【水耕栽培】ミニトマト定植!プランタースタンドをあんどん仕立てに♪

2019年7月31日家庭菜園水耕栽培記録

「ハニコログ。」は、石川県野々市市に移住したhanikoの日常記録を綴ったブログです。
詳しくは「掲載記事等について」をご覧ください。

※当ブログ内の画像・文章などの転載はご遠慮ください。
※当ブログではアフィリエイト広告やAdSense広告を利用しています。

以前、スーパーで買った美味しいミニトマトから採取した種を発芽させたhanikoです。

前回紹介したミニトマトの様子がこちら。

スポンジから成長したミニトマト

水のみで、4つの種が本葉も出てくれるまでに成長しました!

それから現在もスクスクと順調に育ち、先日ついにタッパーを加工した水耕栽培容器に定植し、「あんどん仕立て」にするべくプランタースタンドを利用してみました。
全部100均で購入したものばかり。再利用もできるので、コスパはバッチリです♪

ミニトマトの水耕栽培

前回の記事からおよそ一ヶ月が経過しました。現在の様子がこちら。

水耕栽培で成長を続けるミニトマトの写真

ベランダで水耕栽培を続けていますが、順調に元気に成長してくれています。

水耕栽培の容器を2回変更

成長記録の前に、使用した容器について説明をしておきますね。今回、成長に合わせてミニトマトを2回植え替えています。

1度目はプラスチックカップへの植え替え。

プラカップを利用して植えたミニトマトの写真です

プラスチックカップを二つ重ねて作りアルミホイルで遮光した、簡単なオリジナル水耕栽培容器です。コンパクトに育てるお野菜や、大型野菜の幼苗を育てるのに適しています。
土のように見えるものはココヤシピート(ココピート)だったりインテリアバークだったり。デコレーション用のもので、土はあくまで不使用です。

そして2度目はタッパーへの植え替え。

タッパーを加工した容器に植え替えたミニトマト

5Lのタッパーをちょっとだけ加工して作ったもの。
プラカップでは栽培できないほど大きくなる野菜に使えるオリジナル水耕栽培容器です。

  • 関連記事:大きくなる野菜も水耕栽培!タッパー加工で作った容器(後日アップ予定)

それでは、順を追って成長記録♪

2019年6月30日、プラカップに植替え

植替えに使った道具の写真です

前回の記事でミニトマトを撮影したのが6月25日だったので、それから5日後。
本葉が出た後は成長が止まったので、これ以上水だけで育てるのは無理かなと判断し、植替えることにしました。

頼りない根っこがスポンジの下から出ています

しかし根はまだちょろっとしているくらい。
大体の種はスポンジの真下に根が出てきてくれるんですけど、ミニトマトはスポンジの下から横から、いろんなところから根がちょろちょろ。だいぶ暴れん坊です。
プラカップへの植替えで根を傷つけないように、最新の注意を払う必要がありました。

セットしたミニトマトの苗

小さいカップにミニトマトのスポンジ苗をセット
横から出てる根っこも、カップの下に出すように……とすると、スポンジ部分の大半が下へ。。

プラカップを重ねて植替え完了です

これを、液体肥料を入れた大きなプラカップの上に重ねればOKです。液体肥料の量は、根っこが当たるまで。
根っこに空気を与えるため、スポンジ部分&根っこの上部には液肥が当たらないようにした方が良いのですが、根っこが下にまっすぐ伸びてくれていないので、今回はちょっとスポンジも当たるようにセットしました。
根っこが伸びてきたら、液肥の量を調整します。

↑私が使用している肥料です!

あとは液肥に光が当たらないよう、上側の小さいプラカップに遮光対策を施します。光があたると藻が発生し、見栄えが良くなかったり生育に影響が出てしまう可能性まであるそうです。
アルミホイルやアルミシートでも良いのですが、ちょっとでも見栄えを良くしたかったため、100均で購入した「インテリアバーク」やホームセンターで90円で購入した「ココヤシピート(ココピート)」を苗の周りに乗せてみました。
苗も比較的安定するような気がするし、一石二鳥かも!

ちなみにココヤシピートは乾燥したらすぐ周りに飛び散ってしまいます。上からの水やりをしないこの使い方はすぐに乾燥してしまうので、あまり向いていないかもしれません。。

2019年7月9日、成長加速

本葉が徐々に大きくなるミニトマトです

液肥を与えるようになり、成長スピードが加速。大きくなりましたね。

……左上のココヤシピートのカップが一つだけ大きいのは、このとき考えがあったから。
以下の水耕栽培本で「超コンパクトにしてお家の中で育てることもできるよ!」と紹介されていたので、でっかい花瓶(正確にはキッチンツールスタンド)に植替えられるように大きなプラカップを使用したんです。

様々なお野菜の水耕栽培のコツが載っていて、大変参考になる本です♪

……しかし! 太陽が高いと我が家の中には一切光が入ってこず。ミニトマトは光をものすごく好むお野菜なので、外で育ててあげる方が良いなということに。
花瓶(キッチンツールスタンド)でミニトマトを育てるという野望は砕け散ってしまいました。

今では「全部小さいカップにしとけば良かったー」と後悔しています。

とはいえ夏以外はめちゃくちゃ室内栽培に適したお家なので、違う季節に「お部屋でミニトマト」はチャレンジしたいです!
そもそも今やってるこのミニトマト栽培、栽培時期が一般よりだいぶ遅れていますしね。。

2019年7月15日、2度目の植替え!

