金沢・浅野川の加賀友禅燈ろう流し〜百万石まつり前夜祭in2022
3年ぶりに金沢で開催される百万石まつり!
その前日、前夜祭として行われた浅野川の加賀友禅燈ろう流しを観に行ってきました。
金沢の初夏の風物詩として広く愛される灯籠流し。
幻想的な光景にうっとりしてきました。
◆ 金沢百万石まつり
–公式HP
百万石まつりの前夜祭
石川に移住して4年目を迎える私ですが、1年間石川県を満喫した後にコロナ禍となってしまい、そこからずっとおまつり・イベントは中止ばかり。
そんなわけで百万石祭りに行くのは2回目です。
そしてその前回(2019年)の百万石まつりのときは、前夜祭で灯籠流しが中止になっていました。(2018年に灯籠が燃えて消防車が駆けつける事態になったため)
過去の灯籠流しの幻想的な写真をたくさん観て「いいなぁ、観たかったなぁ」と思いを募らせていたので、今回は開催されると聞いてとっても楽しみにしていました!
前回のトラブルを受けてか、今年はろうそくではなくLEDが使用されたそうです。
まず向かった金沢駅では、翌日の百万石まつりの準備がどんどん進んでいました!
灯籠流し「加賀友禅燈ろう流し」
ひがし茶屋街付近までやってきて、浅野川に到着。
すっかり日が落ちかけています。ものすごい数の人がいて、びっくりしました!
近くで地元の方たちが「こんなに人来てるの見るの初めて」とおっしゃってたので、久しぶりの百万石まつり&灯籠流しをどれほど多くの人が待ち侘びていたのか、一眼で分かるような光景でしたよ。
初夏を告げる風物詩として金沢では広く知られる灯籠流し。
「浅野川の灯籠流し」と呼ばれる灯籠流しですが、正式には「加賀友禅燈ろう流し」というそうですね。
19時になって、委員会の方や市長などの挨拶が終わると、いよいよ灯籠流しの始まり!
日が落ちかけてきたとはいえ、まだまだ明るい中のスタート。
綺麗な絵が描かれた灯籠がふよふよと流れる様子は可愛いです。
ただ、水流が穏やかなのか向かい風がすごいのか、ストップしたり逆戻りしたり……
毎回、私の目の前近くにたまる状態。
なんとなく立ち止まって見ていた場所だったので、ちょっとラッキー。
スタッフさんや報道カメラマンさんが流れるように押し出しても、すぐにまた戻ってしまう……という状況が最初ずっと続いたので心配になりつつ、可憐な灯籠も頑張って進もうとしているように見えて、応援したい気持ちが芽生えます。
周りにいる小さい子が「頑張れ〜!」と声かけしてることも微笑ましくって。
そうこうしているうちに辺りも暗くなってきて、橋がライトアップされました。
その頃くらいからじわじわと、みんなの祈りが通じたのか流れ出すように。
灯籠の灯りがうっすら透けて見えて、とても綺麗……!
たま〜にやっぱり、こちら側に流れてたまってしまうこともあったりしつつ……
幻想的な光景にうっとり。
スタッフのみなさんが冷たい川の中で一生懸命流してくださってました。
ありがとうございます!
この灯籠流し、以下のような思いが込められて行われているそう。
- 加賀友禅と川のつながりへの感謝
- 加賀友禅業界に携わって来られた故人の霊を慰める
- 今後の加賀友禅の繁栄への願い
今回流された灯籠は600個。きらびやかな灯籠に彩られる浅野川は、本当に素敵でした。
去り際、ちょっと高いところからもパシャリ。
近くで見ても綺麗でしたが、遠くから見てもまばゆい光景です。
浅野川では5月に「鯉流し」、6月にこの「灯籠流し」、7月に「笹流し」と、3つの「流し」が行われているんだとか。
この3つを総称して「三流し」と言うそうですね。
まだ他の2つは観ていないので、次回それぞれタイミングが合えば観に行きたいです。
メインイベントも楽しみ!
とても素敵な前夜祭でした!
帰宅してからもまだまだ幻想的な情景が心に焼き付いています。
6月4日はメインイベント・百万石行列なども行ってきますね♪
今年2022年の前田利家公役は竹中直人さん、お松の方役は栗山千明さん。
小学生くらいのときから栗山千明さんが本当に大好きで、色々影響を受けた時期もあったりする私。生で近くで見れること、とっても楽しみです!
今年は百万石行列の写真撮影についての注意が公式HPでなされているので、行く予定の方はチェックをお忘れずに!
メインのお二人は撮影NG、一般人の方についても最大限の配慮が必要とのこと。写真コンテストも中止になっています。
◆ 金沢百万石まつり(公式HP)
–百万石行列 観覧の方へ撮影・録画に関するお願い
–百万石まつり写真コンテストについて
肖像権問題は難しいですよね。「いかなる状況でもだめ!」という声もあれば、「お祭りなど公の場の場合は、社会通念に照らすと撮影を了承していると見なせる」という専門家の声もあったり。
ただし今回は公式が自主規制を求めている状況なので、私も百万石行列での写真撮影は控えようと思います。
ブログアップするしないに関わらず、とにかく思い出として残しておきたい私としては個人的には残念ですが、今回は写真無しでしっかり目に焼き付けてきます!
◆ 金沢百万石まつり
–公式HP
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