【リボベジ】野菜の切れ端をココピートでガッツリ再生!〜長ネギ編

リボベジ再生野菜

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生ゴミとして捨てる「野菜の切れ端」を再生させる、リボーンベジタブル。略してリボベジ
本来は「お水」と「入れ物」だけで実践できる超簡単な再生野菜なのですが……
今回は、水耕栽培の培地としてもお馴染みのココピートを使用して、ガッツリ再生させてみました。

長ねぎのリボベジ

ニョキニョキ伸び、新しい葉も生え、リボベジというよりもしっかり育てているような感覚になりました!

長ねぎ(白ねぎ)の切れ端を再生させる方法

長ねぎ(白ねぎ)の切れ端を簡単にサクッと再生させるための手順は2つのみ。

  • 長ねぎの根元をいつもより少し長め(3〜5cm程度)に切る
  • 水がこぼれない入れ物に入れ、根っこ部分だけが浸るように水を入れる

ガッツリではなくほどほどに再生させたい場合は、これだけでOK。ココピートなしでも大丈夫です。

こちらを実践した様子が……

水だけでリボベジする場合

こんな感じ。
今回の長ねぎは根っこがとても立派に残っている状態だったので、「これはリボベジ向きだな」なんて考えながら購入しました。笑

2日後に伸び始めた様子

2日後には早速、ちょこっと背伸びした長ネギさんが顔を覗かせています。
このまま育てても良かったのですが、薬味ネギでいつもこの方法を実践していたし、今回は少し新しいことを取り入れたいと思い、ココピートを使ってみることにしました。

ココピートを使って長ねぎのリボベジ!

ココピートって何?という方は以下をどうぞ。

土のように見えますがココナッツの繊維で、簡単に水耕栽培の培地として利用することができるとっても便利なシロモノです。土ではないので短期間なら虫がわきにくく、室内使いにもってこい♪

このココピートを使って長ねぎをしっかり根付かせることに。
本格的に育てたい気持ちもあったので、水ではなくこれまた水耕栽培でお馴染みの液体肥料で育てることにしました。

プラカップにココピートと長ねぎの切れ端

植えた様子がこちら。プラカップにココピートを入れて、その中にちょこんと長ねぎの切れ端を植えてみました。
というわけで、ココピートを使ったガッツリリボベジで必要なものは以下です。

  • 長ねぎの根元の切れ端
  • プラスチックカップ(大きく育てたい場合は大きめサイズ)
  • ココピート
  • 液体肥料

ちなみに、「ココピート&液体肥料」は土でもOKです。液体肥料を今回使う理由は、ココピート=ココナッツ繊維なので栄養が全くないため。土は単体で栄養があるので、こちらの方が超お手軽です。
ただし土は室内に持ち込む場合、虫など衛生面の心配がありますので……私はココピート×液体肥料を使いました。
外の栽培なら土で全く問題ないです!

10日後の様子

10日後の長ねぎ

2日で少し伸び始めていた長ねぎ、10日後には特に片方がグググっと長く伸びました。
その根本には、小さな赤ちゃんネギもニョキッと顔を出しています!
水だけでやるリボベジよりも、やっぱりちょっと立派ですね。

ちなみにサンルームの曇りガラスの窓際で育てています。

さらに2週間後の長ねぎの様子

ちょっと飛んで、前回から2週間後の様子がこちら。

ニョキニョキ!
前回ちょこんと伸び始めていた小さなネギが一番背が高くなりました。
成長期を迎えて両親の身長を抜かす子供の成長のようですね。

ちょっと写真では見づらいかもしれませんが、背の高い子ネギに寄り添うように、小さな弟くんも生まれています。

それから3日後の長ねぎの様子

毎日成長を続ける長ねぎさん。弟ネギもしっかり身長を伸ばしています。

弟ネギ以外は、成長が止まっているようにも見えます。
実は買ったときから短いタイプの長ねぎ(冷蔵庫に折れずに入れられるくらい)だったので、あまり大きくならない品種だったのかもしれません。

根っこもしっかり伸びています。プラカップの内側から丸見え。
もう少し大きい容器だったら根っこも更に伸びて、ネギ部分ももっと成長しそうですね。

窓際だと常に逆光なので、ちょっとお部屋の中に移動で様子を確認。
プラカップだと簡単に移動できるのが嬉しいポイント。日当たりの良いところに移動させる、ということも手軽にできます。

水だけで一ヶ月もリボベジで育てると、どうしてもちょっと弱々しい雰囲気になるのですが……液肥をプラスしたココピートは栄養がしっかりあるので、ちゃんと立派に育ってくれていますね!

でも細い容器のせいか品種のせいか、ネギの本数は増えるものの長さはここから伸びなさそうだったので、ちょっと収穫することにしました。

一部を収穫!

一部をキッチンバサミでチョキっと収穫。ちょっと寂しくなりましたね。。

カレーうどんに入れる分、二本だけ収穫しました。
写真を忘れてしまいましたが、歯応えはもともとの長ねぎに負けるものの(肉厚部分がないので)、風味はしっかりネギ!
おうどんやお味噌汁へプラスするのに、ちょうど良い量です。

収穫後もまだ楽しめる

収穫後も成長は続きます。新しいねぎが生まれては伸びていきます。

中央からちょっと右上部分。生まれたての子ねぎ、見えますか?
こんな感じでどんどん生えて、ニョキニョキ成長。
もちろん食べることが目的なんですけど、植物が成長する様子を見ていると微笑ましくて癒されちゃいます。

ブログ執筆時点で、長ねぎリボベジ開始から2ヶ月ちょっと。まだまだ現役で育ってくれていますよ。

リボベジから本格栽培へ!

野菜の切れ端をちょっぴり成長させるリボベジ。ココピート+液体肥料で、ガッツリ成長させられました!
普通のリボベジより少し用意するものが増えますが、その分、大きく立派に育ってくれるので楽しめましたよ♪
水耕栽培を楽しんでいる方は家にあるもので出来るので、ぜひ一度お試しあれ!

種から成長させる楽しみもいいけど、野菜の切れ端を使うことで育成をちょっぴりショートカットできるのも嬉しいですね。しかもエコ。

改めて、野菜たちの生命力を強く感じられました。切れ端もゴミじゃない、ありがたくいただきます!