九谷焼のうつわを堪能!「第114回・九谷茶碗まつり」レポ
2023年GWに開催された、「第114回・九谷茶碗まつり」に行ってきました!
毎年5月に行われる九谷焼のビッグイベント。
3会場で行われた分散型のおまつりで、じっくり九谷焼のうつわを吟味しました。
お気に入りのうつわもいくつか入手してホクホクです♪
◆ 九谷茶碗まつり
–公式HP
2023年 第114回 九谷茶碗まつり
九谷焼のうつわがズラリと集結し、しかもお祭り特別価格で購入できる九谷茶碗まつり!
石川県能美市で毎年GWの5月3〜5日の3日間で開催されている、うつわ好き・九谷焼好きにとっては見逃せない素敵なおまつりです。
九谷茶碗まつりのメインとなる会場は、能美市内の3箇所。
(その他にも能美市内の実店舗・窯元も開催場所とされているので、実質はもっともっと多いです)
分散型なので一箇所に人が集中することなく、各会場は賑わいつつも混雑を避けることができるため、しっかりうつわを吟味できるお祭りなんです♪
さらに嬉しいのは模擬店もたくさん出店されているので、能美グルメも堪能できること!
しかも期間中はのみバス全線の乗車が無料という太っ腹さ!
私のような石川車無し生活をしている私にも、県外から電車でやってきた観光客さんも、空き駐車場探しに難航するのがイヤな地元民さんにも、大変ありがたいサービス。
ぜひぜひ今後のお祭り時も、続けていただきたいです。
そんなワケで、のみバスに揺られながら私も全会場を巡ってきました!
根上会場(根上総合文化会館)
まずは、JR能美根上駅から徒歩10分ほどの会場・根上会場(根上総合文化会館)へ。
外には模擬店のテントがたくさんあって、とても賑わっています。
うつわは文化会館内で販売されていて、大きな円形ホールで14店舗、小ホールでは1店舗が出店されていました。
円形ホールの中で、私が特に好きだったのは虚空蔵窯(こくぞうがま)さん!
個性的で斬新な形状・デザインが特徴の窯元さん。
繊細な絵付けが施された九谷焼らしいうつわの他にも、The・九谷焼という感じではない素朴さを感じられるうつわもたくさんありました。
初日に訪れた時はいったん見送ったものの、「やっぱり欲しい!」と最終日にもう一度訪れて、お皿を2枚Get!
こちらは小ホールの九谷青窯(くたにせいよう)さん!
実は↑の写真を撮ったのはおまつり最終日。
初日はものすごい列でして、入るだけでもなんと30分近く待つほどの人気っぷりでした。
1971年に創業された九谷青窯さんは、普段使いしやすいうつわが大人気。
オンラインでも、特に楽天市場の口コミ高評価っぷりがすごいんですよね。
九谷焼の伝統を大切にしつつも、若い陶工さんたちが自由な発想や感性を活かされていて、今の時代にあったうつわづくりをされている窯元さんです。
お値段もお祭り価格でリーズナブルのものが多くて、1,000円以下のものもたくさん!
現品限りなので争奪戦も起きながら、今回は一目惚れしたぐい呑みを一つGetしました。
戦利品は記事の最後にまとめます♪
和田山会場(能見ふるさとミュージアム)
続いてのみバスに乗り込み、和田山会場(能見ふるさとミュージアム)へ。
こちらはミュージアム前と隣のホール、あわせて18店舗がズラリ!
ぶらりと一巡すると、会場には能美市の公式キャラクター「ひぽ能ん」と「ゆず美ん」が遊びにきていました♪
そうそう、このとき知ったのですが、サンリオの人気キャラクター「シナモロール」が能美市応援大使に就任したそうですよ。
能美×サンリオの記念グッズ、クリアファイルを貰っちゃいました!
キャラたちと戯れたあとは、メインとなるうつわ巡りに集中。
窯元によって全く雰囲気が異なるので、見ているだけでも非常に楽しいです!
こちらでもぐい呑みを2つ購入♪
根上会場でもぐい呑み買ったけど、気にしない気にしない…!
お気に入りのうつわがおうちにあると、気分もモチベーションも上がりますからね。
腹ごしらえ
ランチどきになったので、模擬店でグルメを堪能!
まずは能美グルメ。
九谷茶碗まつり2023の初日が初出店となった「能美豚饅」をいただきました。
まだお店は無いそうですが、とても美味しくて今後のイベント出店が見逃せません!
