【DQB2】ドラクエビルダーズ2感動のクリア〜DQB2をプレイして②
ドラゴンクエストビルダーズ2のプレイ日記、本記事は「プレイ始めました」に続いて2つめの記事になるのですが、クリアしました。
本当は途中にもプレイ日記をアップしたかったんですが、画像をPS4から持ってこようとPS4起動したらついついプレイしちゃって、日記書く前にクリアしてしまいました。
載せるつもりで数百枚スクショ撮ってたんですが。。
もともと涙腺が弱っちい私ですが、今回のDQB2はめっちゃのめり込んだせいで、最後の方ほろほろ泣いてしまいました。
そしてクリア後の喪失感……「あぁ、終わってしまった」と胸にぽっかり穴があいています。まだまだまだまだ、クリアしてもやることはあるんですけどね。笑
でも本当ーーーに良いゲームでした!
物作りが楽しいだけでなく、ストーリーやキャラクターも魅力的で、笑っちゃう要素もたくさんあって!
ということで、感想を長々と書きます。
主観的な感想なので、違う見方や感じ方も大いにあると思います。
そしてがっっっつりネタバレしますので、超絶ネタバレ注意です!!
※掲載画像はゲーム内のスクショ画像で、公式ガイドラインに則って掲載しています。このページで利用している画像は株式会社スクウェア・エニックスを代表とする共同著作者が権利を所有するため、画像の転載・配布はおやめください!
DQB2の魅力
最初の日記にも書いた通り、私の今回のDQB2への熱は割と尋常じゃなく、最初からクリアした今もずーーーーっとはまり続けています。DQシリーズもDQB1も大好きですが、ここまで熱が上がりっぱなしではありませんでした。
なぜこんなに私がDQB2にはまったんだろう、と、私が感じたDQB2の魅力について考えてみました。
主人公が魅力的
最初の日記で「シドーに胸キュン!」と言っていた私、シドーの魅力ももちろん欠かせないのですが、実は今回「主人公」の魅力がのめり込んだ一番の理由かなと思っています。
まず、ドラクエシリーズって、基本的に主人公に強い個性があんまりないんですよね。
名前はこっちで決めるし、プレイヤーが選ぶ「はい」「いいえ」以外は喋らないし。だからこそ、主人公=自分に置き換えることで、自分が冒険しているかのように感じられる。それが「ドラクエシリーズ」のひとつの魅力だと思います。
感情豊かな主人公のふるまいに感情移入
今回のDQB2も無個性……と思いきや、そういった魅力的な要素を残しつつも、でもなんか感情がむき出し。主人公の「自分の気持ち」を、体や表情、ボイスを使って全身で表現するんです。
プレイヤーには身振り手振りにしか見えない形ですがゲーム内では喋りまくっています。話し相手が「え、◯◯だって?」と復唱してくれることで主人公の言葉がプレイヤーにも確認できるのですが、しっかり主人公が自分の考えや感情を持っています。村人たちの意見に反対することもあったり。
周りから「お前ってほんと変だよなー」みたいにからかわれて、「えー!」と驚いたり「むー!」と怒ったり。何か作った時は「へっへーん」とドヤ顔したり。
それがとっても可愛いし、主人公に対する愛着がものすごくわきます。
だから主人公=私という単なる「置き換え」ではなく、感情移入してのプレイになります。
「一心同体」で冒険をしていることもあれば、「我が子を見守る」ような気持ちでハラハラすることも。
プレイヤーである「私の気持ち」と主人公の「自分の気持ち」が重なった時、喜ぶ時は二倍喜べるし、悲しむ時は二倍悲しむ。
そうして、ストーリーにのめり込むことになったのだと思います。
主人公の性格「お人好しっぷり」がすごい
本作、主人公の「お人好しっぷり」が半端ないです。
主人公が迷い込んだ世界は「ものづくりは悪! 破壊こそ正義!」という「ハーゴン教」を全人類が信仰しているという世界。
そんな世界で、「ものづくりは楽しい」と信じて物を作り続けるビルダーの主人公は、オープニング時点で魔物たちに捕らえられていて、船の中でいきなり奴隷扱い。魔物もびっくりするほど理不尽な命令をしてきます。
「物作りは悪だから、俺たちが物を作るわけにはいかない! でもないと困るからアレ作れ!」
「船に穴が空いたが、俺たちは物作りできないから修理できない! でもこのままじゃ沈んでしまうから、一人で直せ!」
なんて無茶苦茶。。笑
こんな意味わからん理屈で要求されたことにも、ニコニコ笑顔で引き受けて物作りをする主人公。なぜニコニコ物作りを続けるのか。
それは「物作りは楽しいから!」
敵味方関係なく、物作りを頼まれたらなんでも引き受けちゃうお人好し。
楽しそうに笑顔で物を作る主人公に、周りはどんどん心が動かされていきます。
冒険中に出会う人間たちは最初、「破壊が正義」と教えられている中で、自分たちの村を自分たちで壊しています。そんな暗い、未来が全く見えない世界。
こうした中で主人公の明るさは、本当に太陽のようで、たまらなく愛おしかったです。
シドーに恋心を抱く
シドーへの胸キュンは相変わらずです。
本質は破壊神なので、破壊しかできません。
主人公があまりにも楽しそうに物作りするから自分もやってみるけど、何を作ろうとしても壊れてしまいます。それがなんだか母性本能をくすぐられるというか。笑
「自分は壊すのと戦うのが専門。主人公は物作りが専門。そういう役割で、俺たち最高のコンビだな!」
と言うことを随所で言ってくれて、どこに行くにもずっと一緒。
主人公が作った武器で、シドーが敵を倒す。戦いのプロであるシドーが強い技を編み出して、それを主人公に教える。
もう、お互いがいなくてはならない存在になります。
「戦いは俺に任せろ!」ってよく言ってくれて、それって「お前は俺が守る!」ってことだなと拡大解釈し、キュンキュンテンションは常に上昇!
