重要文化財でお酒をたしなむ♪野々市イベント「猩々Bar喜多家」レポ
2023年2月19日、石川県野々市市にある重要文化財で行われた素敵なイベントに行ってきました。
その名もズバリ「猩々Bar喜多家」!
国指定の重要文化財「喜多家住宅」で行われた、野々市自慢の日本酒「猩々」をこれでもかと満喫しました。
今後も開催されるなら毎回参加したい!と思っちゃうくらい、美味しい上に貴重な体験ができる大満足なイベントでした!
◆ 喜多家住宅
–公式HP(野々市市)
江戸時代の町屋・喜多家住宅
イベントの開催地となった野々市市本町の喜多家住宅は、かつて酒造も行われていた江戸時代の町屋。
重要文化財として国から指定されている大変貴重な住宅で、加賀の典型的な町屋造りとして貴重な建物とされています。
そんな歴史を存分に味わえる空間で食べ飲みができるという、とっても魅力的なイベント・猩々Bar喜多家!
事前に応募が必要で、応募者多数の場合は抽選。(2部制で、各部5組10名のペア対象)
そのため「当たればいいな」くらいの気持ちで応募したのですが、嬉しいことに当選!
実は私のお誕生日がすごく近い日だったので、自分への誕生日プレゼント気分で行ってきました。
当日はあいにくのお天気でしたが、お家の中に入ってしまえば雨なんて関係ない!というどころか、ホッとする町屋の空間で、外からシトシトと聞こえる雨音。
なんだかとても心地よく、かえって「よい天気」だったかも。俗に言う「エモい」ってやつですね。
ドリンク飲み放題&美味しいお食事&お土産付き!
そんな素敵な空間でお酒が楽しめるというだけでも「すごく素敵な経験になる〜!」という感じですが、このイベントのスゴイところは他にも盛りだくさん。
- 猩々&猩々を使ったカクテルが飲み放題!
- 出張バーテンダーさんの生パフォーマンスが楽しめる
- エールカフェの美味しいお料理が楽しめる
- 中村酒造の社長のお話が聞ける
- お土産がたくさん付いてくる
ちなみに「猩々って何?どんな日本酒?」という方に向けてざっくり説明すると、喜多家に残された酵母を使って復刻したオール野々市の飲みやすい日本酒です。
猩々は常温・熱燗・冷酒で楽しむことができる他、オリジナルカクテル2種もご用意されており、制限時間の一時間以内なら、ぜ〜んぶ飲み放題!
お酒好きにとっては本当に、本当に、本当に!素晴らしいイベントです。
喜多家のお庭を眺めながらお食事&お酒
あまりにも楽しみだったので、開催15分前の受付開始時間ジャストに到着。一番乗りです。
食べ飲みする場所は喜多家住宅のお庭を堪能できる一室。
席は受付でくじ引きで決まりまして、私は前から2列目の席になりました。
各席にのっティぬいぐるみがいて、The・野々市イベント!という感じが良きです。我が相棒・ミニのっティと一緒にパシャリ。
お品書きも各席に用意されていて、待ち時間に期待感がどんどんアップ!
ちなみに猩々コースターはイベント後は持ち帰りOKということだったので、今でも我が家で猩々宅飲み時に活躍中です。
パフォーマンス&ご挨拶&乾杯!
参加者全員が揃って開始時間となり、再び入口のオエという広いお部屋に集まります。
まず行われたのは出張バーテンダー・WA’s bartender serviceさんによるパフォーマンスでした。
圧巻のパフォーマンスに、思わず何度も漏れちゃう「お〜っ」という感嘆の声!
BGMに合わせてボトルやシェイカーが空中に舞い、その鮮やかな手腕に思わず見惚れてしまいます。
ひとつのシェイカーから7つのグラスに順々に注がれたカクテルは、見事全て違う色に!
素敵な虹色カクテルにうっとりしつつ、お酒を呑む前から気分は上々!
その後、お料理を提供されたエールカフェさん&野々市市の職員さん&中村酒造の中村社長がご挨拶されて……
猩々で乾杯〜!
お昼から町屋で、しかも貴重な文化財でいただくお酒。
完全に気分的なものですけど、より美味しく感じちゃいますね!
美味しいお料理&お酒!
さてさて、飲み放題&お食事スタートです!
お品書きがあったのでコース系のお料理かしらと思いきや、嬉しいことにバイキング形式でした。
好きなものを好きなだけ、自分のペースで楽しめます。
お料理は野々市市堀内にあるイタリアンバル・エールカフェさんのお料理!