根っこが伸びて大きなプラカップの底まで届くようになったら、タッパーで作った大型の水耕栽培容器に植替えます

このとき、容器の準備さえ出来ていたら植替え自体は本当にカンタン。植替えというより移し替えが正しいです。

長く根が伸びてきたミニトマトを移し替えます

小さいプラカップごとひょいっと持ち上げ……

カンタンな植え替え作業の写真です

ぱこっとセットするだけ。はい、楽チン!

スポンジと液肥の間は、根っこから呼吸も必要なため、ちょっとあけてあげます。
あとは藻の対策のため、タッパー全体に遮光シートカバーにセットしてあげたらもう完了!

タッパーの加工は最初だけ面倒だけど、やり始めると意外とすぐ出来ちゃうし簡単だし、一度作れば他のお野菜にももちろん次期のミニトマトにもずーっと使えるので便利です♪

ベランダに出してあげるのですが、うちのベランダの床はコンクリート。
そのままだとガンガンに熱が上がってしまうので、対応が必要です。

すのこの写真です

これまた100均で購入した「すのこ」を使用。これを敷いてワンクッションおいてあげるだけで、だいぶ変わります。

すのこの上に容器ごとおいてあげます。

バッチリ、準備完了です。
植替えはこのタッパー容器が最後。いわゆる「定植」ですね。

それにしても、なんて可愛いミニトマト♪

2019年7月23日、プランタースタンドの出番

液肥の減りも早くなり、成長スピードはどんどん加速するミニトマト!

倒れかかりつつ大きく育ったミニトマトです。

可愛らしかった幼さの残る苗が、一週間でこんなにでっかくなりました。しかし、倒れてしまっています。そう、ミニトマトには支柱が必要
それは土で栽培しようと水で栽培しようと同じこと。大きく細長く成長するミニトマトは、何かしら支えが必要なんです。
でも水耕栽培の場合、土のようにグサッと支柱を立てることは出来ないですよね。。

プランタースタンドの写真です

そこで今回私が使うのはこちら、これまた100均で買ったプランタースタンド
これより背の高いサイズ(200円)もありますが、そうすると口径も大きくなってタッパーの上に乗らなくなってしまうので、私はこちらの方が使いやすいなと思います。

プランタースタンドを二つ重ねた写真です

さらに伸びたら、こうやって二つ重ねて固定して、高さを増やすこともできるんです。

ということで、早速使います。

乗せただけですが、こんな感じ! タッパーにすっぽり乗せられるんです。
液肥の補充はタッパーの蓋を空けて、プランタースタンドと蓋ごとズラすようにすればカンタンに行えます。

ただし一つ懸念点があり、プランタースタンドの色が黒いのと材質上、直射日光を受けるとかなり熱くなってしまいます……。
うちのミニトマトはこの猛暑の中でも、今のところプランタースタンドの熱と共存して成長を続けてくれています。が、何かしら対策を考えないといけないかも。

そのため、支柱をうまくセットすることができる環境があるなら、普通に支柱を使った方かもしれません。普通の支柱も100均で購入できますしね。

でも支柱立てる環境がない!という方は、熱に気を付けながらプランタースタンド使ってみてください!

2019年7月31日、あんどん仕立てに

というわけで、現在のミニトマトさんの様子です。

立派に育ったミニトマトです

しっかり育ってくれていますね!

一番左は、ようやく本葉が出かけたパプリカ。まだ強い太陽に弱い幼い子なので、左側の容器だけお家の中に入れたり出したり……とちょっと手間がかかっています。笑
ミニトマトが全部同じ大きさのプラカップだったら、ここに植えられたんですけど。。
このままだとサイズも種類も違うパプリカの生育に影響があるかもしれませんので、考え中です。
問題起きたらすぐに移し替えられるのがこの容器の良いところ

麻ひもで誘引します

支柱はぐるぐると巻く「あんどん仕立て」にしたいので、麻ひも(ビニール紐でもOK)をゆる〜く8の字に結んで今も絶賛誘引中です。
まっすぐ元気に育ってくれていたミニトマトをぐいっと倒すのはちょっと不安も大きかったのですが、あんどん仕立ては高さを抑えて成長させられるし、実もつきやすいそうです。

高さが気にならない場合は、プランタースタンドの真ん中をまっすぐ伸ばす形で育てるのも良さそうです。

誘引直前のミニトマトの様子です

こちらは誘引直前ですが、まっすぐ真上に育っています。そのままでも結構支えになってくれそうでしたよ。

引き続き成長を見守ります!

というわけで、だいぶ大きくなってきたミニトマト。これからの成長も楽しみで、何より実をつけてくれるのがとっても楽しみ。
スーパーで買ったミニトマトの種という「F2品種」なので、美味しい実がなるかはまだわかりませんけどね。

でも、今年のとんでもない猛暑っぷりに不安を抱いています。
もともとミニトマトは暑さには強いけど、さすがに猛暑の中だと生育が悪くなってしまうそう。。

あと、プラカップの子はどうやって育てようか未だに悩み中です。
支柱もまだ考えていない……!

とにかく様子を見ながら試行錯誤を続けながら、ミニトマトの水耕栽培を続けます♪

※ 追記:
今更な追記となってしまいましたが、このミニトマトたちは2019年秋に複数回やってきた強い台風により、全滅してしまいました。。秋トマトはおいしいという噂にワクワクしていたのですが、やっぱり夏に全盛期を迎えるのが初心者には一番だったかもしれません。
開花・結実などは少ししたので、かなり時間が経ってしまいましたが、折を見てプチ記録を書こうかと思っています!(ただし2020年5月現在、書きたい水耕栽培ネタが溜まりすぎているため、後回しにしています。新しく育てて日記付ける方が先かもしれません……!)