優しいお出汁の香りが空港にふわり♪「中佐中店 小松空港店」で義経そば
先月行われた小松航空祭の前日に、予行練習を観に小松市へ。
その日のランチは小松空港にて。空港内にはゆっくりできるカフェもあったのですが、この日はやりたいことがたくさんあり時間が限られている状況だったので……
提供時間が早くサッと食べることのできる、「うどん・そば処 中佐中店」でおそばをいただきました！
この日は夏日だったので、私がいただいたのは「冷やし義経そば」。
やさしいお出汁の香りにほっこりしたランチとなりました。
◆ 中佐中店 小松空港店
–公式HP（本店）
中佐中店 小松空港店
小松空港内の一角にある、「うどん・そば処 中佐中店 小松空港店」さんへ。
昭和を感じるようなレトロな雰囲気が心地よく、暖簾の隙間からただようお出汁の香りがたまりません！
カウンター席のみの小さなお店であまり長居はできませんが、その分回転が早く待ち時間も少なめです。
お店の前、入り口横には美味しそうな食品サンプルがズラリと並ぶショーケース！
店内の壁にもメニューがかけられているものの、そちらは文字のみの掲示なので、入店前に食べたいものを決めておくとスムーズです。
ちなみにビール・日本酒（萬歳楽）・焼酎や、ちょっとしたおつまみを食べることができるので、飛行機による移動疲れの後にクイっと元気を補充することもできそうですね！
ということで、お酒もちょっと気になりつつも、私が今日食べに来たのはお昼ごはん。
視線を麺類の方に戻します。
鴨、にしん、天ぷらなどなど美味しそうなメニューの中で……
私が特に惹かれたのは人気No.1らしい「義経うどんそば」。
小松は、義経・弁慶・富樫による歌舞伎勧進帳でもお馴染みの歴史的物語が繰り広げられたまち。
舞台となった「安宅の関」は、この小松空港からすぐのところです。
/20220916-1/ちょうどこの一週間前に安宅の関へ行ったばかりだった私は、この「義経うどんそば」というメニュー名を目にした瞬間からすっかり気になってしまいました。
（しかも「勧進帳ものがたり館」でやってみた性格占いで、なんと私は義経タイプだったので！）
ということで、今回はこちらをいただくことに。
暑い日だったので冷やしにして、お蕎麦をセレクト。
小松うどんが有名なお店！
ちなみに私はお蕎麦が好きなので迷うことなくお蕎麦を注文してしまったのですが……
注文してから「そうだ、小松といえば小松うどんじゃないか！」とハッとしてしまいました。
「小松うどん」とは江戸時代に発祥したと言われる、小松のおうどん。
当時は将軍家や前田家にも献上されていて、あの松雄芭蕉が奥の細道における北陸の旅の道中に召し上がられ、そのお味を称賛されたそうです。
しかも中佐中店さんはその小松うどんで有名なお店だということを後から知り……
おうどんにすれば良かったなぁとちょっと後悔してたりして。
冷やし義経そば
とはいえ、このときの私は大好きなおそばが食べられることにウキウキ。
お店の中いっぱいに広がるお出汁の良い香りに、食欲もかきたてられちゃいます。
待つこと3〜4分ほど。
こちらが冷やし義経そば（1150円）！
ショーケースのサンプル通り、とても豪華なトッピング。
温泉卵・とろろ・カニ身・鰹節・刻みのり・ねぎ・わさび……
夏バテなどで食欲が無い時でもツルッと食べられる具材たちです。
見た目はとても華やかですが、お味は意外と素朴でナチュラル。
どうしても場所柄のせいかスピード重視！という感じで麺は柔らかめですが、マイルドなお出汁が優しくて、どこか懐かしさを感じるような味わいにほっこりしました。
おうどんは麺自体もモチっとした食感が楽しめるらしいので、次回はやっぱり小松うどんを試してみたい！
ごちそうさまでした
お出汁の香りに包まれる昭和チックな空間は、やっぱりなんだかホッとしますね。
提供が早いから移動前の時間制限がある中でとても重宝しそうなお店です。
ちなみに小松うどんの名店とされる本店ではメニューが全然違うようで、お鍋でいただく高級なおうどんが楽しめる様子。
公式HPに本店メニューが載っていますが、どれもこれもより本格的な味わいが楽しめそうで気になります♪
お財布と相談しながら、近いうちにお邪魔したいところ。
ごちそうさまでした！
