石川の冬の味覚「香箱蟹」をいただきました!
2019年11月7日、twitterの私のTLがカニだらけになりました。
何事だ!と思っていると、どうやら毎年11月6日はズワイガニ漁が解禁されるそう。
蟹カニかにkani……!
ズワイガニは地域によって呼び方が異なりますが、石川県も例外ではありません。
オスは「加能ガニ」、メスは「香箱ガニ」と呼ばれるんですって。
香箱ガニはこの時期(11月〜12月)にしか食べられない、貴重な石川の冬の味覚!
金沢はもちろん、県内全域で味わえる贅沢な一品。
京都にいたときはカニなんて滅多に食べられなかった私。雌のズワイガニ「香箱ガニ」は、いただいたこともありません。
おそるおそるからの大興奮で、濃厚な香箱ガニをまるごといただきました!(*^^)
近所のスーパーでも香箱ガニがズラリ
twitterで見かけたとき、石川県でこの季節を初めて迎えた私は「美味しそう〜。。でも、カニは贅沢品だし、庶民の私にはあんまり関係ないかなぁ……」と指をくわえて見てました。
関西に住んでいたときは、数年に一度冷凍のカニの足をカニすきで食べるくらい。あとはお正月に缶詰や瓶詰めのカニミソをいただくくらい。
まるごとカニを食べるなんて、居酒屋でたまにいただくサワガニの素揚げくらいでした。
カニ=普通に食べないものという考えが染み付いている私。
しかしカニ漁を迎えた後、スーパーに行くと普通にカニがズラリ!
大きいカニも小さいカニも、生のカニもボイル済みのカニも……
残念ながらそのスーパーは撮影禁止なので写真は撮っていませんが、いつも行くスーパーにカニが大量にやってきた光景はめちゃくちゃ衝撃的!
数秒間、立ち止まってカニを凝視する私。
生のカニは普通に生きていて急に動き出し、思わずビクっ。笑
新鮮すぎる……!
何よりビックリしたのは、香箱ガニが一匹398円だったこと!
小ぶりのカニとはいえ、カニがまるまる一匹400円以下って考えられなくて……!
石川県すごい。さすがです。
これなら最近出費が多くて財布の紐が硬くなりがちな私でも、気軽にいただくことができます。
というわけで購入!
ニヤニヤが止まらず、甲羅をたまにツンツンしたり。この日は一日ずっとご機嫌♪
カニときたら私はお酒が外せないので、お買い物は午前中にしたものの夜にいただくことに。
本当は茹でたてすぐが美味しいんだろうけど、ラクさをとってボイル済みのものを購入しました。
香箱ガニをむきむき
そして迎えた夜。
カニを剥きながらベタベタの手で撮影する器用さを持ち合わせていませんので、剥き中の写真はありません。。
以下のサイトを参考にしながら、香箱ガニをむきむき。
◆ たべぷろ
–石川の冬の味覚!香箱ガニのさばき方とおいしい食べ方
写真で見るのと実際にやるのって勝手が違うので、なかなか苦戦。。
「これ、思い切りバキってやっちゃっていいの!?」
「食べられないものはどれ?」
「足かたい。。爪われそう……」
と唸りながらむきむき。
カニフォークがない上に、とても不器用な私。
スマホの画面を見て確認しつつ、手やお箸を使って10分以上かけて……
こんな感じになりました。初めての香箱ガニ盛り付け〜!
……ぐちゃぐちゃになってしまいました。。笑
上記のURLでご紹介されてたのは「足は盛り付けず剥きながら食べる」という感じだったんですが、食べるときはただ食に集中したかったので、見かけた写真を真似して盛り付け。
ちなみに、見かけた写真は例えばこちら。
……クオリティの差が。。笑
こんな感じで足を綺麗に出すにはどうしたらいいんだろう。。
とモロモロしてしまった足にちょっとだけションボリしていた私、翌日教えていただいたんですが、麺棒でぐりぐり押し出すと綺麗に足が取れるそうです!
調べてみたら、すごくわかりやすい動画を発見〜!
動画の後半、麺棒で麺を伸ばすようにグリグリすると、にゅるっと綺麗に出てくる足……!
硬い足の殻に包丁で切れ目を入れて、身が崩れないように開いて、お箸でほじほじを一本ずつ繰り替えす……
としていた私のやり方に比べると、恐ろしいほど時短でもあります。
これは次回試さねば!
気になるお味は……♪
そんなわけで苦労しながら剥いた香箱ガニ。
10分以上かかったので、他のおつまみはほとんど冷めちゃいましたが……笑
香箱ガニの思わず笑みがこぼれる美味しさに感激!!
とにかくカニミソが濃厚。オスにはない内子や外子のプチプチ食感。そして甘〜い身!
何も付けなくてもほんのりきいた塩味がすごく美味しくて、酢醤油を付けてもやっぱり間違いなく美味しくて。
小さい体に旨味がぎゅっと濃縮されている香箱ガニ。絶品でした♪
小さくても食べられるところも多いし、味や量や満足度、全て含めてもこれが400円以下だなんて信じられない。
日本酒(この日は菊姫!)も最高に美味しくいただけました(*^^)
ごちそうさまでした
香箱ガニ、控えめに言っても最高でした。
数百円でカニをまるごと味わえるお手軽さも、ぎゅっと濃縮された旨味もたまりません。
今回は甲羅を捨ててしまったんですけど、「甲羅酒」という楽しみ方もあるんですよね。
日本酒大好きなので、もっと早く気づけば良かったと後悔。。次は絶対やらなきゃ!
毎年食べられると考えただけで、すごく幸せ。
次は生で買って、食べる直前に茹でようかな?
なんで石川県ってこんなに美味しいものがたくさんあるんだろう……!
本当、食いしん坊にもたまらないまち。
また石川のこと、もっと好きになっちゃいました(*^^)
追記:香箱ガニ盛り付け再チャレンジ!
上記から一週間。
再び香箱ガニを購入してみて、麺棒を使った方法で再チャレンジしてみましたよ!
どや!笑
最初グリグリがたりず足がちょっと短くなってしまったのもありますが(左の方)、後半(右の方)は慣れてだいぶ綺麗にできるようになりました♪
いろいろ参考にして、爪も飾り付けてみました〜!
2回目にしてこれはなかなかの成長では?笑
シメはしっかり、甲羅酒〜!
ただただ最高です!
一週間で2回もカニをまるごといただけるなんて、幸せ。贅沢〜(*^^)
追記:その後のカニ記録
2021年は500円で購入。野々市のお酒、ichi椿とともに♪
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