花と緑ののいち椿まつり2023〜椿を愛でる編
野々市市で2023年3月18日〜19日の2日間に渡って開催された、「花と緑ののいち椿まつり2023」!
年に1度の、とっても楽しみにしていた野々市イベントのひとつです。
報告レポが遅れましたが、もちろん両日とも行ってきました〜!
目の保養&心の癒しになる椿のお花を鑑賞したり、
野々市市民の文化活動を通して文化や伝統に触れたり、
美味しい食べ物・おやつ・お酒などのグルメたちを楽しんだり。
例年通り、めいっぱい楽しんできました。
今年はいつもより食いしん坊になってしまったこともあり……
内容モリモリになってしまったので、「椿を愛でる編」と「食を楽しむ編」の2部構成にしますね。
ということで、今回は「椿を愛でる編」レポです。
食を楽しむ編はこちらからどうぞ〜!
◆ 花と緑ののいち椿まつり2023
–公式HP
野々市の市花木「椿」が集結!
野々市市の市花木といえば椿!
年に一度の椿まつりは、まちをあげて椿を愛でるイベントです。
フォルテで愛でる椿たち
会場のフォルテは入り口に足を踏み入れると、まず椿まつりモニュメント(ブログ最上部の画像のもの!)が迎えてくれますが、その他にも椿だらけ!
ひときわ目を引くのが、椿の一輪挿しが整列された段々の飾り棚。
360度、様々な椿の品種が飾られていて、色とりどりとっても素敵!
今回は、「暮らしの中の椿」という展示コーナーも。
椿のイラストが入った工芸品などが、生活に溶け込んだ様子を垣間見ることができました。
ちゃぶ台の奥には子供のおもちゃも置かれていたんですけど、コアラのぬいぐるみが耳に椿のお花のアクセサリーをつけていて、とっても可愛らしかったです。
細やかなところまで、つばきつばきつばき♪
細やかなところで言うと、フォルテ内の階段にも両脇に椿のお花が添えられています。
この飾りは毎年なんですが、可愛らしくって毎回ついついパシャリ。
フォルテの会場はそんなに広く無いのですが、「こんなところにこんな椿が!」と歩き回るのが結構楽しかったりするんですよね。
椿を使った生け花の展示も。
複数の流派の作品が展示されていて、どれも思わず見惚れてしまう美しさ。
その他、会場内では石川で生まれた椿たちも分かりやすく展示されています。
そんな野々市の椿まつり。
やっぱり一番の主役は……
野々市市と同名の椿・野々市!
石川県の椿のうち、特に押さえておきたい椿は3つあるってご存知ですか?
そのうちの一つが、この椿・野々市。
石川県野々市市で1974年に命名・発表された品種の椿です!
ののいち椿館で愛でる椿たち
さてさて、押さえておきたい石川の3つの椿。
実はこれを教えていただいたのは、この椿まつりで行われたガイドツアー!
たまたまフォルテをウロウロしていたら「今からガイドツアーやりますよ〜」という声が聞こえたので、せっかくだしと参加してみたんです。
ちょうど椿館には行くつもりだったため、「ガイドもバス移動も無料だしめっちゃいいやん〜!」という軽い気持ちで参加してみたのですが、これが大正解!
ののいち椿館でひとりでフラ〜っと鑑賞するだけでは知ることのできないことを、館長さんからたくさん教えていただきました。
(時折飛び出すダジャレがユーモアで素敵!)
ののいち椿館&椿山のある野々市中央公園は、国際優秀つばき園に認定された世界的に見てもスゴイ公園です。
国際優秀つばき園とは、世界的に権威のある「国際ツバキ協会」が優秀と認めた椿園のこと。
世界で約40箇所、日本では9箇所が認定されています。
世界的に見ると野々市中央公園の椿園は圧倒的に面積は小さいそう。
でもそんなコンパクトな中に、椿を楽しめつつ地域住民の憩いとなる施設がギュッと詰まっているところも評価されたんですって。
まさに、野々市のまちの魅力と一緒ですね!