喧嘩した時めちゃくちゃツラかった
主人公への感情移入めっちゃしてて、シドーへの愛が溢れ出ている私。
3つめの島「ムーンブルク」の城の展開はめちゃくちゃ悲しかったです。
兵士の依頼で、牢屋を作らされる主人公。そして作った直後、牢屋に入れられたのはシドー。
シドーのあまりの強さに危険を感じた城の者が、王に進言した……とのことでした。
「俺を入れるために、お前がこの牢屋を作ったのか?」
と静かに怒るシドー。
違うと言いたいのに、話しかけようとすると「言い訳なんて聞きたくない!」と。。
ショックを受ける主人公。以来、牢屋に近づこうとしても城の人間に止められてしまいます。
ごはん作って近くまで持って行ったり色々したんですけど、会えませんでした。。
この島では「魔法兵器」という圧倒的な破壊力をもつ武器を作り始めていたため、シドーは自分の役割「破壊・戦い」が奪われるような気がしていて、少し前からずっとムシャクシャしていました。
戦いのための魔法兵器ができてしまえば、戦うことしかできない自分はいらなくなるんじゃないかって。
そんな中で起きたこの事件。
冒険していく中で目覚めようとするシドーの内にある「破壊神」は、今まで主人公たちとの間に感じていた絆によって抑え込んでいました。
それなのに、主人公に見放されたような気になってしまったシドーは、どんどん自分を見失っていくことになります。
そしてシドー投獄が城内の裏切り者の策略だったことがわかり、解放されることとなりましたが……ボス戦直前でのタイミングだったため、「自分の力が必要になったから解放するのか、なんて勝手なんだ!」と誤解を招いてしまいます。
そしてこの一言。
絶交って……
もう私、気が気じゃなかったです。笑
いつも島をクリアしたあとに探索するのですが(強モンスターとか、謎解きパズルとか)、今回ばかりは早く仲直りしたかったのでムーンブルクを全然探索しないまま帰途へ。
そのままクリアまで行ってしまったので(シドーへの愛が強く、行かざるをえなかったので)、未だに探索できていません。いかなきゃ。笑
主人公とシドーのナイスコンビっぷり
破壊が得意なシドーと、物作りばっかりやる主人公。
この二人、本当にいいコンビ。
物を作るのに破壊は必要
ムーンブルクの一件の後、シドーは色々あって、黒幕であるハーゴンに連れ去られます。そこで破壊神として目覚め始め、世界は崩壊へと向かいます。
「世界を守るため」ではなく「友達のシドーを助けるため」に、主人公はたった一人で世界の果てにある「約束の地」へと乗り込み、今まで敵だった魔物たちと一緒に物作りをすることに。
魔物たちは自分が助かるために、消えゆく世界から脱出するための「箱舟作り」に参加しますが、そのとき物作りの楽しさを知って主人公に惹かれていくことに。
そこで「物作りは正義だ、破壊は悪だ!」という極端な心変わり。かつて信仰していた「破壊=正義を掲げるハーゴン教」の旗を見るのも嫌になる、と言う魔物もいました。
冷静な魔物も、【「破壊」と「物作り」は対極にあって、決して相容れないものだ】と。
それに対して主人公は暗い顔で考え込みます。そして箱舟が完成するときに、ハーゴン教の旗を箱舟の中に飾ります。
主人公は「破壊は悪ではない、必要だ」と。その言葉を聞いて、魔物たちも「破壊なくして物作りはできない」ことに気付きます。
新しい何かを作るということは、古いものを壊さないといけませんから。
つまり、主人公とシドーも同じこと。
どちらも必要で、どちらも大切な存在なんです。
その後助け出して、二人で作り上げた新しい世界……!
