加賀らくがん「わび」落雁 諸江屋〜石川おやつ記録
“おやつ”というにはとっても立派なお菓子ですが、今回のおやつ記録は金沢の「落雁 諸江屋」。
名菓・加賀らくがん「わび」をいただきました!
可愛い箱と落雁は見た目にも嬉しく、口の中でホロホロと崩れる繊細な食感は、ふとしたとき恋しくなっちゃう美味しさです。
お土産にも◎な、上品なお菓子でした!
◆ 落雁 諸江屋
–公式HP
金沢の老舗和菓子屋さん「落雁 諸江屋」
金沢市野町に本店を構える「落雁 諸江屋(もろえや)」さんは、江戸時代末期の1849年に創業された老舗の和菓子屋さん!
お店は金沢市内に5店舗ある他、石川県内外の百貨店などでもお菓子を販売されています。
以前、石川県のお正月に食べる縁起菓子・福梅をいただきました♪
今回は、店名にも入っている落雁を。名菓・加賀らくがんの「わび」をいただきます!
加賀らくがん「わび」
立派な箱に入れていただいた加賀らくがん「わび」。
ちなみにこちらの箱を包んでいる紙は、金沢の古地図なんですって!
ついついじっくり見たり、取っておきたくなりますね。
加賀らくがん「わび」は、サイズ展開が豊富。
お手頃な1段詰、たっぷり入った2段詰、可愛らしいタンス型などさまざま。
今回は、4畳半(半畳1箱1畳4箱の計40個)をいただきました。
数字や単位がたくさん並んでちょっと困惑しちゃうかもしれませんが、箱を開けてみると一目瞭然!
お菓子の説明が書かれた紙をとると……
1畳サイズの箱が四方に4つ、その半分の大きさ・半畳サイズの箱がまんなかに一つ、すっぽりと収められています。
5つの色が彩りとても華やかで、開けた瞬間「わ〜っ」と声が出てしまいました。
贈答にもピッタリな素敵な箱です。
そもそも「加賀らくがん」とは?
加賀らくがんは、和三盆糖を落雁粉や水あめと合わせて固めた干菓子のこと。
加賀らくがんが歴史上に登場したのは、1600年の関ヶ原の戦いの後のこと。
加賀・金沢城主二代前田利長公が、徳川家康公に「戦勝祝い菓子」として献上したのが最初だと言われているそうです。
金沢の大変歴史あるお菓子なんですね!
口の中で溶けていく繊細な食感がたまらない!
それぞれの箱をスライドさせると、華美な落雁がお目見え。
指先ほどのコロコロした可愛らしい落雁から、一口で頬張ることが難しい大きな落雁まであり、どれから食べようかついつい悩んでしまいます。
手に持った時や口の中にいれてすぐは、しっかり固い落雁。それが舌の上で一瞬でスッと溶けていく食感がもう、たまりません!
ジュワッととろけてホロホロと崩れ、和三盆糖も使用された上品な甘さが口いっぱいに広がります。
一回にたくさん食べるようなお菓子ではなく、ふとしたときに恋しくなり一つずつ食べたくなる、ゆっくりじっくり楽しめるお菓子でした。
ごちそうさまでした
見た目も食感も楽しませてくれる落雁は、華やかでありながら上品で、お土産や贈答に良いですね。
繊細な食感はなんだかクセになっちゃいます。
ちなみに諸江屋さんでは、「生らくがん」も楽しめるそうです。
今まで一度も生らくがんを食べたことがないので、次回はこちらをセレクトしてみたいですね。
ごちそうさまでした!
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