縄文〜江戸時代の遺跡出土品が展示!「金沢市埋蔵文化財収蔵庫」へ

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先日アップした「チカモリ遺跡公園」とあわせて、隣接する「金沢市埋蔵文化財収蔵庫」へ行ってきました!

縄文時代〜江戸時代の遺跡出土品が展示されており、入館無料なので気軽に立ち寄ることができる文化施設です。

水中保存された文化財の木柱根

石川県が有形文化財として指定する、水中保存された「木柱根」も間近で見ることができました!

今回行ったところ

金沢市埋蔵文化財収蔵庫
公式HP

チカモリ遺跡公園のお隣「金沢市埋蔵文化財収蔵庫」

金沢市埋蔵文化財収蔵庫

金沢市新保本の「チカモリ遺跡公園」に隣接する場所にある金沢市埋蔵文化財収蔵庫
チカモリ遺跡公園のシンボルとなっている「木柱列」は復元されたものですが、収蔵庫の方には実際に出土されたその「柱根」などを見ることができます。

2F建ての館内では、チカモリ遺跡から出土されたものだけでなく、金沢市内の遺跡から出土した遺物を時代別に展示されています。
新しい施設ではないのですが、展示品も館内もとても綺麗に整理されていて、職員さんはとっても丁寧に対応してくださり、気持ちよく見学ができました。

開館案内

施設は嬉しい入館無料。月曜日と年末年始がお休みです。
コロナ対策のため、入り口で検温&手指消毒。そして氏名や連絡先などを記入して入館します。

ダメ元で確認したところ写真OKいただけました!が、実際に見た方が楽しいので、ごく一部だけ紹介します。

1F:柱根&縄文~弥生時代の遺跡出土品が展示

まず一番最初に案内していただいたのは1F。
こちらではチカモリ遺跡から出土された木柱根の他、縄文〜弥生時代の遺跡の出土品を見学することができます。

水中保存の木柱根

こちらがチカモリ遺跡の木柱根
水中保存されているので、頭まで全て水に浸かっている状態です。蓋はなくて間近で直接上から見れるので、スマホなど落とさないように要注意。

規模は違うのですが、パッと見た瞬間に、富山県の魚津埋没林博物館を思い出しました。

数千年も土の中に埋まっていた木柱は、空気に触れて乾燥すると、ひびが入って崩れやすくなってしまうそう。
それを防ぐため、空気に触れないように水中保存されているんですって。

円形のもの、切られたようなもの、大きいもの、小さいもの。
様々な形の木柱根を間近で見ることができます。

水槽は部屋の中心にあり、壁側には縄文~弥生時代の遺跡出土品が展示されていました。

縄文・弥生時代の出土品

私はうつわが好きでよく「うつわ展」に行って様々なうつわの美にキュンとしてしまうのですが、ずらっと並ぶ縄文時代の遺跡を目にして、そのときと同じような感覚に。

廊下には手書き&写真で、「土器の模様をつける物」の紹介がされているスペースもあり、どのようにして模様がつけられるのかを学ぶことができます。
縄文土器といえば「縄」を転がしたような模様が特徴的ですが、その「縄」にも種類が多く、結果同じ「縄文土器」でも異なる模様の土器が作られたそう。縄の他にも貝殻を使ったり、棒を使ったり、様々な工夫が施されているんですね。

縄文時代は3千年も前の時代。今とは比較できないくらい物も情報も少ない中で、「美」を感じる土器をこんなに作り上げるなんて……と、縄文人のデザイン力のすごさに、ちょっと感動。

2F:古墳~江戸時代の遺跡出土品が展示

2Fでは、古墳~江戸時代の遺跡出土品が展示されています。

古墳時代から江戸時代の遺跡出土品の展示棚

中央と壁側には、たくさんの展示品がびっしり綺麗に陳列されていました。

実際に訪れるまでは、金沢市埋蔵文化財収蔵庫には「縄文時代前後までの遺跡」だけ展示されていると思っていたので、嬉しい誤算。

江戸時代前後のうつわは、今でも食卓に並べたくなるような素敵なものが多いのです。
磁器も作られるようになり、陶磁器には絵付け染付けもされるようになり……うつわ文化が大きく発展して、芸術がとても重んじられた時代ですもんね。

織部焼(漫画「へうげもの」の題材となった焼き物!)も展示されていて、想定外の出会いに嬉しくなりました。

織部焼

ひとつ残念だったのは、織部焼エリアが私の行ったタイミングでは半分くらいが「貸出中」で見れなかったこと。またリベンジに行かなくては。こういうとき、入館無料がとても嬉しい。

たくさんの展示品

その他、砥石や火打ち石などの生活で使う道具、鉄砲玉などの金属も展示されています。
その時代を想像しながら丁寧に見ていると、結構あっという間に時間が経過してしまいました。

幅広い勉強になる施設

私の趣味でどうしても「うつわ」に目が行きがちになってしまいましたが、随所に説明パネルなどもあって時代の背景なども学べて、とても勉強になる施設でした!

歴史や考古学や芸術。ひとつでも好きなものがあるなら、行って損はしない文化施設だと思います。
無料なのに展示品が多くて、とっても見応えがありました。

前情報も何もなくお散歩途中にぶらりと立ち寄っただけだったのですが、大満足です。

スタンプラリー開催中!

2021年12月26日までの長期間、「石川中央都市圏文化施設周遊スタンプラリー」もやっているそうです!

文化施設周遊スタンプラリー

3個でエコバッグ、4個でクリアホルダーが貰えるスタンプラリー。せっかくなので巡ってみるのも◎ですね(*^^)
スタンプラリーの台紙や記念品の受取は、各施設でできますよ!

楽しみつつ、記念品をもらえるお得さもありつつ、勉強もできる。
夏休みのお子さんにもぴったりの企画ですね。

実は私が石川県に移住してきてすぐの2年半ほど前、同じ施設対象のスタンプラリーは体験済み。
勉強になる上に意外と楽しく、参加して良かったな〜と思うイベントでした。(そのときは野々市市ふるさと歴史館・津幡ふるさと歴史館れきしる・白山市立博物館の3施設へ訪問)

今年は2回目なのでもういいかな〜と思っていたのですが、せっかく今回スタンプもらったし、何よりまだ行っていない施設もあるし、一度行ったところでも再訪することで新しい発見がありそうだし……ということで、ちょっと検討中です。

今回行ったところ

金沢市埋蔵文化財収蔵庫
公式HP

営業時間:9:30~16:30
定休日:月曜日(祝日の場合はその次の平日)・年末年始

住所:金沢市新保本5丁目48番地

※投稿時の情報です。最新情報は施設の公式情報をお確かめください!