椿館中央の映えスポットを囲むように展示された椿たちを、じっくり鑑賞。
そうそう、石川で押さえておきたい椿3つのお話。
その品種はズバリ、以下の3つ!
- 野々市(ののいち)
- 西王母(せいおうぼ)
- 初黄(しょこう)
「野々市」は前述の通り野々市市で生まれた椿。
残り二つは野々市生まれではないのですが、お隣のまちで生まれた椿とされています。
こちらが「西王母」。
ピンク色の可愛らしい椿で、江戸時代末期に金沢市で生まれたと伝えられている品種だそう。
ちなみに西王母はいろんな派生がありまして、館内をちょっとチラチラ見ているだけで「白・西王母」「絞り・西王母」など西王母だけでもいろんな椿を楽しむことができます。
こちらが「初黄」。
ほんのり黄色みがかった愛らしい椿です。人為的に受粉させた交配によってこの黄色の椿が生み出されたのですが、なんとそれは世界初という偉業だったそう!
白山市に住む個人の方が、自宅で栽培された椿だったんですって。
野々市・西王母・初黄の他にも、素敵な椿はたくさんあります。
なんていったって、野々市中央公園の園内には400品種以上もの椿が楽しめるんですからね!
マイナスイオンが溢れている自然たっぷりな公園内。
その至る所に植樹されている椿は、のんびり元気に健やかに育っています。
風に吹かれて小川のせせらぎを聴きながら楽しむ椿。たまりません〜。
一見「椿」とは分からないような、ちょっと変わった個性的な椿。
「絞り」と言われる模様の椿。
華やかに大きく開く椿などなど。
今年も多くの椿を愛でることができました!
カレードの「百椿図」再現展
今回は野々市市立図書館・カレードで、「百椿図」再現展も行われました。
百椿図(ひゃくちんず)とは、椿を使った江戸時代のフラワーアレンジメントが描かれた作品。
切り花や花瓶だけでなく、お茶碗・盃・文箱など生活道具などに自由に飾られた椿も楽しめるのですが、ズバリその再現をされていてちょっと感動してしまいました!
ちなみに百椿図はカレードにも所蔵されていますので、気になる方はぜひ。
(貸出OKのものと、館内閲覧のみOKのものがあります)
おうちでも椿を愛でる!
会場で椿を愛でた私ですが。
実は今回、椿まつりお馴染みのメインイベント?「お楽しみ抽選会」で……
椿の苗をいただきました!
ということで、我が家でもついに椿を育てることになりました。
今はアパート暮らしなので鉢植えで育てますが、どうやって栽培するかはまだ探り探り。
このブログは水耕栽培記事を好んで読んでくださる方が多いので試してみたいと思いつつ、ちょっとハイブリッドな形で育てようかなぁと。
また落ち着いてきたら、育成記録アップしますね。
そして会場に飾られた椿の切り花もいただきまして、数日間、お花も楽しみました。
お花のある暮らし、やっぱり素敵!
来年も楽しみな椿まつり!
今年も椿をたくさん堪能できた椿まつりでした。
その他、恒例のクイズラリーも楽んだり(景品は前にもあった椿×のっティのクリアファイル)、市民活動のステージや展示も楽しんだり、充実の二日間でした。
そして冒頭にも記した通り、食もモリモリ楽しみました。(明日にはアップ予定)
来年の椿まつりはどんなお祭りになるでしょうね。
だいぶ気が早いけど、今から楽しみです。
そして、もうひとつ!
今年はついに、長らく中止が続いていた「野々市じょんから祭り」が開催予定だそうです!!
開催予定は2023年7月29日(土)〜30日(日)とのこと。
いよいよ野々市イベントも全部再開ですかね♪ 今後の野々市暮らしも充実しそうです!
◆ 花と緑ののいち椿まつり2023
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