栄養満点!金沢名物「どじょうの蒲焼き」で夏バテ撃退

2021年8月17日お食事系,石川を知る石川県,金沢市

本サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

先日、「どじょうの蒲焼き」を差し入れでいただきました。

どじょうの蒲焼き

全国的には、あまり食べるイメージがないどじょう。
どじょうの蒲焼は金沢名物で、ソウルフードとして古くから楽しまれているそうです。

なんと「ドジョウ一匹=ウナギ一匹」に匹敵する栄養価を持つという衝撃的な事実も知り、夏バテ対策にガッツリいただきました!

金沢名物「どじょうの蒲焼き」

2年半前に京都から石川に移住してきた私は元々どじょうを食べるということに馴染みがなかったので、かつて居酒屋で「どじょうのからあげ」を食べたときも驚きつつ、恐る恐るいただきました。

おとと屋でいただいたドジョウのからあげ

口に入れた瞬間「恐る恐る」が吹っ飛び、さくっとした食感がたまらない大変美味しいからあげに、すっかりヤミツキに!
そんなこんなで大感動したからあげだったのですが、金沢でどじょうと言えば蒲焼の方が一般的だそうです。

うなぎと違い、ガッツリ食べるには、どじょうは「一人一本」では満足できないサイズ感。
小さなどじょうを一匹ずつ開いて、一本ずつ串に刺して焼いて……という作業を大量に行うのは、かなり大変だと想像されます。
それでも金沢市民のソウルフードとしてずっと愛され続けたため、夏の味覚として外せない、金沢名物のひとつとなったんですね。

どじょう1匹=うなぎ1匹の栄養価!

そんなどじょうの蒲焼き。
蒲焼きといえば「どじょう」よりまず「うなぎ」が浮かんでしまう移住者目線で、気になるのはうなぎとの違い
特にうなぎといえば、栄養満点・滋養強壮・精がつく……と、体に良いパワフルなイメージがとっても強い食べ物です。スタミナ食材の王様と言っても過言ではありませんよね。とはいえ高級なので、頻繁に食べられるものではありません。

うなぎとどじょう。お値段もサイズも全然違うんだから、比べるのはちょっと酷かも……と思いつつも調べてみると、どじょう1匹=うなぎ1匹に匹敵する栄養価をもつというなんとも衝撃的な事実を知ることに。

よくある「100g計算」のようなものかと思いきや、あの小さなどじょうそのままで、大きなうなぎに匹敵する栄養価なんですって。びっくりですよね。

どじょうの蒲焼を食す!

どじょうのすごさが分かったところで、早速いただきます!

輪ゴムで串をまとめられたどじょうの蒲焼き

10本の串が輪ゴムに止められています。(このままナイロン袋に入った状態でいただきました♪)
袋から出した時点で、蒲焼き特有の芳ばしい香りがたまりません。匂いだけで食欲増進という強烈なパワーが発せられています。

輪ゴムをほどいたどじょうの蒲焼き

輪ゴムをとってパラパラ。この上にタレをかけます。

付属のタレは小さめ3本。
全部使うには多い気がしましたが、最近「他の料理に使おう」と取っておいた余ったタレたちが冷蔵庫を占領してきているので、贅沢に全て使っちゃいました。

タレをかけたどじょうの蒲焼

上から全がけ。
10本分を足してもうなぎ一匹に満たないサイズ感ですが、うなぎ10匹分の栄養価がここに集結

気になるどじょうの蒲焼のお味ですが……
どじょうのほろ苦さ・旨味・香ばしさ、そしてタレの甘じょっぱさが口の中で広がって美味!

うなぎのような「ふっくら感」はありません。それもそのはず、脂質はうなぎの9分の1なのでとってもヘルシー
ふっくらした食べ応えを求めているときは物足りないかもしれないけど、逆にサッパリしているからこそ、いくらでも食べられちゃう感じです。

今回は夕飯の中の一品としていただいたのですが、食べ歩きでいただくおやつとしても◎だし、おつまみやお酒のアテにこれ以上ないくらいピッタリだと思います。
手が止まらない上に、とっても日本酒が飲みたくなりました。

ごちそうさまでした

栄養満点でヘルシーなスタミナ食!
クセになり、食べ終わったあとも「おかわりが欲しい!」と思っちゃうどじょうの蒲焼でした。

うなぎは一匹数千円。どじょうは一匹100円前後。
そう考えるとコスパがすごすぎてビックリ。

どじょうの蒲焼きは専門のお店がいくつかある他、金沢市内のスーパーでも購入できることがあるそうです。
近江町市場では多数のお店がうなぎの蒲焼を販売。小さなどじょうの蒲焼きだけど、お店によって味やこだわりが違うみたいなので、食べ比べも楽しそうですね。

コロナが落ち着いて県外の友人を呼べるようになったら、どじょうの蒲焼を食べ歩きしたくなりました。
その日を楽しみにしながら、今はとにかく健康第一。
夏バテ撃退・免疫力アップのどじょうパワーで、この夏を乗り切ろうと思います!