【水耕栽培】小カブを室内×窓際で育てて収穫まで!

2021年3月5日家庭菜園水耕栽培記録

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土を使わず室内で簡単に家庭菜園ができる水耕栽培。今回は小かぶを栽培しました!

小カブ/小蕪

葉物野菜と違って大きくなる実の部分を支える「培地」が必要なので、今回はココピートを使用。
あとは水耕栽培お馴染みのプラカップ・タッパー・スポンジ・アルミホイルで、小かぶを立派に育てることができました(*^^)

小かぶの水耕栽培

水耕栽培=葉物野菜がお手軽で簡単なイメージが強く、このブログでも葉物野菜中心に記録してきました。ですが実際に育ててみると、小かぶの栽培もとっても簡単
最初の準備さえしっかりして、あとは葉物野菜より水切れしやすいのでそこさえ気を付ければ、美味しい小かぶが収穫できました。

水耕栽培は日当たりの良い場所と液体肥料、あとは100均で揃えられる材料だけで簡単に楽しめます。(ココピートは値段的には100円前後で入手できますが、最近100均では見かけないかも。。)

小かぶは「虫がつきやすい野菜」と言われますが、室内で育てたこと・寒い時期でもあったことから、虫の発生はゼロでした。
さらに今年、私が住む石川県は大雪に見舞われたのですが、室内なので天候に左右されることもなく、立派に育ってくれました。水耕栽培さまさまです!

必要なもの

小かぶの水耕栽培に必要なものは以下。

  • 小かぶの種
  • 水耕栽培用の液体肥料
  • タッパー栽培容器(タッパー・スポンジ・アルミホイルorアルミシート・ココピートなどの培地)

ほとんど100均で揃えられます。

小かぶの種

小かぶ

100均で購入した小かぶの種。今回は、上部が赤色・下部が白色になっている、綺麗な二色が特徴的な小かぶです。

いつも2個で100円というかなりコスパの良い種を使用するのですが、今回はちょっと奮発・プレミアムシリーズ。一つで100円の種です。
とはいえホームセンターなどで買うと2〜4倍くらいするので、コスパはじゅうぶん良い感じです。

水耕栽培用の液体肥料

私が使っている肥料は、微粉タイプの液体肥料。微粉ハイポネックスです。

希釈率によって用途が変わるのですが、水耕栽培用の場合は2グラムで2リットルの液体肥料が作れます。

最初にドバッとタッパーに入れた後は、減ってきたら足していきます。
葉物野菜ばかり育てていると水切れすることもそうそうないので、なかなか減りません。コスパ良すぎです。

水耕栽培タッパー容器

容器については大型野菜水耕栽培容器の作り方を改良しつつ、中型タッパーで作成。作り方は以下をどうぞ。

ただそちらにも書いた通り、ちょっと改良の余地があるようなないような……
さらなる改良を重ねたら、リライト予定です。

小かぶの栽培記録

本来、小かぶはとても成長が早いお野菜です。
水耕栽培容器の試行錯誤を重ねながらなので、発芽〜ある程度大きくなるまでは、少し時間がかかりました。
ただ一度大きくなり始めると、あとはノンストップでどんどん育ってくれました!

種まき〜発芽まで

窓際で栽培を開始。ココピートに直接種まきをしてから5日くらいで発芽しました。

小かぶの発芽

いつもは催芽蒔きをして確実に発芽するもの1つだけを植えるのですが、今回は催芽蒔きではなく、2つずつ種を植えて、間引く作戦。
というのも、カブは葉っぱだけでも美味しく食べられるので、間引いたものを別のカップでちょっと育ててみようと思ったから。(後ほど登場!)
結果、あけたての種は発芽率がすごく高い上にどの種もしっかり成長してくれそうだったので、間引くもの選びはちょっと悩みました。

根っこが下のスポンジを突き抜けるまでは、ココピートの上から液体肥料やりをしてあげます。

序盤はゆっくり成長

前述の通り容器の問題なのか、はたまた気温の問題なのか(ちょうど北陸は大雪が続いた時期でした)、序盤の成長スピードはゆっくり。

かぶの葉っぱ

このサイズになるまで、3週間くらいかかりました。
小かぶは早ければ1ヶ月半で収穫できるとのことなので、このペースは多分遅め。このときはまだ、「ただ草が生えている」という感じの状態です。

でもそこからさらに1週間。

根元がちょっとだけ、ふっくらしてきました!

