【映画感想】MCUで初めて女性ヒーローが主人公!「キャプテン・マーベル」

2019年3月22日映画感想・レビュー

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先日、カメ止め以来の映画館へ。2019年3月15日〜公開の、「キャプテン・マーベル」!

私は映画が大好き。そしてマーベル作品すごく好き。
その中でも女性ヒーローに憧れれがちな私には、「キャプテン・マーベル」はまさにどハマりの作品でした♪

ということで、映画の感想記録!
(重要なネタバレは避けているつもりですが、感想なのでネタバレ注意です。マーベルシリーズ他作品についても触れます)

マーベル作品の魅力

マーベル作品。もとい、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の作品。本当好きなんです。
ちょいちょいグッズも持ってます。

初期からずっと好きなブラック・ウィドウ♪

マーベル作品、ヒーローたちが格好いい! CGの出来が素晴らしい!
っていうのももちろんあるんですが、それだけじゃないんですよね。

キャラクターの魅力が「格好いい」だけじゃなくて、結構人間的。そしてめっちゃ個性的。
それぞれがいろんな性格で、いろんな思いを持ってるから、たまに(かなり?)ぶつかってしまったり。
めちゃくちゃ強いのに完全じゃないから、親しみもわいて感情移入しちゃう。
今までの「ヒーロー=完璧」という(勝手な)イメージが覆されました。

そして壮大すぎるストーリー。同一の世界観の「クロスオーバー作品」がたくさんあり(キャプテン・マーベルは21作目!)、どの作品もストーリーとして繋がってくるから、本当に超大作。ものすごく良く出来ています。
新しい作品を見るたびに「これってこういうことだったのか!」「あれ伏線だったのか!」と理解が深まり、そして「え、これどうなるの!?」「何これ、どういう意味!?」と新しい謎や気になっちゃうことが生まれたり。
どんどん引き込まれて、どんどん先が気になっちゃう。

あとエンドロール中にちょいちょい挟まるムービーもいい。ちょっとした小ネタもあるけど、超重要なシーンも。次回作への繋がりもあるから、最後の最後まで目が離せない!

というわけで、過去のクロスオーバー作品は全て制覇しています。
(ドラマ系<エージェント・カーター等>は追えてないです。いつか追いたい!)

マーベル初の女性ヒーローが主人公「キャプテン・マーベル」

マーベル作品はたくさん出ていて、女性ヒーローも何人かいます。が、実は女性ヒーローが単独主人公の作品は史上初!
さらには「アベンジャーズ」の原点であるストーリーということもあって、公開前から大注目の映画でした。

ストーリー

以下、公式HPからの引用です。

記憶を失ったヒーロー、キャプテン・マーベル。
彼女の過去に隠された “秘密”が、恐るべき戦いの引き金となってしまう。
自在に姿を変える正体不明の敵に狙われ、孤独や不安に打ちのめされても、
彼女は不屈の精神で何度も立ち上がる。
果たして彼女は記憶を取り戻し、この戦いを終わらせることができるのか?
そして、最後につかむ“衝撃の真実”とは…?
禁断の記憶の謎を追う、サスペンスフル・アクションが幕を開ける!

https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel/about.html

舞台は1990年代。地球最強のヒーローを集結させるアベンジャーズ計画の発案者である、ニック・フューリーの若かりし時代です。
まさにこの作品を見ることで、「アベンジャーズ」がどのように生まれたのかがわかります。
アベンジャーズの原点となる作品ですね。

「キャプテン・マーベル」を観た感想

※ここから先、ネタバレ注意です!

とにかく強い。かっこいい。

「女性は弱い」「女性には無理」そう言われる時代背景。

そんな中で、まさに「不屈の精神」で立ち上がり続けるキャプテン・マーベルは本当に格好良かったです。
それはヒーローになる以前、彼女の幼少時代から。怒られても馬鹿にされても、転んでも傷付いても、ひたすら顔を上げて立ち上がる姿は本当にかっこよかった……!
それら全てが重なったシーン、すごく胸が熱くなりました。
精神的な強さが、ものすごく魅力的。

加えてヒーローの物理的な強さ。これがものすごい。笑っちゃうくらい最強。
ヒーローの力を手に入れた原因が中盤〜後半にかけてあたりでわかるのですが、「そりゃモロにこんな力が授かったらそら強いよね。でも、それでも、わかっちゃいるけど、やっぱ強すぎでしょ!」みたいな。笑

強さに納得できるんですけど、それでも想像を絶する最強っぷりにポカンとしちゃう。笑

わかりやすい「ザ・ヒーロー!」なストーリー

最近のマーベル作品はものすごく込み入ったストーリーが続いていました。
ヒーローって何? ヒーローはどうあるべき? 何が正しくて、何が間違ってるの?
何をしてもうまくいかない。信じて戦っても、事態は悪い方へと向かってしまう。

そんなモヤモヤした展開がしばらく続いていた中で、キャプテン・マーベルは純粋に「これがヒーローだ!」と言い切ってくれるような、ド直球なヒーロー像を見せつけてくれました。

弱者を守る。それこそが正義! それこそがヒーローのやるべきことだ! と。

だからこそ、見ていてすごく爽快感があった!
今までの暗い流れを断ち切る、今後への希望が見えました。

そしてもちろん、今作もエンドロールラストまで観ないとです! せめて中盤までは……!
「アベンジャーズ/エンドゲーム」に繋がる重要シーンあります。
映画館で、結構な人数がエンドロール中に退館されてました。もったいない。。

ニック・フューリーの若造時代

今までの作品では、とにかく冷静沈着。無口でどーんと構えていたニック・フューリー。
彼の若い頃の、ちょっとはっちゃけた姿を見ることもできて良かったです。

この頃はまだ両目が健在でした! 片目を失う理由も、この作品でわかります。

ねこのグリー

途中で出てくる猫のグリー。
地球人以外には「フラーケン」と呼ばれて恐れられるこの子が、ものすごーく可愛かった。
そしてこの子がらみのシーン、思わず映画館で吹き出しちゃったところも。笑

ちなみに私は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が大好き!
あらいぐま(って言ったら怒られるけど)のロケットと、このグリーが次回作で絡みがあるのでは……という推測を聞いて、すごくそれが楽しみです!

我が家にいるロケットさん。笑
グリーのも欲しい!

(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3作目も、再びジェームズ・ガン氏が監督復帰されるから楽しみ!)

今作も大満足!

やっぱりマーベルのシリーズ作品は面白いですね。
クスッと笑えるシーンもあり、シリアスなシーンもあり、そして爽快なアクション!

マーベルシリーズ、アベンジャーズの原点となる本作品。「キャプテン・マーベル」はマーベル作品ファンなら見逃せない作品です!
現代シーンをスルーすれば、クロスオーバー作品を観てない人も楽しめるかも。時系列的には、一番最初のお話ですからね。
実際私と一緒に観に行った人は、他作品あんまり観てなかったらしいけど、ちゃんと楽しめたみたい。

それにしても、年に数回公開されるクロスオーバー作品。
MCU熱がちょっと落ち着いてきた……ってときに公開されたり新作情報が投下されるから、冷めることなくずーっとアツイまま。うまいですよね、ほんと。笑

続く「アベンジャーズ/エンドゲーム」は2019/4/26(金)公開。
めちゃくちゃ楽しみです!!