能登の七草&文五郎窯の信楽焼で体を休める七草粥

2019年1月8日おうちごはん系レシピ,うつわ

「ハニコログ。」は、石川県野々市市に移住したhanikoの日常記録を綴ったブログです。
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1月7日といえば、七草粥ですよね!

七草粥

ということで七草粥をいただきました。
石川県に移住後、初となる七草粥。
せっかくなので石川県らしい「能登の七草」を使った七草粥を、お気に入りの信楽焼・文五郎窯の丼の器で!

優しいほっこりした七草粥に体もしっかり休まりました。

七草粥の習慣について

私の周りには七草粥を食べる人はあまり見かけませんが、私は物心ついた頃から今もずっと、1月7日は必ず七草粥を食べていました。

もちろん「無病息災を願って」という理由も頭にはちらついているんですけど、なんていうか、ちょうどこの時期に体が七草粥を欲するんですよね。

「正月食べすぎて疲れた胃を休めるため」という理由が、私にとってはほとんどだったり。

毎年、年末年始はお菓子をたくさん買いだめ。
ゴロゴロしながらひたすらコタツでもぐもぐタイム。

元旦の朝からいただくお屠蘇。
我が家のお屠蘇は、屠蘇散を付けた赤玉スイートワイン。

そのうち屠蘇器では物足りないのでグラスにあけて、グビグビいっちゃう。
すぐになくなるので、屠蘇散につけていないスイートワインもいただいちゃう。

そして「ワインだけだと体に負担だから」という謎理論でいただくおつまみたち。

……風習も風流も作法も無視して過ごしてしまう、hanikoのお正月。。

もちろん体重計はこの時期封印。笑

そりゃ胃も体も悲鳴をあげますわ、と改めて思っちゃいますね。。

自然と、体に優しい七草粥を欲してしまいます。
本当1月7日ってナイスなタイミング。

北陸で過ごすお正月も、夜更かしはあまりしなかったけど、食に関しては似たような感じになっちゃいました。笑

石川らしい七草粥のための下準備!

ということで、疲れた胃を休めてくれる素敵な七草をGet〜!

能登の七草

せっかくなので石川の食材を使いたい。と思っていたところ、ちょうどスーパーに「能登の七草」というバッチリなパックが売られていたので、こちらを購入。

せり、なずな、すずな、すずしろ、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ♪
漫画「あさりちゃん」でこの七草の名前を小さい頃に覚え、このリズム感の良さが、未だに頭から離れない。笑
(でも正直、どれが何なのかはほとんどわからない・・・)

七草粥の器は、私のお気に入り、文五郎窯(信楽焼)の丼。

文五郎窯のうつわ

信楽の窯元散策でGetした素敵な器です。
うどん・そば・ラーメン等の麺類や丼物は、ほぼこの器を使用しています!

器の側面の模様は、十草模様。
文五郎窯の作品はこの十草模様が多くて、特徴的です。

信楽窯元散策で文五郎窯に訪れた時の記事はこちらからどうぞ(*^^)

我が家の七草粥レシピ(2人分)

★材料★

  • お米:半合〜1カップくらい
  • お水:4カップぐらい
  • 塩(お粥用):小さじ1ぐらい
  • 能登の七草:1パック
  • 塩(七草茹で用):適量

炊飯器でも簡単に作れますが、少量なので今回はお鍋でコトコト。
研いだお米とお水を鍋に入れて強火。沸騰したら一度かき混ぜ、蓋をして弱火でコトコト30〜40分くらい。
完成したら、お塩で味付け!
これでまずはお粥の完成。

おかゆと別で、七草を茹でます。
白い実のある野菜を先に茹でます。すずしろは薄切り、すずなは半月切りに。
若干の時間差で葉物も順次、一緒に茹でていきます。
全部茹で終わったらザルにあげ、冷水に。粗熱が取れたら水気を切り、細かく刻みます。

七草たちをおかゆに入れて混ぜたら、七草粥の出来上がり!

いただきます

七草粥

梅干しと、自家製白菜の浅漬けも添えて。
あんまり映えなかったので(笑)写真はカットしちゃいましたが、大根の和風スープと出し巻き卵も一緒に。
(お漬物の器はAwabi wareの工房を見学した時にGetした小皿♪ ちなみに箸置きも文五郎窯)
胃が休まるし、体も温まるし、やっぱり七草粥っていいなぁ。

普段はどうしても濃いめの味が多くなりがちなので、たまにはこういうあっさりしたおかゆさんが欲しくなります。

「胃を休めること」が主な目的なので量も控えめ。
夜寝る時は私も相方さんもめっちゃお腹鳴ってましたが、その分、翌日の朝ごはんも美味しくいただけましたよ〜!