葉っぱも大きく

葉っぱもだいぶ生い茂ってきました。
ここまでほとんど液体肥料は減らなかったんですが、この辺りからどんどん減りが早くなります。

間引いていた子を食す!

この状態で、葉っぱは既に食べられる状態です。かぶは「ベビーリーフの種」などにもレギュラーとして入っているお野菜ですが、ベビーリーフで食べるよりもだいぶ大きい状態です。食べ応えばっちり。
発芽後に間引いて別のカップで育てたものも、同じくらい大きく成長しています。

間引いていたかぶ

こちらは使わないコップ(リボベジとかでよく使っていたもの)にココピートを入れて、液体肥料で育ててきたお手軽小かぶ。
大きめベビーリーフとして育てるなら容器作りも不要で簡単です。

引っこ抜いてみると、マイクロ小かぶが出来ています!

小さいながらに、カブ感はしっかり。
こちらお味噌汁に入れていただきました。汁の実にちょうど良いサイズです。

収穫できるサイズに成長

間引いた小かぶたちを食べつつ、タッパーの小かぶを引き続き育てます。
ある程度葉っぱが生い茂ってから、さらに3週間ほど。

気づけば、カップパンパンなくらい大きくなった小かぶたち!
ココピートから顔を覗かせているところは、綺麗に色づいています。

立派な葉っぱ

葉っぱももりもり。上から見ると、小かぶが全く見えません。

種まきから約2ヶ月ちょっとくらいですね。

小かぶを収穫!

すっかり大きくなった小かぶを収穫

収穫した小かぶ

カップ部分をおさえて引っこ抜くんですが、結構グリグリひねったり力を入れないと抜けないくらい、しっかり根を張っていました。
根っこにココピートがたくさんついているので洗って落とします。

ココピートを落とした小蕪

赤と白の二色が綺麗!
葉っぱも瑞々しくて立派です。スーパーで買うと葉っぱの一部が萎びていることもありますが、鮮度が高くて全て綺麗な緑色!

ひとつ収穫した状態

生茂る葉っぱの量から、一つ減ったと感じられないくらいの水耕栽培容器の様子。

一度に収穫して一気に使ったり保存するのも良いですが、私は食べる直前まで育てておく派です。
収穫後はその瞬間から鮮度が落ちて行ってしまいますよね。でも採りたての新鮮なお野菜を都度いただけるのが、家庭菜園のよいところ! 室内栽培だと外まで採りに行く必要もないので、さらにお手軽です。
ただ一気に収穫しておくと、すぐに次の栽培が始められるので、それはそれで良いですよね。

ちなみに別の小かぶは、赤部分がほとんどを占めているものも。

赤部分が多いかぶ

この子はちょっと斜め気味に傾いて伸びていたので、日光に当たる部分が多かったんですね。

小かぶの断面

皮が赤くても、中身は純白。この彩りも綺麗です。

収穫した小かぶを活用!

収穫した小かぶを使ってお料理!
かぶは実も葉っぱもまるごと使えるので、それも嬉しいポイント。

ピリ辛豆乳味噌めん

ピリ辛豆乳味噌めん。入れた野菜はカブ1/2だけ。いつもはラーメンにしますが、今回はうどんで作りました。
かぶはクリーム系にも汁物にも合いますね。
しっかりめに煮込むとトロトロ柔らかくて、カブのお味もしっかり美味しく、大満足。

中華パスタ

中華パスタ。こちらも野菜はカブ1/2だけ
葉っぱの量が多いので、野菜たくさん入っている感覚になります。食べ応えバッチリ!
トロトロに煮込むのもよいですが、火の通しを軽くするとちょっとシャキシャキ。
同じ野菜でも食べ方を変えると、大きく印象も変わりますね。

今回は麺類ばかりになっちゃいましたが、お漬物や煮物、シチューにも◎

小かぶが育つと嬉しい!

葉物野菜もいいけど、やっぱり実ができるお野菜が家庭菜園で収穫できるとより嬉しいです。
ちょっとハードルが高そうに見えますが、最初の準備液体肥料切れさえ気をつければ、あとは葉物野菜とほとんど同じようにして育てることができました。

間引きサイズでどんどん育てていくのも、かなりお手軽にできるからおすすめ。手間なしで育てるにはもってこいです。

次は何を育てましょうね。引き続き、水耕栽培ライフ楽しみます!