新しい素敵な美術館「富山県美術館」に行ってきた/富山

2019年3月28日お店・スポット富山県,文化施設

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富山の富岩運河環水公園のすぐそばにある「富山美術館」は、2017年の8月に「富山県立近代美術館」から生まれ変わった、新しい美術館だそうです。

新しいだけあって富山美術館はとっても綺麗で現代的で、「見る」以外の要素がたくさん詰まった、すごく素敵な美術館でした!

また無料エリアも多くて、お子さんも楽しめそうなスポットがたくさんあり、家族にも嬉しい。デートにももってこいのところです。
とても広いので、じっくり鑑賞したり遊んだりすると、あっという間に時間がすぎます……!

富山県美術館

今回は富山県美術館の記録を残します♪

今回行ったところ

富山県美術館
公式HP

富山県美術館とは

私はかつての「富山県立近代美術館」は知らないのですが、富山市の綺麗な公園「富岩運河環水公園」のすぐ近くに移転させたことを機に、美術館自体のコンセプトなども一新して生まれ変わったのが、「富山県美術館」だそう。

富山県美術館のコンセプトは以下の5つ。

  • アートとデザインをつなぐ、世界で初めての美術館
  • 富山の新しいビューポイントとなる美術館
  • 見る、創る、学ぶといった双方向で美術を体験する美術館
  • 産業の活性化にも寄与する美術館
  • 時代とともに成長し、価値が高まっていくような美術館

詳しくは公式HPの以下ページに記載されています。

関連サイト

◆ 富山県美術館/コンセプト
公式HP

とても綺麗な美術館

新しいだけあって、とても綺麗で現代的な外観です。

ガラス張りの外観

内観もすごく綺麗でした!
……が、内観の様子が伝わるような写真を撮影してませんでした。。不覚。

外観でわかる通り窓がほとんどガラスばりになっていますので、館内からも富山の美しい景色を眺めることができます。この窓に面しているのは、富岩運河環水公園。

富山県美術館から見える富岩運河環水公園

こちらの写真は3Fの屋外エリアからの写真ですが、中からも同じ景色を一望できます。奥には立派な立山連峰!
寒い日も屋内でしっかり景色を楽しめるので良いですね。だいたいの窓際にはベンチが設置されています。広い館内を歩き回って疲れたら、ゆっくりのんびり景色を眺めながら体力回復!

建物自体も温かみのある木の素材がたくさん使われていて、とっても優しい印象です。(上記公式HPなどで確認できます)

アートとデザイン。展示が素敵

美術館のメインである展示品も、かなりの展示数。
1Fには無料で入れるギャラリーがあり、2Fと3Fには有料の展示室が複数。それぞれ、コレクション展や企画展が行われています。

各展示室内は基本的に撮影NGですが、部分的に撮影OKのところもあります。
個々の作品の写真はダメだけど、雰囲気わかる全体の写真ならいいよーというところも。
ただし、館内の展示室以外は撮影もOKです。企画展レポでも載せた以下の写真の箇所では、「SNSに投稿しよう!」みたいな添え文も。現代的!

撮影OKのスポットも多数

私が心惹かれた展示は結構あったんですが、特に純粋に楽しめたのはポスターと椅子のコレクション。
実際に座れる椅子もあって、「これ座り心地いいな〜」とか「なにこの形、めっちゃ面白い!」なんて椅子も。二人掛けの椅子もあったので、カップルがキャッキャできます。

そして廊下には、こんなタッチパネルが!

ポスターをタッチパネルで鑑賞

なんと富山県美術館、ポスターを13,000点もコレクションされているらしいです。そのうちの3,000点をこの大きなタッチパネルで見ることができます。
ふわふわ動いている小さいポスターをタッチすると、ぼーんと大きく表示。お子さんたちが楽しそうにタッチしてました。

自分の動きで創る「インタラクティブアート」

富山県美術館では体験型のものも多いです。

残念ながらこの日、私が行った時間帯にはワークショップはお休みでしたが(企画展のイベントで佐藤修悦さんの公開制作が午前に行われていたから?)、小さな子供から大人まで楽しめるアトリエが常設されています。

他にも、図書コーナーや映像コーナー、キッズコーナーも楽しげ。

そんな中、ホールにあったのがこちら。

ドローイングで作品作り

体験型「3-D ドローイング」という、なにやら楽しそうなもの!
Wiiみたいにセンサーの前に立って動くと、目の前のスクリーンに、動きに合わせて絵の具が現れる「インタラクティブアート」を体感できます。制限時間あり。
楽しそう!

