【水耕栽培】ココピートの培地で超お手軽ベビーリーフ栽培!

家庭菜園水耕栽培記録

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以前スポンジを使ったベビーリーフの水耕栽培を試した私ですが、最近は実はスポンジでの栽培はしていません。でも、ベビーリーフは常に育てています。

どうやって育てているかというと……ずばり、「ココピート」を培地にした水耕栽培(固形培地耕)

ココピートでベビーリーフ栽培

スポンジ以上にコスパが良いと感じているココピートを培地にした水耕栽培は、短期間で育て終わるベビーリーフの栽培にすごく向いています。
今回はココピートでベビーリーフを育てた記録です。

ココピートとベビーリーフは相性よし!

ココピートはざっくりいうとココナッツの繊維のこと。ココヤシピート、ヤシ殻などなど様々な別名がありますが、「水をかけて増える土」として売られていることが多いです。実際はココナッツ繊維なので土ではないんですけどね。

ココピート

水に戻すと見た目などは土と同じなので、植物が根をはりやすくて、早く強く大きく育ちやすいです。ただし私haniko調べ(体感)では「長期間使うと虫が発生するかも?」という疑惑が。
そのため室内で育てる場合、ベビーリーフのような短い期間だけ育てて、早めに撤収するタイプのお野菜にぴったりの培地なんです。

ココピートについては以下の記事でまとめていますので、ご興味あればご覧ください♪

スポンジよりも高コスパ?

スポンジで育てる場合

スポンジで育てる場合、どうしてもスポンジまるごと一個使っていたので、5個入り100円のスポンジを使っても一回で20円培地にかかりました。いや、これでもすごく安いんですけど……

ココピートはもちろん商品価格にもよるんですけど、私が購入しているのは非常に安いもの。
100円程度で、水に戻すと800gくらいに膨らむタイプのココピートなんです。

ベビーリーフの場合は基本的に根付かせるだけでOKなので、たっぷり膨らんでも使うのはほんの一部。豆腐パックとか味噌パックとかヨーグルトカップとか、そういったものにふんわり入る程度しか使いません。

だから、1個のココピートを分けて使用し、たくさん育てることができるんです。
ざっくりと使っているため一回分の培地の値段は計算できないですけど、20円より遥かに安いお値段で育てることができます。

ベビーリーフをココピートで栽培

というわけで、ベビーリーフのココピートを使った育て方です。

手ごろな容器に、ココピートをふんわり入れます。使い終わって洗った味噌カップ(500g)に入れました。

味噌カップにココピートを入れます

うちは一回で使う量がそんなに多くないので(付け合わせや他の野菜と混ぜたり小さなココットでサラダにする程度)小さめの容器でも十分なのですが、サラダボウルいっぱいにするくらい育てたい場合は、大きな容器を準備するか複数育てると良いです。

ちなみに脱線しますが、この「雪ちゃんの日本海こうじ味噌」、とっても美味しいのでおすすめ。笑
石川県に移住してから初めて食べたのですが、ウチのお味噌はもうずっとコレです。

ココピートにベビーリーフの種をまきます。埋めたりする必要はなく、上に乗せるだけで大丈夫。

種まき

種を消費したいあまり、写真では多めにまいています。もっと少なくても(半分くらいでも)OKです。

あとは毎日水やりする感覚で液体肥料をあげるだけ。
注意点はこの「液体肥料をあげる」というくらいです。ココピートは土と違って栄養がないので、液体肥料が必須です。

薄め方は通常の水耕栽培と同じで、微粉ハイポネックスなら1000倍に薄めたものを使います。

多分邪道なんですが、初回の水やりは催芽蒔きもかねて、私はココピートより水位が上になるくらいいっぱいあげています。最初のうちはココピートも乾きにくいので、数日放ったらかしでも大丈夫になります。

2〜3日もすれば芽が出て、徐々に大きくなります。

豆腐パックのベビーリーフが発芽

こちらは豆腐パックにまいたベビーリーフの発芽の様子。これくらい浅い容器でもベビーリーフは育てられます。
太陽に向かって伸びるので、ややこちら向きに生えています。ひっくり返してあげたらまっすぐ伸びます。

ある程度育ってくるとココピートがすぐに乾くようになるので、毎日の水やりを忘れないようにしてあげます。(タッパー栽培などだとあまり水やりの手間がないので、こちらで慣れている場合は要注意)
水やりを忘れてちょっと元気がなくなったくらいであれば、まだ栽培失敗ではありません。気づいたときに水やりをすれば元気復活してくれます。結構丈夫なんですよね、ありがたい!

