油揚げだらけのレシピ本「愛しの油揚げ」/読書記録

2019年4月4日おうちごはん系,読書感想・レビュー

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以前読んだレシピ本「アボカドLOVERSレシピ」、これがすごく私のドストライクでした。

何かひとつの食材にスポットライトを当てたようなレシピ本は読み応えがあり、なんだか楽しいんですよね♪
ということで、続いて手にしたレシピ本がこちら。

愛しの油揚げ
タイトル:愛しの油揚げ おかずにつまみに簡単レシピ80
著者:高橋良枝
発行:文藝春秋

油揚げオンリーのレシピ本、「愛しの油揚げ おかずにつまみに簡単レシピ80」という本を読んでみました。
アボカドのように「大好き!」というわけではないのですが、日々の食卓に身近に寄り添ってくれる油揚げは大体我が家の冷蔵庫に常備されているもの。
とはいえそんなにレパートリーがなかった食材なので、大活躍の予感にワックワクです。

レシピ本「愛しの油揚げ」

こちらのレシピ本、高橋良枝さんの著書です。レシピの中身は油揚げが主役のものばかり。
それなのになんと、レシピの数は80

油揚げってそんなに活躍できるのか……と思わずびっくり。
私のおうちごはんでは油揚げのレパートリーがとても少ないので、参考にさせていただくことにしました。

6つの「油揚げレシピカテゴリ」

本書で紹介されている油揚げレシピは、大きく6つにカテゴライズされています。

  • 揚げカナッペ
  • きつね袋
  • きつね巻き
  • きつね和え
  • きつね煮
  • おいなりさんとご飯もの

上記カテゴリでいうと、私は今まで油揚げを「きつね煮」、つまり煮物としてばかり使っていました。
小松菜と煮たり、切り干し大根と煮たり。他には、お鍋に入れたりお味噌汁に入れたりくらいでしょうか。

というわけで、今回はきつね煮以外のものについて、レシピを参考にいろいろとチャレンジしてみます!

「揚げカナッペ」「きつね袋」「きつね巻き」「きつね和え」の4つは、焼き油揚げを使用します。
焼き油揚げの作り方はレシピ本の一番最初に書かれています。そのまま油抜き不要で、フライパンでひっくり返しながら焦げ目が付くまで焼いたらOK!

でもキッチンペーパーで焼く前・焼いた後にかるーく油抜きしたほうが私は好みでした。
うちで使う揚げの問題かな? そのままだと油まみれで、ちょっと重たくて。。

揚げカナッペ

カナッペとは、食パンとかクラッカーにいろいろ乗せたオシャレなやつ。
これを食パンやクラッカーではなく、「揚げ」で作るのが「揚げカナッペ」です。

焼き油揚げを3等分に切り、いろんな具材を乗せるだけレシピ。
おかか&たまねぎで和風にしたり、モッツァレラチーズとトマトで洋風の「ザ・カナッペ!」という感じにしたり、レシピの数は35

その中で、揚げカナッペをさらに焼く「きつねピザ」を作りました〜!

ピザ生地を油揚げにしたきつねピザです

油揚げが、一気に洋風で華やかなミニピザに。

家にあるもので作ったので、具材はちょっと違います。
切り方もレシピ本には「3等分」とありましたが、「とはいえ切り方に決まりはないから自由にどうぞ」とも記載されていました。
そのため、二人で食べるので4等分にして一人2切れに。

今までにない油揚げの食べ方! 新しい発見ができました。
見栄えにも明るいし、揚げがオシャレな一品になりますね。
焼き油揚げを最初に用意した後、ピザ自体はオーブントースターで焼くので楽チンです。

ただ、ちょっと私の焼き方が甘かったです。これでも美味しかったんですけど、もうちょっとカリっとしたほうがクリスピー感覚で美味しいと思うので、しっかり焼くのがおすすめ

揚げカナッペレシピ、乗せる具材は無限大。これだけで油揚げの活躍度はかなり上がりそうです。

きつね袋

きつね袋は焼き油揚げを二等分にし、袋にして中に具材を詰めるレシピ。
ごはんを入れたりサラダを入れたり、写真で見るとなんかオシャレ! 一手間加えた感が素敵です。

というわけで、前日の残ったシンプルポテトサラダを入れてみることに。

焼いた油揚げにポテトサラダを入れてみました

どん!と放たれる存在感。お皿からもちょっとはみ出し、なんかちょっとシュールな感じになってしまいました。笑
私のセンスではでっかい油揚げのきつね袋サラダはうまく盛り付けできませんでしたが、「なにこれ、面白い!」と食卓の話題に♪

二日連続予定のシンプルポテトサラダが、香ばしい揚げのドレス姿に変身もできてよかったです!

小さい揚げを使ったら、ちょこんと可愛く添えられそうですね。
我が家で使ったのは一枚70g程度の大きめ揚げなので(安いからいつもこれ買っちゃう)、今度小さめの揚げで試してみようと思います。

きつね巻き

焼き油揚げを広げて具材を巻く「きつね巻き」、見た目にも可愛くてテンションが上がるレシピでした!

豚しゃぶ(と小松菜)を巻いてみました。

開いて焼いた油揚げに小松菜と豚しゃぶを巻きました

一手間加えた感があって、簡単なんですが食卓にドヤ顔で出しました。笑
大きめの油揚げでも綺麗にできましたよ!
ポン酢(うちは常備してないので、醤油+レモン汁のポン酢風)でいただくと、さっぱり美味しくいただけました〜♪

ただ見栄えには良いサイズなんですが、食べるには一口だと大きすぎて……焼き油揚げは噛み応えがあるため噛み切るのが難しく、できれば一口でパクッといただきたいんです。だから次回はさらに半分に切るか、小さめ油揚げで試そうと思います。

やっぱり小さめの油揚げが活躍しやすい予感。

きつね和え

焼き油揚げを切って、他のものに和えた料理が「きつね和え」だそうです。

今回私は、油揚げをクルトンに変身させました!

1センチ角に焼き油揚げを切ります

準備した焼き油揚げを、角切りにします。

サラダに入れてみました

そして水菜のサラダにinするだけ!

クルトンにするには、またまた焼きが甘かったです。。もうちょっとカリッとさせるには、切った後も焼いたほうが良いかもしれません。
特にサラダに入れる場合は、カリッとしてた方が食感美味しいですもんね。

でも、半油揚げのままのクルトンでもサラダにバッチリ合いました!

油揚げって、本当になんでもなれるんだな〜……万能。

おいなりさんとご飯もの

最後に、おいなりさんとご飯もの。「いなり煮」を使ったレシピです。
本当はいなり寿司を作りたかったのですが、酢飯の準備やらなにやらするには時間がなかったので、定番のきつねうどんに!

麺以外手作りのきつねうどんです

いままできつねうどんのきつね、自分で作ったことがなかったので初めてのいなり煮です!
常備している調味料でさっとできるから良いですね。自分好みの味にもできるし。
しみしみで美味しかったです(*^^)

油揚げの可能性が広がるレシピ本

今まで私のお料理には少なかった油揚げのレパートリーですが、だいぶ広げることができました!

本書では最初に各カテゴライズの「基本の作り方」があり、それを使って「例えばこんなのできますよー」みたいな感じの紹介がされています。
応用すれば、レシピは紹介されている80のレシピにとどまらず、かなり広がりそう!

今後も愛しの油揚げ、美味しくいただけるようにいろいろ試そうと思います♪