加賀市大聖寺の「江沼神社」へ!静かで自然あふれる空間の紅葉満喫
先日、スイーツ巡りのために加賀市大聖寺を訪れました。
食欲の秋をしっかり満喫した後、せっかくなのでと少し散策。その場から近くだった「江沼神社」へ行ってみることに。
どこか神秘的な、自然あふれる静かな空間。
私が訪れたときはまだ完全な紅葉のピークではありませんでしたが、徐々に木々が色づき始めている素敵な光景に包まれ、落ち着いた雰囲気にたっぷり癒しをいただきました(*^^)
◆ 江沼神社
–参考HP(石川県神社庁)
江沼神社
JR大聖寺駅から徒歩15分ほどのところにある加賀市の「江沼神社」は、大聖寺藩の藩主・前田利治と、菅原道真が御祭神の神社です。
神社の横の通りから立派な紅葉が見え、誘われるように境内へと足を運びました。
まだピークでは無かったものの、じゅうぶん紅葉狩りが楽しめる色付き具合です。
そんなわけであまり前情報なしでふらっと訪れた神社だったのですが……実は歴史と文化が溢れた素敵な場所。
帰宅してから知ったのですが、少し離れたところには「長流亭」という、大聖寺藩主の休息所として建築された亭舎もあったそうです。
こちらは国の重要文化財に指定された建物。予約が必要だそうですが、400円で見学もできるそう。
情報を知った上で、次回また訪れたいです。
市指定の庭園も
そんなわけで今回の散策では江沼神社を100%は楽しめていないのですが、それでも十分すぎるほど素敵な空間に酔いしれる時間を過ごすことができました。
鳥居を抜けて、まず目に入ったのはかなりの年月を感じさせる大木。
その脇には、何やら庭園に関する説明看板が添えられています。
加賀市教育委員会による説明看板。
こちらを読むと、「江沼神社庭園」は加賀市の文化財として指定されていることがわかります。
作庭にあたっては、兼六園の影響があったとも言われているそうですよ。
そんな江沼神社の庭園ですが、自然あふれるとっても神秘的な空間なんです。
開けたところもありつつ……
もう座ることはできないかも?という、苔が生えて年季の入ったベンチ。
静かな中で、なんだかラピュタに来た気分。
緑と、紅葉の黄色や赤が入り乱れる素敵な光景。
今の時期しか見られない、季節の移ろいを感じられる光景ですね。
お参りと散策と
現実から少し離れたところに来たような感覚に包まれて興奮してしまい、すっかり順番を間違えてしまいましたが、お参りを。
手水舎で身を清めて……
拝殿へ向かいます。参道の紅葉にうっとり。
しっかり参拝をし、再度散策へ。
参道を振り返るとこんな感じ。紅葉のアーチを歩く形です。
こうして見ると、結構大きな神社ですよね。
狛犬さん。
野々市近辺の神社では逆立ちした狛犬が見られるのですが、加賀の狛犬さんはしっかりお座りされているのですね。
狛犬さんの奥には牛も祭られています。
御祭神のひとりが菅原道真の天満宮だからですね。
菅原道真は牛とのかかわりが強く数々の逸話があるため、御祭神とされている神社には必ずと言っていいほど牛の像があるそうですよ。
お馬さんもいらっしゃいます。
紅葉に包まれた神馬。なんだか嬉しそうに見えました。
癒しあふれる自然空間!
神秘的さも感じる静かで落ち着いた境内。素敵な空間にたっぷり癒されました。
まだ半分ほど緑もありましたが、紅葉もじっくり満喫できましたよ。ピーク時の一番綺麗な時期はもちろんですが、色づき始めるタイミングの紅葉も私は好きです。
近くの川沿いには、桜の木がたくさん並んでいました。きっと春は桜が咲き乱れる素敵な景色が楽しめるのでしょうね。気になります。
前述の通り、今回は「長流亭」などの見所は見れずに終わってしまったので、次はその辺りもじっくり堪能したいです。
さまざまな季節を楽しめる素敵なスポットでした。
◆ 江沼神社
–参考HP(石川県神社庁)
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