「津幡ふるさと歴史館れきしる」へ〜石川文化施設スタンプラリー②
金沢市主催で行われている石川中央都市圏文化施設周遊スタンプラリー。
前回野々市市ふるさと歴史館に行ってきた私ですが、続いて向かったのは津幡町。
津幡ふるさと歴史館れきしるへ!
津幡町で出土された文化財や、俱利伽羅合戦の資料などが展示された資料館で、有意義な時間を過ごせました。
◆ 津幡ふるさと歴史館 れきしる
–公式HP
津幡ふるさと歴史館 れきしる
「津幡ふるさと歴史館 れきしる」は、本津幡駅が最寄りの資料館。津幡の歴史を知ることができる文化施設です。入場料は100円とリーズナブルです。
私は石川に移住してから初めて行く津幡町。金沢市隣接の町なので、石川車なし生活を送っている私でもアクセスは楽チンでした。羽咋にある「道の駅のと千里浜」で行われた「のどぐろ祭」に行っていたのですが、その帰りに寄れるベストな場所でした!
倶利伽羅合戦・近代までの津幡の歴史などが展示
施設内・展示物は撮影NGだったので、テキストだけでのご紹介ですが……
展示されているのは以下のようなものたち。
- 津幡町から出土された文化財(縄文時代〜)
- 日本最古のお触書「加賀郡牓示札(かがぐんぼうじふだ)」とその風景再現
- 俱利伽羅合戦の資料と再現
- ・近世〜昭和までのジオラマや写真
津幡町には倶利伽羅峠があります。歴史で習った、「倶利伽羅源平合戦」の舞台となったところなのです。
そのため、歴史に興味がある方はとても楽しめる内容のはず。
また、昭和の写真展示はトンネルみたいになっていて、ちょっとドキドキしました!
豪雪のときの写真もあり、二階から出入りしている人の写真を見て「石川は年次第でここまで降るのか」とちょっと覚悟。
期間限定の展示
そして常設展示だけでなく、期間限定の展示も行われています。
私がお邪魔したこのときは、「明治150年記念企画展」が行われており、季節ごとにテーマが変わるコーナー「民俗資料展示」では、「娯楽」をテーマとして取り扱われていました。
明治150年記念企画展
明治天皇がおみえになったときの資料や、明治時代に使われていた教科書が展示されています。
なんと、この教科書は実際に手で取って見ることができました!なかなか明治時代の書類を触ることなんて無いので、貴重な体験です。
算数や理科というおなじみの教科書も、雰囲気は全然違います。また、「女子の作法」という時代を感じる教科書も。
今でこそ男女平等になったけど、150年前はこういう教科書もあったんですね。
こちらは平成31年3月24日(日)までの展示です。
民俗資料展示「娯楽」)
こちらでは昭和のリビングの風景が再現されていました。昭和時代、人によっては「懐かしい」と感じるレトロな空間がたまりません。
昔のラジオ等が展示されていたのですが、そのラジオから音声がずっと流れています。クリアではない音質までレトロ感があり、少しほっこりした温かみを感じる空間でした。
こちらは平成31年3月末までの展示です。
れきしるの周りにも楽しめるスポットが
れきしるのすぐ脇には、廃城となった「津幡城跡」が。
近くに詳細が書かれたパネルがあります。
また、れきしる敷地内ではありませんが、徒歩でも行ける距離のところに「まちなか科学館」などもあるようです。
れきしる自体も大きな文化施設ではないので、単体で行くより科学館などと合わせてお出かけするのも楽しそうです。私はこの日夕方に伺ったのでれきしるしか行けませんでしたが、この辺りまた散策も兼ねて見学してみたいです。
津幡の歴史を学ぶなら!
100円でなかなか素敵な体験&学びを得られました。
職員さんのご対応もとても温かく、今回受付時間ギリギリに伺ったのに、笑顔で優しく迎えてくださいました。
実際に触れることのできる展示も、自分の体験となり忘れにくいので、なんだか糧になった気がします。
スタンプラリーのスタンプもGet!
さて、次回はどこに行きましょうか。スタンプを集めながら、引き続き石川県の歴史を学びます!
◆ 津幡ふるさと歴史館れきしる
–公式HP
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
定休日:月曜日(祝祭日の場合は、直後の休日でない日)・年末年始(12/28〜1/4)・展示替え整理期間
住所:石川県河北郡津幡町字清水リ1番地1
電話番号:076-288-2101
※投稿時の情報です。最新情報はお店の公式情報をお確かめください!
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