記したのですが私自身の引越しも挟んで、「今更植替え日記は期間空きすぎちゃったかな……」なんて葛藤しているうちに、気付けばこんなに時間が空いてしまいました。
↑の雑多日記で触れた通り、引越し時にはアボカドひとつだけ連れて行く形になりまして、その子の現在の様子は……

ハイドロコーン植替えのアボカド

こんな感じ!
下の方の葉っぱはどんどん落ちていきますが、新しい葉っぱもどんどん上から生えたりしています。
最近は高さの成長は緩やかで、横に広がっている感じです。

前述の通り植替え最中の写真はないのですが、植替え時は下調べが不十分でかなりヒヤっとすることもあったので、そのときのこともあわせて記しておきます。

アボカドの植替え

前回アップしたアボカドの様子がこちら。復習です。

1年半前のアボカド

その後、植替え直前はこんな感じ。

植替え直前のアボカド

すっかり大きくなって、鉢(100均で購入したゴミ箱)がびっくりするくらい小さいサイズ。
そして右に置いてある(こちらもゴミ箱)が何かというと……こちらが植替え先として購入したもの。

本当は、一気に大きいサイズに植替えるのはNG
一回り大きなサイズに変えて、それがまた窮屈になったら一回り大きくして……とするのが正しい植替え。
今回は完全に私のミスで、大きすぎるサイズのものを購入してしまいました。

今回購入したのは↑の25型です。(20、25、30、35、40の展開のうち、2番目に小さいもの)

ひとつ小さい20型を購入し直そうか悩んだのですが、当時は注文から発送まで時間がかかるものだったので、ギリギリ行動派の私は引っ越し直前だったこともあり、このサイズで植替えを強行しちゃいました。
何より元が小さすぎたので、「これくらい大丈夫だろう!」という楽観的な気持ちで。

後述しますが、ウチのアボカドさんはもちこたえてくれたものの、植替え直後の状態は良くありませんでした。(他の要因もあったのですが)
一気に大きいサイズに植替えるのはお勧めしません

ゴミ箱

ちなみにゴミ箱自体は、植替えから現在まで半年以上経ちますが、軽くて水漏れもなく大満足です。ちょっと柄入りなので、欲を言えば真っ白のものが良かったけど。

その他の準備物

あとは、培地として欠かせないハイドロコーン(ハイドロボール)

5Lを一袋。ちょうど使い切る量でした。

続いて、水質を良くするための根腐れ防止剤・ミリオンAも準備。

私は面倒くさがりで頻繁に植替えができないため、ちょっと多めかも?と思いつつも、こちらも全て使い切りました。

植替えに苦戦!根腐れも

ハイドロボールの植替えの仕方は下記と同じ。

ただし、↑と違うのは、ハイドロボール→ハイドロボールの植え替えという点。
ハイドロボールからアボカドを取り出すのに一苦労。小さな容器に根がギチギチに張っているし、根がハイドロボールに絡まっている箇所も多くて、ほぐしながら取り除きました。
特に、まるでラピュタ(最後飛んでいくとき)のようにグルグルになったアボカドの根、この中心部分に固まったハイドロボールの除去作業はとっても苦戦。全部で30分〜1時間くらい格闘したはず。

また、根っこには、黒くなってしまっていたものも……。
いわゆる根腐れです。この部分はほぐそうとするとすぐにポロポロ落ちて行きます。

ハイドロカルチャーでの根腐れの原因は、一番大きいのは「水の状態がよくないから」なんですって。
だからミリオンAのような根腐れ防止剤が必要なんですね。
根腐れ防止剤は水を綺麗にしてくれるのですが、同じものをずっと使い続けていると、汚れを吸着する力が弱まってきます。だから定期的な植替えをして、その際に交換することが大事なんです。

が、面倒くさがりな私はかなりの長期間(一年半くらい!)植えっぱなしだったので、ちょっと根腐れしてしまいました。
でも元気な白いままの根っこもあり、枯れずに育ってくれているのは、やっぱり根腐れ防止剤パワーなんでしょうね。

植替え後は元気がない期間が続く

一気に大きくなった鉢でしたが、それだけを見ると違和感もなく、むしろバランスも良くなったので「いい感じだ!」とルンルン気分だった私。
そしてその直後、普通にいつものように液体肥料を与えてしまったのですが……これ、実はNG

