【水耕栽培】余った葉物野菜の種は「大きめベビーリーフ」で大量収穫!

家庭菜園

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水耕栽培を楽しんでいると、種が余ることが多々あります。
栽培スペースの問題もあるし、消費量との兼ね合いもあるかと思います。

私は種の量が少ない100均(ダイソー)で購入することがほとんどなのですが……

左側が購入後に余った種(右側は自家採種したもの)

それでも消費できず一年以上。まだ半分以上残っているものも多いです。

種は一年経つと発芽率が下がります。
時間が経てば経つほど、どんどん発芽しなくなってしまいます。勿体ないですよね。

余らせるくらいなら、贅沢に植えてしまいましょう!

サニーレタスを大きめベビーリーフで収穫

たくさん余った種を一気に植えて、「大きめベビーリーフ」として収穫するのがオススメです♪

余った種を活用!

私が楽しんでいるプラスチックカップでの水耕栽培タッパーでの水耕栽培は、使う種の量が少ないです。

一気に育てるタッパーの場合でも、私は最大8個程度しか植えません。季節によりけりですが、それで2〜3ヶ月くらいもっています。(夏場はすぐに育つ分トウ立ちが早いので、もちは短いですが)

そのため、購入した種パックの大半が余ってしまうのです。。

大きめベビーリーフとして収穫

葉物野菜はとっても水耕栽培と相性が良くて、とにかく簡単に育てることができます。

でも実は、「大きめベビーリーフ」として育てるのはもっと簡単だったりします。

普通のベビーリーフじゃダメ?

少し逸れますが、なぜ「大きめベビーリーフ」なの?というところに触れておきます。
野菜の種は通常、種子消毒」が行われています。種子消毒された種から育った野菜を若いうちに収穫すると、野菜に消毒剤の成分が残っている可能性があります。

通常は芽が出て2〜3週間で消毒剤の成分は流れてなくなるそうですが、使用されている消毒剤や薬剤の量によっても異なりますので、念のため1ヶ月は時間を置きたいところ。
そうすると、自然と「若葉と言うには少し大きいベビーリーフ」が育つはず。

もちろん、自家採種したものや元々消毒処理が施されていない種の場合は、小さなベビーリーフでも問題ありませんよ!
「大きめ」というのは「食の安全を考慮した期間育てよう」ということなのです。

サニーレタスの大きめベビーリーフを収穫!

というわけで、今回は我が家の水耕栽培の定番「サニーレタス」を大きめのベビーリーフとして収穫します。

今回はエコ路線でいきましょう。
豆腐パック×ココピートを使います。

豆腐パックとココピート

ココピートは他の培地(スポンジ等)でも代用OKです。
=ココピートを使う場合の量は、スポンジ程度の深さで大丈夫です。少量ですね。

豆腐パックにココピートをのせて、その上にサニーレタスの種をパラパラとまきます。乗せる感じで大丈夫。間隔など気にしなくても問題ありません。

種まき

発芽率が高くて生えすぎてしまっても、そのとき間引くなり植え替えるなりすればOK。深く考えず適当にまいちゃいます。
水耕栽培は適当でも何とかなるから、楽なんですよね。

あとは窓際(日当たりの良いところ)に置いて、液体肥料を与えるだけ。培地が乾いたら液体肥料。土で育てる場合は水やりするところを、液体肥料に変えるだけです。

一ヶ月くらい経てば、モリモリ育ちますよ!

たくさん育ったサニーベビー

豆腐パックが見えないくらい、大きくたくさん育ちました。(窓際に置いたまま逆光の状態で撮影したので、ちょっと色が悪く見えますが。。)

土で育てる場合はたくさん植えても栄養を奪い合ってしまい、全部が大きくはなりにくいです。それと比べて、常に栄養が与えられる水耕栽培は簡単に育ってくれます
だからまき方が適当でも、元気に美味しく育ってくれるんですね。

育った大きめベビーリーフは一気に収穫しても良いし、使う分だけ収穫していってもOK。

サニーレタスの大きめに育ったベビーリーフを一部収穫!

豆腐一丁が入っていた小さなパックですが、見た目以上にたくさん収穫できちゃいます♪
ちょっとお得な気分ですね。使う分だけ収穫すると、タッパー栽培よりは期間が短くなるものの、何度か収穫を楽しめますよ!
何度も楽しむコツは、一つの株から全部の葉っぱを取らないこと。少し葉を残すことで新しい葉がまた生えてきます。

若いサニーレタスなので、立派に育ったサニーレタスよりも食感が柔らかいです。人によっては、「こっちの方が美味しい!」と思う方も多いのでは。
ただし、サニーレタスの特徴の「色づき」はほとんどありません。この色がないといやだ!という方は普通に育てて、他の葉物野菜で試してみてくださいね。

これを1〜2週間くらいズラしながら複数育てていくと、種を効率的にたくさん使いながら、常に大きめベビーリーフが収穫できるようになります。

若いうちの一気収穫でメリットも!

余った種の活用・早い収穫などの目立つメリットの他、特に暑い時期に、こちらの栽培方法には嬉しいメリットが。

実は夏場のレタス系栽培はちょっとクセモノ。育つのが早い分、すぐにトウ立ちしてしまって、苦いレタスになってしまいます。。レタスはもともと涼しい場所で育つ野菜だからです。(暑い時期は特に、スーパーでかなり価格高騰していることもあります)
タッパーで育てて長く育てようと思っても、苦いレタスになってしまうと残念ですよね。

大きめベビーリーフ栽培なら、苦くなる前に収穫できるから無駄がありません。無駄なく美味しい内に全部いただけるのも、この栽培の特徴です。

まとめ

以上、余った種で大きめベビーリーフを育ててみました。

  • 余った種を活用できる
  • 柔らかくて美味しい状態で収穫できる
  • 早く収穫できる
  • 無駄なく収穫できる
  • 簡単に育てられる

余った種を活用するだけのつもりが、こっちの方が良い!ということもあるかも?
ぜひ一度試してみてくださいね〜!

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Posted by haniko