しばらくすると食べられるくらい立派なベビーリーフに。

味噌カップで大きく育ったベビーリーフ

種まきから一ヶ月くらいで収穫できるのですが、一回で収穫しきらずちょっと残しておくと、数日後には新しい葉っぱが出てきたり残した葉が大きくなったりして、数回楽しむことができます

我が家では大体1〜2週ずらしで、常に2〜3個はベビーリーフを育てるようにしています。
小さな豆腐カップや味噌カップでも、意外と多く収穫できるのでびっくり。

ちなみに、スポンジ栽培時は種をたくさんまいて密集させていましたが、最近はちょっと少なめにまいています。

スポンジにまいていた種

↑去年はこんなにまいてましたが、今はこの1/3もないくらい。これくらい密集させた場合はどんどん収穫すれば問題ないんですけど、収穫をサボると一部が日照不足のためにすぐ枯れてしまって、勿体ないんです。
大きくなる度に収穫して保存すれば済みますが、なんせ私は極度の面倒くさがり。食べる直前か、「さぁやるぞ!」とやる気満々のときしか収穫しません。他の野菜も収穫を急がなきゃいけないものが出てくると尚更です。

何より1/3の量でも結構モサモサと枝分かれするので、ボリュームは多くなるんですよね。

放置するとどんどん育ちます

少なめにまいても、ちょっと収穫をサボるとかなりボリューミー。「早く収穫しろ!」と言わんばかりにはみ出して育ってきます。

面倒くさがりさんでも収穫をうまくするコツとしては、「ちょっと早めかな?」というくらいで少しずつ採っていくこと。そうすると荒れ狂うような育ち方は抑えられます。笑

夏場の栽培は難易度高め

非常に育てやすいベビーリーフですが、スポンジ栽培で私もかつて失敗したように、夏場は太陽が高くなって日光が部屋に差し込みにくいので難易度が上がります
光を求めてどんどん徒長してしまいました。

東向きに窓がある場合は年中育てられるかもしれませんし、おうちに光が入りにくい場合は室内栽培用の植物育成ライトもあるので、利用すると良いのかも。

実は私もこのライトは去年購入したんですが、夏の終わりに購入したのでまだほとんど使えていません。(荒天が続いた冬の時期、アボカドに気休め程度で使ったくらい。)
セッティングは済ませたので、徒長するようになったら今年の夏は試してみたいと思います。また使ったらレポしますね〜!

収穫したベビーリーフは使い道もたくさん!

ベビーリーフは様々な野菜の子供の葉っぱ。
いろんなお野菜の種が入っているので、ベビーリーフひとつでちょっと豪華さがアップします。

卵焼き器で作ったフォカッチャの付け合わせサラダに。

ベビーリーフをフォカッチャの付け合わせサラダに

フォカッチャはDELISH KITCHENのこちらのレシピを参考に作りましたよ。美味しくてちょっとハマっています。

暑くなって食欲が落ちた日のランチで、サラダうどんの具材にも。

ベビーリーフをサラダうどんの具材に

水菜とかレタスとか小松菜とかカブとか、いろんな野菜のベビーリーフ。
葉っぱの形も食感も味もそれぞれ違うから、ちょっと手が込んでいる感が出ません?

しかもベビーリーフって栄養がぎっしり詰まっているそう。野菜は成長するときに幼葉の持つ栄養使って大きくなるけど、その栄養をまるごと摂取できるから、小さくて頼りなく見えても体にはすごく良いんですね。

積極的に日々の食卓に取り入れて、健康的な体づくりにも役立ちそうです。

毎日摂りたい野菜こそおうちで栽培

家庭菜園の魅力は、新鮮な状態で好きなときに食べられること。
ベビーリーフは栄養面でも毎日でも摂りたい野菜だし、栽培しやすいのでおうちで育てるのにピッタリです。

室内家庭菜園は大雨や台風などの天候や暑さ・寒さの気候にも左右されないし、本当にラクチンです。
家庭菜園=虫は付き物だけど、土を使わない水耕栽培は虫もわきにくいし、虫嫌いでも野菜を育てられるってすごく嬉しい。

液肥のみの水耕栽培、スポンジやココピートなどの培地を使った水耕栽培。
いろんな栽培方法があるけど、自分に合ったやり方を試して見つけていくのも楽しいです。

いろんな野菜を、いろんな育て方で栽培したいです(*^^)