続いて、名古屋からやってきた春日井よし乃さんのいちご大福。
もちもち求肥と白あんが絶妙!丸ごといちごの甘酸っぱさもたまりません。
この日めちゃくちゃ暑かったので、最後にかき氷も。
暑さにグッタリ気味でしたが、一気に復活!
ということで、最後の会場へ。
九谷陶芸村会場
のみバスに揺られて最後の会場・九谷陶芸村会場へ。
バスは観光ルートなら直通があり、連携ルートならバス停「泉台コミュニティセンター」で降りて徒歩10分ほどで行くことができます。
九谷陶芸村会場はブース出店はなく、実店舗がズラリと並んでいます。店舗数は12店!
ブースよりも格段に広いお店なので、1店舗ずつのボリュームがすごく、見て回るのも体力が必要です。
いっぱい腹ごしらえして良かった!
ギャラリー館などでは若手の陶芸作家さんの作品が展示されていて、たくさん鑑賞ができました。
焼成中の登り窯
また、うつわ販売やギャラリー鑑賞だけでなく、登り窯の見学をすることもできました。
なかなか見る機会は少ないので、嬉しいですよね!
陶芸村内から見える場所ではないのでちょっと分かりづらいのですが、「焼成中」という看板を見つけて案内通りに進んでみると……
ありました、登り窯!
焼成中の様子も見ることができました。
近くで写真撮っていいとおっしゃっていただきましたが、ものすごく熱くて、これ以上近づけず。
職人のみなさんはこの熱を浴びながらうつわを焼くのかと思うと、より尊敬の気持ちが湧いてきます……!
腹ごしらえパート2
熱気を浴びて喉が渇いてしまったので、「Fruit House KANAZAWA」さんのバナナジュースをグビリ。
濃厚なひんやりジュースが身体中に染み渡る感覚。最高です。
九谷陶芸村会場では、キッチンカーがたくさん来ていました。
見るだけでお腹が空いてきちゃうけど、なんとか我慢。
能美市九谷焼美術館が無料!
九谷茶碗まつり2023の嬉しいサービスのひとつとして、実は能美市九谷焼美術館の入館が期間中無料でした!
しかし私はたっぷりうつわ巡りを楽しんでしまい、美術館に入るだけの時間が残らず、今回は断念。。
特別展もあったので行きたかったけれど、次回のお楽しみになりました。
戦利品たち!
うつわイベントは巡っている最中もワクワクしますが、おうちに帰ってから戦利品を眺めるのもまた嬉しい時間。
さらに実際に使ってからも楽しめるので、何度もお楽しみがあってお得なイベントですよね。
そんなわけで、今回の私の戦利品がこちら〜。
お皿2枚と、ぐい呑み3つ!
お皿は白黒ツートーンカラーがオシャレで温もりを感じる、大きめで使いやすいもの。
ぐい呑み2つはカラーのグラデーションが華やかなシリーズの色違いと、1つは上品な桜が描かれたもの。
特に白黒お皿は今のところ、ほぼ毎日使うほどお気に入りです。
ワンプレートものもばっちり。
カレーがなんだかオシャレに見える!
サラダやメイン料理などなどいろいろ乗せてもばっちり。
すごく使いやすいです!
……こんな感じで、このブログにも今後たびたび登場してくれると思います♪
いいお買い物ができてホクホクです。
来年も行きたい!年に一度のうつわ好きのためのイベント
九谷焼といえば、黄色や赤などカラフルで華やかな絵付けのイメージがとても強く、その煌びやかさがたまらなく好き!という人も多いですよね。
しかし実際に九谷焼の窯元さんのうつわを巡ってみると、あえて絵付けしないうつわも意外と多かったです。
うつわ好きの人には「華やか派」「素朴派」「シンプル派」「スタイリッシュ派」「全部好き派(私はコレ)」などなどいろんな好みのタイプがあると思います。
九谷茶碗まつりは、華やか派の人たちだけでなく、素朴派・シンプル派の人たちもきっと楽しめるはず。
うつわの質感も、あえてザラザラを残したもの・ツルツルしたもの・スベスベしたものなどなど様々!
こればっかりはオンラインじゃ分からないので、実際におまつりでいろんなうつわを触れるのはとても嬉しい機会ですよね。
毎年開催されている九谷茶碗まつり。
来年はどんなうつわに出会えるか、今からワクワクしています!
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