【リボベジ】野菜の切れ端を再生させる!〜ニンジン編

2019年5月15日リボベジ再生野菜

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本来捨てるはずの生ゴミを再生させる、リボーンベジタブル。略してリボベジ
野菜の切れ端とお水と入れ物さえあればできる、超簡単な再生野菜です。

人参のリボベジ

リボベジにはまりまくっているhanikoのリボベジ記録!
今回は家庭でよく使う野菜「にんじん」の記録です。

ニンジンの切れ端を再生させる方法

人参のリボベジは、実ではなく葉が再生します。

普段から捨てられがちの人参の葉ですが、栄養価がすごく高く、同量で比べるとかなりの数の栄養素がにんじん本体(根)以上だったり。消臭効果がとても高く、体臭の原因となる「脂肪の酸化」も防いでくれるし、とても優秀なんです!

再生させる方法はとっても簡単。必要な手順は2つだけです。

  • いつもより少し長め(1cmくらい)にヘタ部分を切る
  • 入れ物に入れて、ヘタの断面だけ浸る程度の少量の水を入れる


いつも捨てている人参のヘタ部分をいつもより気持ち長めに残し、ヘタ上部に水がかからないようにしつつ、水を張った容器に入れる。ただこれだけ!
するとヘタの部分から葉がニョキニョキ伸びてきます。一日一回以上の水換えをして衛生的に保てば、肥料なしでしっかり葉っぱが成長します。

注意点は水を入れすぎないこと。思ったより少なめの水で大丈夫ですよ。

haniko家で再生させたニンジン記録

人参の葉っぱ、成長(再生)スピードが大変すさまじいです。

実は途中途中で「今週こんな感じです!」という風にシリーズ記事にしようと思ってたんですけど、一記事で一気にまとめられるほどスピーディーに大きくなってくれました。

2019年4月29日、開始!

人参のリボベジ開始

開始したばかりの人参さん。1〜2cmほどの長さでヘタを残しました。
入れた容器は、100均で買った鉢皿です。(植木鉢が2個セットに対して鉢皿が3個セットで販売されているので、余ってた)
容器は人参のヘタの裏が浸るくらいの水を入れられるものであればなんでもOK!
食品トレイとか豆腐のカップとか、本来捨てるものを利用すれば完全に費用をかけずに始められます。

この人参さんは長らく冷蔵庫に居座っていたため、すでにちょっと芽が出ています。

芽が出ていない人参でも、最初だけ少し時間がかかりますがリボベジできますよ〜。

2019年5月1日、葉っぱが。

葉っぱが出てくる人参

始めてから2日、既に葉っぱが出てきています。実は4月30日の段階でちょっと出てきてるんですが「さすがに早すぎだし気のせいかな……?」なんて思ってました。気のせいではありませんでした。
3月から始めていたアボカド栽培がかなりゆったりした成長なので、それに比べちゃうと早すぎて怖いくらいです。笑

でも育ってくれる人参がどんどん愛おしくなり、一日一回を予定していた水換えは愛でタイムが増えたことにより、朝と夜の一日二回に。
ヘタの裏に若干のぬめりを感じたら、ヨシヨシ優しく撫でながら落としてあげます。

2019年5月3日、成長。

葉っぱが大きくなる人参

更に2日。確実に葉が大きくなっています。
アップで見ると木みたい。可愛い。

2019年5月6日、更に成長。

新しい茎も生まれる人参

GW中はたくさんお出かけをしていて、帰ったら疲れでぐったりしちゃう日もあり、一日二回の水やりが一日一回になることがちらほら。
それでも元気に育ってくれる人参さん。右側には新しい茎も生まれています。

2019年5月7日も成長、そして仲間が加わった!

大きくなりつつ新しい人参もリボスタート

使い切った新たな人参さんをお迎え。
鉢皿にもうひとつ置けそうだったので、お隣へ。

しかしそれ以上に人参一号がしれっと信じられないほどの成長っぷりを見せています。右側の葉っぱ、この一日でどれだけでかくなってるんだ!

2019年5月9日、相変わらず成長

成長が早い人参

一号、後から生えてきた葉っぱがぐんぐん成長し、最初の葉を抜かしました。
二号、まだ葉っぱは見えませんが、芽がニョキニョキ複数成長しています。

そして夜。

大きくそだっています

二号にもついに(というほど待ち時間は長くない)葉っぱが出ました。
朝から夜でこれ。成長スピードが半端ないですね。

2019年5月10日、再び新たな仲間!

3つめの仲間

新たな仲間、三号が増えました。本当はこの前後にも四号になるはずの子がいたんですが、うっかりギリギリのところまで料理に使ってしまったので、三号で現在とどまっています。(でも人参よく食べるので、このまま行くとどんどん増えそう)
この三号は買ってすぐ使い切ったので、冷蔵庫で芽がでていない状態からのスタートです。

そして一号の成長っぷりは変わらず、毎日が成長期。
比べて二号は一本の葉が伸びる感じではなく、たくさんの葉が同時に成長しているようです。
同じ人参でも、芽の出方や葉の伸び方に個性がありますね。こうした違いを楽しむのも面白いです。

2019年5月12日

大きく育ちます

一号、二つ目に伸びた葉っぱはそろそろ食べ頃かもしれません。(育ちすぎると硬くなって、炒めないと食べるのが難しい)
しかし愛着が沸きまくり、「明日はどれくらい大きくなってくれるのかしら」と我が子を思う気持ちになってきています。観葉植物としても可愛い葉っぱ。どうするべきか……!

