【水耕栽培】プラカップでお手頃カンタン水耕栽培容器♪

2019年8月1日家庭菜園水耕栽培容器

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お手頃・お手軽に家庭菜園ができちゃう水耕栽培

水耕栽培にチャレンジしている方は各自オリジナリティあふれる容器を自作されていますが、私もまさにその一人。いろんな情報を参考にしてメリットを掛け合わせながら、作っています。

プラスチックカップで作った水耕栽培容器です

今回は、「コンパクトな野菜」や「大きくなる野菜の幼苗まで」を育てられる、「プラスチックカップ」で作る水耕栽培容器をご紹介します♪
100均で手に入るものや、スタバなどのオシャレカップを再利用してできますよ〜!

プラスチックカップを加工して水耕栽培!

プラカップ水耕栽培容器」の製作に必要な材料はこちら。

・プラスチックカップ(飲み物を入れるもの)
・クリアカップ(フルーツやサラダなどを入れるもの)
・アルミホイルやアルミシート
・スポンジで育てた野菜の苗

全て100均で揃えられる上に、再利用ができるのでコスパ良しです!

100均で容器を作ります

必要なプラスチックカップクリアカップ

ダイソーで購入したプラスチックカップとクリアカップです

液体肥料を入れるためのプラスチックカップは、ドリンク用の縦長のものを用意します。
そしてその上に重ねて置ける、スポンジ苗をセットする小さなクリアカップも用意します。
クリアカップは重ねられなかったりスッポリ下に落ちてしまってはNGなので、購入前に合わせてみてサイズをチェック!
そのため実物を見ながら、同じお店で購入することをお勧めします。

プラカップにクリアカップを重ねます

こんな風に使います。クリアカップの蓋は使用しません。

大きいサイズのプラカップです

幼苗を育てる場合やコンパクトに育てたい場合は小さめカップで、しっかり育てたいものは液肥をたっぷり入れられる大きめカップを使用します。
(私は移動させやすくて置いている時の安定感がある「小さめカップ」を利用する率が高いです。小さい方がカップの数も多くてお得)

クリアカップの底を切って加工します

スポンジ苗をセットするため、クリアカップの底部分をスポンジ苗が入るようにカットします。

クリアカップの底に四角い穴をあけます

カッターで切ります。
この写真では机むき出しですが、傷つかないように&安全のために、マット敷いて下さいね!

カットするときに気をつけるのは、大きく切りすぎないこと。
スポンジと同じ大きさに切ってしまうと、スポッと落ちてしまいます。お野菜が育つと重みも増してしまうので、それでも落ちないようにスポンジサイズよりもちょっと小さめに切るのがポイントです。

スポンジがすっぽりはまった様子です

小さいとよれちゃいますが、安定感はバッチリです。

アルミホイル(アルミシート)で遮光対策!

クリアカップの加工が終わったら次へ行きます

準備ができたら、藻の発生を最小限に防ぐために遮光対策を行います。
でもその前に!

油性ペンでプラカップに線を引きます

土台となるプラスチックカップに、液体肥料を入れるときの目安になる線を引いておくと便利です。液肥を補充する時の目安になります。
線を引く場所は、セットした時にスポンジ下部が当たらないくらいの高さで。根っこが呼吸もできるように、空気に触れさせる面を作ってあげることがポイントです。

アルミホイルを準備します

準備ができたら、アルミホイルで巻きます
マスキングテープで始点を止めてあげると巻きやすいと思います。

巻き終わりました

ぐるぐる〜っと巻いてあげると、上や下に余分なアルミホイルが。
上部分は切っちゃいまして、下部分はカップの底を包み込んであげると……

完成したプラカップ容器の画像

土台部分、完成です!
カップの内側に赤い線が見えていますね。液肥を補充する時は、この赤い線まで入れてあげます。

このアルミホイルをアルミシートにしてあげると見栄えはちょっとよくなると思います。
可愛い紙を上から貼ってあげると、オリジナルの可愛い容器が完成です。
私は「オシャレにしたい〜」という気持ちよりも面倒臭がりな性格が勝っているのでこのまま使っています。いつか、猛暑が終わって元気が出たら、可愛くしたい……。

実際にセットしてみる

というわけで、作成した容器に実際にセットしてみましょう!

