京都百万遍の老舗和菓子屋さん・かぎや政秋の銘菓「ときわ木」
京都大学近く、京都百万遍にある隠れた名店で老舗和菓子屋の「かぎや政秋」さんへ!
こちらの美味しい和菓子がたまにとても食べたくなる私。久しぶりの帰省というせっかくの機会だったので、お邪魔しました。
![かぎや政秋のときわ木](https://hanikolog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220804kagiya-tokiwagi-s.jpg)
お店が誇る人気のお菓子「ときわ木」をお土産に購入!お茶請けにぴったりで、上品でしっとりしたあんこのお菓子。
石川へ帰ってから、ホッと一息つける癒し時間をいただきました。
◆ 百万遍かぎや政秋
–公式HP
京都大学すぐ近くにある「かぎや政秋」
![かぎや政秋](https://hanikolog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220804kagiya-tokiwagi01-300x169.jpg)
出町柳駅から徒歩8分ほど。百万遍交差点のほぼ角にある、京都大学のお向かいにある和菓子屋・かぎや政秋(まさあき)さん。
「百万遍かぎやさん」と呼ばれて地元民から愛される、創業100年の老舗のお店です。
「京都で100年はまだまだお若いお店」なんて言われる場合もあるんですが、かぎやさんは本家を含めるともっと歴史の深いお店。
1696年に本家・鎰屋延秋が開業し、時は流れ1920年に分家としてこちらの「かぎや政秋」さんが創立されました。
その後、戦争によってお店は休業。終戦後の1950年から再開されるものの、本家はそのまま閉業されてしまいます。その際に本家で人気だったお菓子「ときわ木」と「黄粱」をかぎやさんが継承されて、今も営業を続けてらっしゃるんです。
![かぎや政秋の店内](https://hanikolog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220804kagiya-tokiwagi02-300x169.jpg)
入ると広々とした店内。
![ショーケースにお菓子](https://hanikolog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220804kagiya-tokiwagi03-300x169.jpg)
入り口側のショーケースから、お店奥に向かうカウンターまで和菓子たちが並んでいます。
![ときわ木の箱](https://hanikolog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220804kagiya-tokiwagi04-300x169.jpg)
私が今回食べたくなったのは、こちらの「ときわ木」という和菓子です。
9個入り〜35個入りの箱まで用意されていました。
![ときわ木と野菊のセット](https://hanikolog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220804kagiya-tokiwagi05-300x169.jpg)
ときわ木と他のお菓子が一緒になったセットも。
こちらは地中海アーモンドを入れた落雁「野菊」と一緒のセットのようです。
落雁にアーモンドが入っているなんて、珍しいですよね。
少し悩みつつも、野菊の方は賞味期限がときわ木よりも10日短く、今回の京都滞在・石川へ帰るまでの時間などを考慮して諦めることに。
今回はときわ木だけのセットを、自分用とお世話になっている協会さんへのお土産用に購入しました。
![店内でゆっくり](https://hanikolog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220804kagiya-tokiwagi06-300x169.jpg)
注文してから箱詰めなどしてくださるので、少し待ち時間は発生します。
が、店内ゆったりできる空間なので、居心地はとっても良いです。
![入り口前の店内の様子](https://hanikolog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220804kagiya-tokiwagi07-300x169.jpg)
真夏で非常に暑い日でしたが、店内はとても涼しげ。
京都らしさを感じる空間でした。
粒あんを焼き上げた和菓子「ときわ木」
![ときわ木の包装紙](https://hanikolog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220804kagiya-tokiwagi08-300x169.jpg)
こちらが自分用に購入したときわ木(9個入り/1080円)です。
![かぎや政秋ときわ木の商品表示](https://hanikolog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220804kagiya-tokiwagi09-300x169.jpg)
薄く焼いている和菓子ですが、分類としては生菓子。
しかし賞味期限は25日もあるので、お土産や贈答品にぴったり。
![包装紙を外したときわ木](https://hanikolog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220804kagiya-tokiwagi10-300x169.jpg)
包装紙を外すとこんな感じ。9個入りは少し簡易的な箱です。
今回、他にも色々と購入したり荷物を詰め込んだりしてしまったため、少し上の方が凹んでしまいました…!
![箱に入ったときわ木](https://hanikolog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220804kagiya-tokiwagi11-300x169.jpg)
箱をあけるとときわ木がお目見え。
一緒に松の葉っぱが添えられているんですよ!なんだか格式高さを感じて、ちょっとテンションあがっちゃいますよね。笑
ときわ木は、粒あんを薄く伸ばして鉄板で丁寧に焼き上げられた上品な和菓子です。
![ときわ木の個包装](https://hanikolog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220804kagiya-tokiwagi12-300x169.jpg)
ひとつひとつ個包装なので、ますますお土産にぴったり。
焼かれているとはいえ、しっとりしたお菓子のため、ギュっと持つと潰れてしまうことも。要注意!
![お皿にのせたときわ木](https://hanikolog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220804kagiya-tokiwagi13-300x169.jpg)
せっかくなので松の葉と一緒にお皿に添えて……なんだかとっても風情を感じるお菓子ですよね。
こちら、袋の上からだと分かり難いのですが、実は3枚重ねになっています。
![3枚重ねのときわ木](https://hanikolog.com/wp-content/uploads/2022/09/20220804kagiya-tokiwagi-s-300x169.jpg)
少しズラしてみました。
ただ大きくはなくとても柔らかいので、3枚重ねたままでもパクッと食べることはできちゃいますよ。
甘さが控えめの粒あんですが、コクが感じられてとっても美味しい逸品!
日本茶にとても合うので、お茶請けにぴったりのお菓子。
ほっこりしたい時に食べたくなる、風味豊かな和菓子です。
ごちそうさまでした
久しぶりにいただいたときわ木。変わらないお味に癒されてホッとしました。
お店の位置が観光地から外れている場所にあること、日曜日はお休みなこと、あまり他店に出店されたりしないことなどから、どちらかというと隠れた名店の和菓子屋さん。
他にも好きなお菓子・気になるお菓子があったりするので、また帰省した時にタイミングが合えば訪れたいです。
ごちそうさまでした!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません