縁起が良い紅白の鏡餅!〜石川県のお正月①

2021年1月2日石川を知る石川県,金沢市,野々市市

お正月に欠かせない鏡餅。
門松・しめ縄とともに、新しい1年の神様をお迎えするために飾られるものとされています。

この鏡餅、白い二段重ねのお餅が一般的ですが……
石川県の金沢市をはじめとした加賀地方では、ちょっと変わった鏡餅を見かけることが。

紅白の鏡餅

ズバリ、紅白の鏡餅
石川県ではピンク色のお餅と白いお餅の重ねという、見るからに縁起良さそうでおめでたい鏡餅で神様をお迎えするんです。

加賀地方の紅白の鏡餅

紅白の鏡餅が見かけられるのは、石川県の加賀地方。
なぜ紅白の鏡餅が飾られるようになったのかというと、加賀藩主に献上されたことが起源だそう。

ふつうは白い餅だが、金沢では縁起のよい紅白2色の餅を使う。江戸時代、加賀藩主に献上された紅白の餅が起源で、長い歳月をかけて庶民にも浸透した。ただ、下が紅(ピンク)、上が白という前田家に対し、一般の家庭ではその逆。殿様と同じでは畏れ多いというので、上下反対にしたといわれる。

【4K動画】えっ、紅白の鏡餅!?:ちょっと変わった金沢の迎春行事/ニッポンドットコム

加賀藩前田家のしきたりが庶民に浸透して、加賀地方では正月の鏡餅=紅白の鏡餅となったんですね。

紅白といえば、日本ではお祝いのときに必ずと言っていいほど使われる縁起の良い配色。
鏡餅の意味はお正月飾りの中で「神様の拠り所」としての意味があるそうですので、おめでたい鏡餅となれば、神様の居心地も良さそうですね。

石川のためだけに紅白鏡餅を製造するメーカーも!

私は関西から石川県に移住したのですが、始めて石川で迎えた12月は、スーパーで陳列された鏡餅の半分以上が紅白であることに、大変びっくりしました。
地元のメーカー・地元のお店の鏡餅も並んでいるのですが……

全国で鏡餅のシェアNo.1を誇る越後製菓も、石川県のために紅白の鏡餅を作っているんです!

越後製菓の紅白鏡餅

そのためなのか、「紅白の鏡餅が一般的」と思われている石川県民と出会うことも。
私が最初「鏡餅、こっちでは紅白なのか!」とビックリしているところに「それが普通でしょ?」と当たり前のように返されたので、「私がずっと見てきた白い鏡餅の方が珍しいものだったの?」とすぐさま検索しちゃいましたよ。

華やかでおめでたいお正月に♪

華やかな鏡餅

白い鏡餅に見慣れた私、紅白の鏡餅を見てまず思ったのが「可愛い!」でした。
紅白のおめでたさはもちろん、ピンクと白の重ねられた鏡餅はとても華やか。お正月の特別感がより高まるように感じます。

最近はオンラインでお買い物もできますし、石川県外の方も、次のお正月は紅白の鏡餅を飾って石川気分を味わってみては?
よいお正月を〜(*^^)