二号は相変わらず同時にニョキニョキしています。いろんな葉が一斉に成長する分、縦にはまだそんなに大きくなっていません。

そして三号はこの日すっかり撮影忘れてました(三号ごめん……!)が、一号二号と同じように既に芽が出ています。

裏側も綺麗です

ちなみに一号の裏部分。再生野菜、特にヘタを使うものは後ろ部分にカビが生えたり腐ってしまうこともあるみたいですが、ちゃんと毎日水換えをしてあげて、ぬめりを感じたら撫で落としてあげることで、裏も綺麗です。

この裏、写真では確認できませんが中心部分がぽっこり膨らんでいます。緩やかなコマみたいな感じ。
そのため人参を入れた鉢皿を持った状態で歩くと、人参さんがくるくる回っちゃいます。上部分に水かからないかヒヤヒヤしますが、可愛い。

2019年5月14日、ひとつ終了

3つの小部屋に分けてみた

別の入れ物に移し変えました。
二人部屋でもよいのですが、どちらかに万一のことがあった場合、道連れになってしまうかもと考えたためです。この容器は100均で買ったお皿ですが、冷静に考えると1本30円で買った人参のヘタ部分に対して、超豪華な個室ですね。

変わらず全ての子が元気に育ってくれています。嬉しい。
一号、縦への成長がそろそろ止まったかな?と思ったところで、二本の葉の間にまたまた新しい葉っぱが。

23cmのにんじんの葉

半月で23cmほど伸びました。すごい!

そんなわけで、だいぶ大きくなったのでこれで一つ目の子を収穫しようと思います。
次男・三男のリボにんじんも、すぐに食べ頃を迎えそうですね。

後々調べてみると、人によっては10cm段階が一番食べ頃と感じる人もいるみたい。
伸びすぎると硬くなるそうです。

結論:ニンジンのリボベジはとても簡単

毎日の水換えさえやってあげられたら、肥料なしで元気にスクスク成長してくれる人参。初めてのリボベジチャレンジにもってこいです。成長著しい人参さんは、毎日伸びるからお世話するのがとても楽しいです。

葉っぱも本当に可愛いので、観葉植物としても良いと思います。キッチン周りに緑があるのはとっても癒されます!

ニンジンのリボベジでの注意点

簡単な人参のリボベジですが、挑戦前に調べて気を付けた点や、実際に育ててみて気になった点をいくつか。

ヘタに水がかからないようにする

人参のヘタ上部に水がかかると、一気に腐ってしまうことがあるようです。前情報を得ていたので私は腐らせることはありませんでしたが。。
水を張るときは必ずヘタ上部が浸らないように。そして水換え時も、ヘタに水がかからないようにしてあげると良いです。

水換えは毎日!

一日一回の水換えをサボって、腐らせてしまう体験談をいくつか読みました。
最低でも一日一回、ちゃんと水換えをしましょう!

裏部分のぬめりをとってあげる

水換え時に、人参の裏がぬめっとしていることがあります。この感触があったら、ちゃんとぬめりを取ってあげましょう。
おそらくこのぬめりを放置すると、カビや腐敗の原因になってしまいます。
私は毎日の水換え時に「よしよし」と愛でながら裏部分洗っていたので綺麗な状態を保つことができました。

腐ってしまったらすぐ処分

腐ってしまうと周りの子にも影響が出てしまいますし、食品を扱うキッチンが不衛生になってしまいます。

元々生ゴミになる予定だった子ですから、異変を感じたら思い切って捨ててしまいましょう。

水を入れすぎない ※2019年6月追記

実は、上記の育成日記ラストで入れ物を変えましたが、その後2日ほどで人参がダメになってしまいました。
最初は急に暑くなったので気温が原因かと思いましたが、今「水を入れすぎないこと」だけ気を付けて後続の人参たちをリボして、とても順調に育っています。

小さな入れ物になったので、水がほんのちょっとだけで良かったのですが、大きな入れ物に入れていた時と同じくらいの量を入れていました。そのため、切断された人参の根元の数mmが浸るくらいになっていたのですが……
人参の底だけが浸る程度の水で十分です。水が多すぎるとダメになってしまいます。。

リボ人参は途中から底の中央部分がぽこっと出てくるので、容器に置くと少し浮いた状態に見えます。その浮いた部分に水が当たる程度の量で大丈夫です。

ニンジンは初心者にもおすすめのリボベジ!

水筒と並べて長さを比較

自分で再生させた野菜。種から手がけたわけではありませんが、それでも「育てた」感覚があるのでその野菜に対して愛着が沸きます。いただくときもより美味しく感じるし、食べることへの感謝も生まれます。

「生ゴミ」として捨てられるはずのものだったヘタから芽生える命。スクスク成長している様子を見ていると、ちょっと不思議な感じがします。好奇心から始めたリボベジですが、とても感慨深いです。
今後もどんどん育てようと思いますが、育てすぎて腐らせてしまってゴミ屋敷にならないように、どんどん食べていこうとも思っています。

まだまだ先ですが、リボベジ記録は夏休みのお子さんの自由研究にも良さそうですね。人参はすぐに成長するから絵日記とかも楽しそう!

節約にもよくて楽しいリボベジ、私もどんどんチャレンジしていきます♪

リボベジの本

育てても食べても楽しい簡単リボベジ、実は書籍も多数出版されているんですよ。

手軽にできるリボベジがたくさん紹介されている本。
リボベジ初心者は特にいつでも読めてすぐに実践できるように、一冊手元に置いておくのも良いですね(*^^)