ということで私の作品がこちら。

ドローイングで作りました

中央のうねうねっとしているのがそれです。独創的な作品のできあがり!
一人の動きでは一色しかできないのですが、途中に隣で遊んでいた男の子が乱入するなどがあって、複色の作品に♪笑

子供も楽しめるし、こういうの好きな大人も楽しめます。テンション上がります。

屋外展示もテンション上がる

2Fには屋外広場が。とにかくひろ〜い屋外にいるのは……

富山県美術館のイメージキャラクターくま

くま!
人が途切れなかったので(どこか1箇所には必ず人がいる状態)、全体を撮影することが出来なかったんですが、↑の写真の左側にはもう一匹の小さいくまさんがいます。
大中小、三匹のくまさんの彫刻が広場にどどどんと鎮座してらっしゃるのです!

このくまさんは、三沢厚彦さんの作品「ANIMALS」の彫刻です。
幅広い世代の方が、くまさんを見た瞬間にテンション上がり駆け寄ってました(私も)。

真ん中にいる大きなくまさんは本当に巨大! 左手の下に身長160cmある私がしゃがまずに入り込むことができて、ヨシヨシされる写真が撮れるくらいのサイズです。
年齢を忘れて楽しめます。

遊びまくれる「オノマトペの屋上」

そして最後は屋上。
実は富山駅を降りた辺りから見えていて、「あれ? 美術館の屋上、なんかめっちゃ人いない?」と気になっていました。

無料で遊べる屋上があります

美術館の入口で、謎が解決。どうやら屋上で遊べるみたい。
しかもここ、無料エリア! しかもしかも、時間が8:00-22:00と長いこと開放されています。
冬季期間(12/1〜3/15まで)は閉鎖されていて、それ以外も天候によっては臨時閉鎖されることがあるようですが、今日は晴れなのでバッチリ行けます。

ということで、屋上へ!

遊具がたくさんある広々した屋上

めっちゃ独創的な遊具がたくさん!笑

オノマトペの屋上。
「オノマトペ」とは擬音語・擬態語のこと。オノマトペから考えられた遊具がこの屋上にはたくさんあって、実際に遊ぶことができるんです。

マップ

オノマトペ屋上マップ。
一番人気は真ん中の「ふわふわ」で、トランポリンみたいな遊具。

そして↑の写真でもめっちゃ気になるのがこれ。

ぷりぷりという遊具

ぷりぷり。笑
ここだけじゃなく、屋上にはたくさんあります。これに座ると、ぷりぷりしているような姿に。これまた楽しい!笑
カラフルなぷりぷりしている姿は、インスタ映え間違いなし?笑

大人が惹かれたのは、うとうと。

うとうときのこ

ハンモックです。すごく気持ち良さそう……。
残念ながら対象年齢12歳までと書かれていたので、ちょっと触るだけにしておきました。
ハンモック欲しい。

そして屋上からの眺めは……

富岩運河環水公園と立山連峰

最高ですね!
ちょっと雲がかかっている上、ブログ載せる時に画質を落としているので同化しかけてますが、本当に綺麗に立山連峰も望めるのですよ〜!

無料で楽しめるってすごい。近くに住んでいたら、「公園行こう」みたいな感覚で「オノマトペの屋上行こう」って言えるんですね。いいな〜。

「見る」だけじゃない美術館「富山県美術館」

子供〜大人まで楽しめること間違いなしの、素敵なお出かけスポットでした!
展示室以外は全部無料で行けるのですが、楽しめる無料エリアが多くてびっくり……!

今までの美術館って「見るだけ」のことが多かったですが、見る以外にも、学べて遊べて体験できて、とても現代的な美術館でした。
今回おやすみだった「アトリエ」の創作も、HP見る限り無料のよう。気軽に創作を体験できるのは良いですね。
富山の美しい景色を眺められるのも素敵です!

コレクション展は2ヶ月に一度くらいのペースで展示替えされているそうです。
また行きたいと思える、とっても魅力的な美術館でした(*^^)

今回行ったところ

富山県美術館
公式HP

営業時間:9:30~18:00(最終入館17:30)
定休日:水曜日(祝日除く)、祝日の翌日・年末年始 ※臨時休館あり
住所:富山県富山市木場町3-20/富山駅から徒歩15分
電話番号:076-431-2711

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