私は期間限定でランチをされているときにお店に伺ったことがあって、お料理の美味しさは承知の上。なので今回はお酒だけじゃなく、お料理もちろん楽しみにしていたんですよね。
今回作られたお料理は、日本酒・猩々に合うイタリアン。
さらにお料理自体にも普段は白ワインを使うところで猩々を使われたりと、とにかく猩々尽くしです。
イタリアンに日本酒ってどうなの?って思う人もいるかもしれないんですが……結論から言っちゃうとぴったり合うし美味しかったです!
特にレバーパテって、完全に見た目から西洋の雰囲気がひしひしと伝わってきますが、日本酒と合わせると、あん肝みたいな感覚で食べられるんですよね。
食も呑みも、そりゃ止まらなくなっちゃいますよね。
ということで、あっという間に最初のグラスが空いちゃったので……
次は猩々カクテルをいただくことに。
まずは「machiwabi」という名前のカクテルから。猩々×アップルブランデーのお酒です。
ジュースみたいに可愛い見た目で濃くて甘めのカクテルですが、爽やかでほんのりほろ苦さも感じる大人味。
ベースのカクテルが「オリンピック」で、このカクテル言葉が「待ち焦がれた再会」なんですって。
私あんまりカクテルに詳しくないので、カクテル言葉なるものがあったのか!と新たな知識を得ることもできてホクホク気分。
待ち焦がれた再会とは、ズバリ猩々のことですよね。半世紀ぶりに復刻した猩々。半世紀ぶりの再会!
続いて、もう一種の「ジャパニーズアンペリアル」というカクテルもいただきます。
甘酸っぱさとシュワっとした爽快感が味わえるカクテル!
こちらはベースが「キールアンペリアル」で、カクテル言葉が「最高のめぐり逢い」!
まさに今回のイベントのこと。猩々との最高のめぐり逢いをイメージして作られたそうです。
お酒ばっかりを呑み続けると体に良くないので、お料理もしっかり追加でいただきます。
ビバ・バイキング!
どのお料理も最高に美味しいです。が、私が一番猩々との相性を感じたのはムール貝でした。
ムール貝の酒蒸しならぬ、「ムール貝の猩々蒸し」ですって。大きい貝は食べ応えがあって幸せ。
続いて、熱燗もいただきます。
2月半ばの寒〜い時期なので、熱燗たまりませんね。五臓六腑に染み渡る〜…。
1合を2人でシェアしていましたが、酒飲み2人なので当然足りることもなく、あっという間に空いちゃいました。
次どうしようと考えていると、いつの間にかラストオーダーのお時間。
楽しい時間はあっという間です。
熱燗1合のお代わり&最後にムール貝をちょっともらおうと思ってカウンターへ行くと……
「最後なので遠慮せずどうぞ!」とモリモリ乗せてくださいました。嬉しい!
なんだか一年分くらいムール貝食べた気分〜とホクホク。(一ヶ月経った今もう既に食べたいけど)
お土産ももりだくさん!
そんな素敵なイベントでしたが、モリモリのお土産もいただきました。
ふがく堂の猩々酒粕モナカ、猩々の酒かす塩、野々市の水のほか、非売品グッズたちも!
野々市ファン歴5年の私、グッズ系は既に持っているものがほとんどでしたが、保存用・布教用といくつあっても嬉しいです。
そして「猩々の酒かす塩」は今度買ってみようと思っていたところだったので、いただけたのはラッキーでした!
ごちそうさまでした!
お昼から、国指定の文化財という貴重な場所でいただくお酒。
とにもかくにも最高でした。
今回のイベント参加費は3,000円。
お食事・飲み放題・お土産・貴重な経験……本当にいいの?と嬉しくなっちゃうコスパの良さ。
一時間という短い時間でしたが、長いとついつい呑みすぎちゃうので、ちょうど良かったかもしれませんね。(本音いうと、一時間半くらい居座りたかったけど…!)
お昼開催のお酒イベントは、帰りの足の心配をすることなく参加できるのでありがたいです。
夜の場合はコミュニティバス・のっティの終バスが19時台なので、20時終了とかだと参加しにくいんですよね。でも夜に行われるお酒イベントも当然参加したいので、シャトルバスとかあったら嬉しいなぁ。
何はともあれ、お酒・お料理はどれも美味しく、お土産もいただき、ホクホクの一日でした。
この後、食後のデザートを食べにハシゴしたのはまた別の機会で。
ごちそうさまでした!
◆ 喜多家住宅
–公式HP(野々市市)
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