植替え後の植物って、人間で言うと消化器系の手術を終えた状態と同じなんですって。
麻酔が切れて目覚めたとき、いきなりコッテコテのステーキを食べる人はいませんよね。流動食など消化に良いものを食べて、徐々に体を慣らしていくことが大切です。
植物にとって、液体肥料はまさに栄養満点のステーキと同じ。私は事前の調べ不足で、良かれと思って液体肥料を与えてしまいました。

翌朝、アボカドの様子が急変。全ての葉っぱが真下に向かってダラリと垂れている状態です。二回りほど小さく見えるアボカドは、ひと目で異常と分かる様でした。
※元気のなさっぷりがあまりにショックだったので、写真は撮ってませんでした。

もうダメか……と思いつつ、とにかくこういうときは何もしないことが最善。水やりも一切せず、太陽の光が入らない部屋の奥に置いて、刺激を与えないようじっと見守りました
すると植替えからおよそ一ヶ月ほど経つと、徐々に葉っぱが上向きに。引越し前のタイミングで、なんとか持ち直してくれました。ありがとうアボちゃん!

次回以降の植替えでは、「サイズは一回りだけ大きめの鉢に植替えること」「植え替え直後は刺激NG、液体肥料も与えないこと」この2点をしっかり実践したいと思います。

現在のアボカドの様子

そんなアボカドさんの現在の様子がこちら。

横に広がるアボカド

まるで両手を広げて「ママー!」と甘えてくる小さな子供のよう。

最近は縦の成長は割とゆるやか。どちらかというと枝分かれをして、横に広がるように育っています。
とはいえ、今や洗濯機と同じくらいの高さなんです♪ ますますお子様サイズ!

アボカドと洗濯機

下の方の葉っぱはすっかり落ち切ってしまいました。

幹から葉っぱが落ちた後

つい数日前まで2枚くらい、一番大きかった葉っぱがこの真ん中のほうにあったのですが、先日ハラリ。
初めてできた枝よりも下、幹から直接ニョキっと生えた葉っぱたちはどんどん落ちていきまして、今は全て無い状態です。

今の方が植え替え直後よりも全体の葉っぱの数は多いんですが、下の方がスッカラカンだとちょっと寂しい感じですよね。見た目的にひょろっとしてしまったので、ちょっと心配。

赤ちゃん葉っぱ

が、上の方からはどんどん新しい葉っぱが生まれてきてくれています!いつ見ても、どこかに赤ちゃん葉っぱが。
この赤ちゃん葉っぱ、少し目を離すとすぐ大きくなります。全体を見ると緩やかなスピードですが、しっかり見ると確実に成長してくれているなぁと感じまして、嬉しい限り。

綺麗な葉っぱ

全体的な葉っぱの状態も、一部先っぽが変色するものもあるのですが(その後数日で落ちていく感じ)、ほとんどは色も形も綺麗。
そしてそれ以上に新しい葉っぱも生えるので、総合的に良い感じなのかな?と思うようにしています。

今後の予定

下の方には葉っぱがなく、上の方だけモリモリある状態のアボカドはヤシの木のようですが、幹が細めなのでちょっとアンバランス。それでもしっかり固い幹でググっと踏ん張ってくれている、我が家のアボカドさんでした。

実はこの鉢のサイズに合う水位計が見つけられず、植替えしてからは水位計なしで育てています

今のところなんとか育ってくれてはいますが、適切な水の量がわからず「なんとなく」になってしまうため、やっぱり水位計はあった方がいいなと改めて感じています
根腐れも心配でそろそろ植替え(根腐れ防止剤の交換)もしたいので、大きな鉢にも対応している、長めの水位計を探さなければ。。

そして引越し後だいぶ落ち着いたので、そろそろもう1アボ、家族に迎えたいと考えているところです。
存在感のあるデカアボカドも愛おしいけど、窓際にちょこんと佇むミニアボカドも可愛いんですよね。

また折を見て、アボカドの様子はお伝えします!

追記:
その後変わらずスクスク育ってくれたアボカドですが……
2023年7月、私が京都でコロナにかかって一ヶ月ほど石川を離れている間に、枯れてしまいました。。

4年半、我が家の生活に彩りをくれたアボカドさん。本当にありがとう!

また別のアボカド成長記録、折を見てアップしたいと思います。