破壊と物作り、両方を合わせた結果の素晴らしい世界です。
はいたっち!
ボスを倒すとやる「はいたっち」、めっちゃ好き。
主人公の友達としてのシドーが復活したときのはいたっち、ここで私は涙。
本当可愛い子たちだ。。
ちなみにクリア後も、シドーに話しかけると「ん、はいたっちしたいのか? しょうがないやつだぜ」とたまにやってくれます。きゅん。。
影で支えてくれたルルがいい子
冒険には一緒に行かないものの、主人公とシドーのことを一番に考えてくれたルル。
出発の時は見送ってくれたり、
主人公とシドーが敵に捕まってしまった時は、舟乗り場でわらベッドを敷いてずっと待ってくれていました。
シドーとルル、たまにいい感じになるからライバル意識が芽生えることもあったけど……笑、でも本当にいい子。ちょっと(結構)ワガママなところも魅力的。
主人公とシドーが喧嘩した時も、豹変しつつあるシドーに物怖じせず、ただただ心配し続ける優しい子です。
仲間思いで、ちょっと口が悪くなることもあるけど。笑
三人あってこその、ドラゴンクエストビルダーズ2でした。
もちろん三人以外にも魅力のあるキャラクターたくさんです。全員好き。
が、ひとりひとり語ってしまうとボリュームが大変なことになるので(既にこのブログ記事、過去最高の文字数になっています)、キャラクターについてはこれくらいにしておきます。。
プレイして思わず笑ってしまう箇所がたくさん
主人公とシドーのやりとりだけでも面白いとこ多いんですけど、随所に笑ってしまうところがたくさん。
主人公のこと褒めすぎ
主人公が何かを達成すると総出で集まってきて、褒めてくれます。
わらわら集まって口々に褒めて、体からハートを出すみんなにちょっと笑っちゃいます。
生活リズムがかぶりすぎ
村人はみんな、日々の生活を送ります。ご飯食べたり、トイレに行ったり。
それぞれ生活リズムがかぶりすぎて、行列がえげつないです。笑
一つじゃ全然足りない……!
卵が散乱
牧場を作らないとニワトリがたまごを色んなところに産み落とします。
出来たばかりのピラミッドを映す格好いいはずのシーンなのに、たまごが。笑
物作り、楽しい!
そしてやっぱりドラゴンクエストビルダーズといえば、物作り!
1から遥かにパワーアップした物作り。
ブロックの種類数が多すぎて、自由度がめちゃくちゃ高いです。
動物の飼育も出来て、羊から綿をもらったり、ニワトリからたまごをもらったり、牛からミルクを絞ったり。
たまごや牛乳はお料理にも使えます。(お肉も。。)
犬や猫のペットも飼えるし、繁殖もできます。
ストーリークリア後に解放されるレシピもあるし、クリア後に一から街づくりできる島にも行けるようになるし、楽しみ方は無限大。
↑これはストーリー内で出てくるところだけど、こういう建物も景色も、自分で自由に作れちゃいますしね!
みんなに自慢できるような立派なお城や風景を作ることもできる。
生活する村人のことを一番に考え、住みよい街を作ることもできる。
クリアした島にも自由に行けるから、そこを発展させるのも楽しそう!
住人のお引越しもできますし。
1と違い、ストーリーで愛着のわいたキャラクターたちとずっと一緒にいれるのは本当に嬉しいです(*^^*)
クリアしたけど、本番はこれから
ということで、クリアしたけどやることはまだまだあります。
レシピやアイテム、未だに半分以上見ていないです。。どれだけやることあるんだ!笑
大体いつも「ゲームクリア後は攻略サイトも解禁!」としているんですが、未発見が多くてまだまだ自力でできることもあるはず。解禁はもうちょっと後にします。
シドーやみんなと一緒に、平和な世界でのんびり物作り。
めいっぱい楽しみます! 数年楽しめそう。
たったひとつだけ、不満なことも
最後に不満を書くの? という感じですが、実はひとつだけ。
それはセーブデータを一つしか作れないこと。
やり直しせずに一つのデータでやり続けるのは私のプレイスタイルでもあるし、ものづくりゲームにおいて一つだけのデータをやりこむのは至極当然なことかもしれませんが。。
私はストーリーも楽しみたい・やりこみたい派。できれば周回プレイしたいんです。二週目・三週目で気付くこととかもあるから。
今すぐにでもまた周回プレイしたい気持ちありますし、少し時間を置いてまたやりたくなることもありそうです。
でも今のデータは絶っっ対消したくない。
データ複数作れたらいいのになー。新しいユーザー作ってやるしかないかなー。
……とりあえず今はしばらく、現在のデータでのんびり楽しむことにします。やることは無限大!
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