【水耕栽培】プチ根菜を育てるためのタッパー栽培容器
水耕栽培でプチ根菜を育てるため、タッパー&プラスチックカップを使って栽培容器を改良!
小かぶやミニキャロットなど、小さな根菜であればこちらで育てることが可能です。最初に作るのはちょっと手間ですが、一度作れば再利用もできます。
以前作成した大型タッパー容器の作り方を参考に、中型タッパー容器で作成しました。作り方を記録します!
プチ根菜(根もの野菜)用の水耕栽培容器
用意するのは以下の5つ。
- 中型タッパー(2リットル〜)
- プラスチックカップ(直径6〜7cm)
- アルミホイルorアルミシート
- スポンジ
- ココピートなどの培地
あとは加工するときに、カッターやハサミが必要です。
タッパーを加工
まずはプラスチックカップをセットするため、タッパーの蓋に穴を開けます。
今回は6個分のプラスチックカップがセットできるサイズだったので、6個分の穴を開けました。
ついでに、タッパーの蓋部分を覆うアルミホイルも準備。穴の部分を十字に切って挟むように折り込めば、テープなどいらずお手軽です。
アルミホイルで覆うのは「日光が液体肥料に当たって藻が発生すること」を防ぐためのものなので、アルミシートなど遮光ができるものならなんでもOKです。
タッパーの本体部分も同じように、アルミシートorアルミホイルで覆います。
穴の開け方・タッパー本体の遮光処理の仕方は、大型タッパー容器の作り方の記事をどうぞ!
プラスチックカップを加工
続いて野菜を育てるキモとなる、プラスチックカップを加工します。
プラスチックカップの底部分、橋渡しになるように真ん中を残して、サイドを半円に切り抜きます。
プラスチックカップの底よりやや大きめにカットしたスポンジを、カップの中にin。
これを5個作ります。(タッパーにあけた穴は6個ですが、プラカップは5個。理由は後ほど!)
写真は上下逆さまにしています。
橋部分が残っていることで、スポンジがカップからスポッと抜けないようになりました。
セットして完成!
タッパーとプラスチックカップの準備ができたら、ココピートをカップに入れます。見た目は土のように見えますが、ココナッツの繊維です。「ココピートって何?」という方は、詳しくは以下をどうぞ。
ココピート以外でも、バーミキュライトなどの培地を使ってもOK。
試したことはないですが、スポンジをまるごと使って、ぐるっと丸めても大丈夫だと思います。私はコスパ面からココピートを使用しています。
培地を何にするか、大事なのは育った根菜をソフトに包み込んでくれること。葉物野菜と違って培地のところで大きくなるので、その邪魔にならないように固定できればバッチリです。
ココピートを入れたカップをタッパーにセットすれば、プチ根菜栽培用水耕栽培容器の完成です!
本体部分に液体肥料を注いで使います。
本体部分のアルミシートをどけるとこんな感じ。写真はカップがやや上寄りのため、液体肥料をいっぱい入れないとスポンジが水を吸ってくれません。もうちょっとカップが下に入るように、タッパーの蓋にあける穴を調整するのがオススメです。
育て方ですが、ココピート部分に種まきをして、最初のうちは上からも水やりをします。タッパー本体に溜まった水にココピートの色が付くのでちょっと見た目はイマイチですが、問題なく育ってくれます。
ある程度育ってスポンジ部分から根っこが出てきたら、根っこが直接、タッパーにたまった液体肥料を吸い上げてくれるようになります。
1つ分セットしないことで水やりを簡単に
さてさて、今回タッパーの蓋に6個分の穴を開けて、実際にカップは5つセットしました。つまり、1つ分の穴があいている状態になっています。
この1つ分の穴のところにアルミホイルでフタを作ると……
こんな感じになります。
このアルミホイルのフタは一箇所だけマスキングテープ等で固定しておいて、パカパカ開けられる状態にしています。(上の写真だと2箇所にあるように見えますが、補強用にアルミホイル自身にだけ貼っています)
すると、ここから液体肥料を補充できるんです。
タッパー水耕栽培を続けていて、特に野菜が大きくなるとやりにくくなるのが、タッパーの蓋の開け閉め。
野菜に気を使うとタッパーの蓋を大きく開けるのは困難。かといって開ける部分が小さいと水やりがしにくいし……蓋を完全に取ってしまったら、置き場所も用意しないといけないし……
この「気を遣う開け閉め」という行為がズボラな私には面倒くさくて。。
そんなわけで、蓋の開け閉めをしなくても手軽に水やりをできないかしら?と考案したのがこちらです。(そんな大層なものではないけれど)
育てる野菜が1個分減ってしまいますが、私はこのやり方でノーストレス栽培に成功しました!
根菜までできる水耕栽培!
水耕栽培は葉物野菜だけじゃない!根菜の用に大きめの野菜が育てられると、より嬉しいですね。
ただこちらの栽培容器、根っこが大きくなるまで時間が掛かったので、まだまだ改良の余地がありそうです。また良いやり方を見つけたら、追記やリライトしていきます。
試行錯誤を繰り返して自分だけの栽培方法を見つけるのも、水耕栽培の楽しいところです(*^^)
ちなみに私が水耕栽培にハマったきっかけは、以下の本を読んだこと。
こちらではメロンやパパイヤまで育てられていて、とてもワクワク読めます。
ウチはアパートなのでお庭がないし、そもそも虫の対応がとっても苦手だから完全室内栽培のため、スペースが限られていますが……
これからも省スペースなりに、室内でいろんな水耕栽培にチャレンジしたいです!
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