野々市駅前開催イベント!「御経塚にぎわいマルシェ」に行ってきた

イベント石川県,野々市市

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2022年5月28〜29日、JR野々市駅前でマルシェが開かれました!
その名も「御経塚にぎわいマルシェ」。

御経塚にぎわいマルシェ

土日それぞれプログラムが異なるようで、今回は私が立ち寄った28日(土)の記録。
まだGWのお出かけレポが追いついていないブログですが、野々市駅前での開催イベントがとても嬉しかったので先にアップしちゃいます。

御経塚にぎわいマルシェ

今回開催された御経塚にぎわいマルシェは、野々市市の玄関口である野々市駅前の広場のにぎわいづくりを考えるきっかけとするため「御経塚まちづくり会」さんが主催となって行われた社会実験だそう。

野々市市というまちは、全体的ににぎわっているまち。
こちらが遠出しなくても食べ物やワークショップが集結し、野々市市内のどこかへ行けば大体毎週イベントを楽しむことができます。
が、大体その開催場所はカミーノ近辺だったり、市役所近辺だったり、カレード近辺だったり。
意外にも?野々市駅前でのイベント開催って、少なくとも私が移住してきたここ数年は、今までなかなか無かったんですよね。

普段の野々市駅前の様子。

野々市駅北口

野々市駅北口の広場、整備されていてとても綺麗なんです!
でもちょっと人通りは少なく、閑散としている時間帯も目立ちます。

野々市駅北口の広場

駅周辺には目立った施設がない上、やっぱり石川県=車社会ということもあり、静かな駅前。
それはそれで一人のんびりお散歩するには良いところでもあるのですが……ちょっと寂しいですよね。

広々してお手入れされた素敵な駅なのに、ちょっと勿体ないですよね。
もっといろんな人に遊びにきてほしいし、賑わうといいのになぁと日々感じていました。

そんな中で開催された御経塚にぎわいマルシェ

御経塚にぎわいマルシェ

快晴のお天気のもと開催されたマルシェではキッチンカーがいくつかやってきていて、シェアサイクル・まちのりの試乗会があったり、御経塚の変遷が写真でわかる屋外パネル等も用意されていました。

キッチンカーで狙っていた食べ物があったんですが(つぼ焼きいも)、午後すぐに売り切れで食べられず。。それくらい、多くの人でにぎわっていました!

キッチンカー

というわけで焼きいもは残念ながらまたの機会に。
それでも他にも、オムライスやパスタ、クレープ、コーヒーやアイスなどなど……選択肢はまだまだあります!

チャノキ

今回は、「チャノキカナザワ」さんのクレープをいただきました。
金沢市竪町に店舗を構えるカフェのキッチンカーです♪

駅前で食べるクレープ

駅前で食べるクレープ。これこれ、こういうの。いいですよね!
今回はイベント目当てで来ましたけど、普段だったら電車の待ち時間にクレープ食べたりお茶したりお買い物したり休憩したり……私の中での「駅前」のイメージってこうです。

関西に住んでいたとき、高校生くらいのときかな?駅で時刻表を見ながら友達と「早く着きすぎちゃったねー」と笑い合って、駅前に来ていた移動販売のたこ焼き屋さんでたこ焼きを買い、よく半分こして食べていました。
私にとって、家の最寄駅・学生時代に使っていた駅・社会人になって使った駅、それぞれいろんな思い出があります。
こんなふうに毎日利用する駅が「ただ移動するための場所」ではなく「思い出も作れるところ」だと、駅やまちへの愛着もアップしますよね。

週末、移動の合間にこうやって立ち寄れる場所があると楽しい。欲を言えば、普段もあるとより嬉しい。
住みやすいまち・野々市ですが、駅前についてはまだまだ伸びしろがありそうです。

チャノキのクレープ

さてさてチャノキカナザワさんのクレープ、私がいただいたのはチーズフランク
スイーツ系クレープのラインナップも豊富で心が揺れましたが、お昼ご飯代わりとしておかず系のクレープをセレクト。
ソーセージともりもりレタスに絡むたっぷりのドレッシング、もちもち食感の生地が美味でした。
竪町のお店にも行ってみたいです♪

クレープをたべたお店

◆ チャノキカナザワ
公式Instagram

屋外パネル展示

屋外パネル展示

屋外パネル展示も面白かったです。
野々市に移住してきた身としては、過去の御経塚の様子を知ることができるのは貴重な体験でした!

中でもびっくりしたのがこちらの変遷。

1984年から2020年までの変遷

御経塚を撮影した航空写真
一番左が1984年、真ん中が2002年、一番右が2020年。

1984年のときの、田んぼの多さ!!
御経塚のほとんどが緑色です。

私が今住んでいるおうちも実はこのエリア内にあるのですが、完全に田んぼでした。
わずか40年足らずで、まちはこんなに変化したんですね。

象形文字のタイルについて

そしてもう一つ、とても興味深いものが。

御経塚を歩いたことがある方なら、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
御経塚のまちには、このような象形文字が散りばめられているのです。

象形文字の集合体

とある地下道ではこのように、文字が集結しています。

道路にある象形文字

道を歩くと、しばしばこの象形文字が地面に埋められているのを目にします。

以前このブログ(下記記事)でもちょこっと触れていたもので、「今ゲーム感覚で散策しながら文字集め中!法則も掴めてきたので、ある程度集めたら、また紹介しますね」と記していたのですが……

一年前に書いたこの記事以降、お散歩するたびにキョロキョロ探してみましたが、自力で見つけられたのは半分ほど。そんなわけでなかなか紹介できていませんでした。笑

展示パネルと睨めっこしていると御経塚まちづくり会の方が話しかけてくださって、この象形文字について色々と教えてもらっちゃいました。一番びっくりしたことなんですが、このタイルはそれぞれ九谷焼なんですって!
伝統工芸が知らず知らずのうちに暮らしにとけ込んでいたとは。さすが石川県。

どこにあるか分からなかった文字の場所も教えていただいたので、改めてこの九谷焼でできた象形文字の散策をしたいと思います。全部見つけてレポアップしますね!

今後も野々市駅前がにぎわいますように

そんなわけで、野々市駅前のマルシェを楽しんできました!

ちょうど混んでいるタイミングだったので体験できずでしたが、金沢市の公共シェアサイクル「まちのり」の試乗会も行われていました。
野々市駅にもまちのりポートができてくれると嬉しいですが、これについては金沢のサービスなので難しいでしょうか?
でも坂道の少ない野々市は自転車散策向きのまち!駅前にシェアサイクルやレンタサイクルがあると便利です。きてくれるといいな。
(1の1NONOICHIのレンタサイクルが駅でも借りられると嬉しい)

御経塚はとても整備されたまち。
だから勝手に私の中で「このまちは今が完成系なんだろうな」と思っていました。
しかし今でもこうして社会実験をして課題と向き合いまちづくり活動を続けてらっしゃる方の取り組みに触れると、今後もますます進化し続けるんだなぁとワクワクします。

野々市駅がもっともっとにぎわう場所になりますように。
私も引き続き、イベントには積極的に参加していきます!