液肥を注ぎます

まずは土台部分に、赤い線のところまで液肥を入れまして。

↑私が使用している粉を溶かすタイプの液体肥料です。
ほんと便利だしコスパ良い。

サニーレタスのスポンジ苗をセットします

こちらはサニーレタスさん。
根っこもニョキっとスポンジ苗の下から飛び出しています。

セット完了です

置くだけの簡単セット!
でも、このままでは、上から光が入って藻が発生してしまいますね。

アルミホイルで遮光する場合

見栄えを気にせず節約志向で行くなら、土台作りで余ったアルミホイルを敷き詰めてもOK。

セリアで購入したインテリアバークの画像

もしくは「インテリアバーク」や「ハイドロボール」、「ココヤシピート(ココピート)」を敷き詰めるとOKです。

遮光のためにインテリアバークを使ってみました

これはミニトマトの幼苗。

こういったデコレーション用のものは、100均だったりホームセンターなどで安価に手に入るし、見栄えも良いです。
育ってきた苗も支えてくれるので、こっちの方がおすすめかも。

スタバカップなどでも作れます

スタバのフラペチーノカップ
当ブログ「ハニコログ。」によく遊びに来てくださる方はもうご存知?
実はこれ、蓋をひっくり返すと水耕栽培に適した形になります。

スターバックスのフラペチーノカップの蓋には穴があいています

この丸い穴の部分にスポンジ苗をセットすることができます。そのため、このカップはほぼそのまま使えちゃいます♪
ロゴがなくなっても気にしない方はこちらのカップにそのままアルミで遮光すればOKですが……

一回り小さいカップを使うとロゴがなくなりません

ロゴを残して、気持ちオシャレにしたい場合は一回り小さいカップを重ねて、その間にアルミホイルやシートを挟めば可愛く使えます。

アルミホイルを間に入れるだけで完成です

上部分のカットをしなくて済むと、面倒臭がりにとっては気持ちがだいぶ楽です。笑

そんなスタバカップ容器で我が家が育てているのは、バジルです!

この猛暑を我が家で唯一喜んでいるバジルさん。めっちゃ元気で、見るたびに葉っぱが増えていきます。そしてオシャレなスタバカップがよく似合います。

ちなみにこのカップはアボカドの栽培にもめちゃくちゃぴったり。
haniko家は今、アボカドだらけですよ。。

すっぽり入る小さいカップがない場合

中に入れるカップ、高さがあって蓋が乗せられない場合はカットすればOKです。

上部をカットしたカップとスタバカップを用意します

アルミシートの切れ端を入れただけの、ズボラ遮光対策。笑

中に入れると準備完了

液肥を入れた小カップを中にいれてセット。

ハイドロボールを敷き詰めたパプリカです

こちらは小さな本葉が出かけたパプリカさん♪

ちょっとした工夫を凝らすことで、楽しく栽培ができちゃいます!

100均やカップの再利用でコスパ良く水耕栽培!

まだ試行錯誤を続けている途中ではありますが、小さいサイズで育てたいお野菜や幼苗に最適なプラカップ水耕栽培容器
なかなか使い勝手が良くて気に入っています♪

一つずつセットするので、その育てている子の状態を見て簡単に移動させることができるのも魅力の一つ。
日向ぼっこさせてあげたり、逆に日が強すぎてへたっていたら日陰に戻してあげたりということが、とっても手軽にできるんです。

また、幼苗を育てた場合は「大型野菜用の水耕栽培容器」にカップの上部ごとお引越しできるので、すごく楽なんです! 一度作ってしまえばとにかくお手軽。

試行錯誤も楽しめて、育てたお野菜を美味しくいただける水耕栽培生活。
ぜひ始めてみませんか〜?(*^^)

関連記事:水耕栽培容器

・プラカップでお手頃カンタン水耕栽培容器♪(本記事)
・一気に育てる!タッパー加工で水耕栽培容器(後日アップ予定)
大きくなる野菜も水耕栽培!大きめタッパーで作った容器

参考にさせていただいた書籍

私の水耕栽培は、以下の書籍を参考にさせていただきました。

掲載されている情報をちょっとずついいとこ取りしたハイブリッドな栽培です。まだまだ研究中ではありますが。

いずれの書籍も、「こんなお野菜まで水耕栽培でできるのか!」と大変感動した書籍ばかり。
またそれぞれ紹介記事を書こうと思っていますが、水耕栽培に興味がおありなら一度チェックしてみてくださいね。

ちなみに、実はいずれも石川県野々市の図書館・カレードで借りることのできる本ばかりです。
近くにお住いの方はぜひ、カレードへも♪