「石川県野々市市」ついに全国住みよさランキング1位!
私が石川県野々市市に移住して1年半が経過した2020年6月、東洋経済さんから毎年発表されている「住みよさランキング」が今年も発表されました。
結果は……石川県野々市市が全国総合一位!
他県に住んでいると聞き馴染みのない野々市市ですが、実際に住んでみると、その住みよさはとっても納得です。
過去に書いた野々市の良さの記事を振り返りながら、今回は野々市移住した野々市ファンによる野々市自慢をさせてください!
◆ 野々市市
–公式HP
全国住みよさランキング2020
その前に、全国住みよさランキングとは何か。こちらは東洋経済さんがいくつかの指標をもとに算出される、全国の市区で住みやすいところはどこ?をランキング化したものです。
1993年から発表されていて、算出指標はその年によって異なるのですが、今年は20指標から算出されたそうです。詳細は東洋経済さんの記事をご覧ください。
今年のランキング対象となる自治体は、全国の812市区。
この中で、石川県野々市市が一位になったんですね。スバラシイ!
実は、私が野々市市へ移住を決めたのはこの住みよさランキングがキッカケだったりします。
2018年12月に移住したのですが、参考にしたのは2017年のときのランキング。このとき野々市市は第5位で、共に上位だった他の市と比べて「一番住みやすそう!」と思い、勢いで移住しました。
ですので、これを機に同じような移住仲間が増えるといいなぁと期待しています!
金沢と白山に囲まれたコンパクトなまち「野々市」
住みよさランキング2020で1位に輝いた野々市市は、面積が13.56 km²と、非常にコンパクトなまちです。
お隣の金沢市や白山市が大きいから、余計に小さく見えますね。
元々は「町」だったのですが、2011年11月11日という1だらけのときに「市」に生まれ変わったそうです。
私が県外の方に野々市のことを説明しようとすると、まずなんて読むの?と聞かれます。「ののいち」です。「市」を付けたら二つ並ぶので、ちょっと不思議な感じがしますね。もちろん市をつけたら「ののいちし」と読みます。
そんな野々市市、実は石川県内で一番人口増加率が高い市だそうです。(野々市市広報による情報)
住みよさがじわじわ知られているのでしょうね……!
野々市の住みやすさを過去記事から振り返る
実は過去にも私は「石川県野々市市って本当住みやすい!感動!」という記事を何個か書いています。
住んで一週間で感じた「野々市すごい!」というアレコレが以下の記事。
私は車が必須と言われる石川県に、車どころか運転免許証もなく引っ越してきたのですが、野々市はそんな私も優しく包み込んでくれました。
野々市市中心部あたりでは、生活に必要なものは全て徒歩圏内にあります。
スーパーも、ドラッグストアも、カフェもレストランも居酒屋さんも、レンタル屋さんもなんでも歩いて行けます。とにかく市自体がコンパクトなので、運動がてらと考えるならその他もどこでも行けます。
私が以前住んでいた京都市内では、車があると邪魔になることが多いので車をもたない家も割と多かったのですが、そのときよりも近くにいろんなお店があるので、この時点で非常に住みやすいと私は感じました。
車必須と言われる場所で車なしで生活するため「いっぱい動くことになって痩せそう!」と移住前後はニヤニヤしていた私ですが、結論を言うと太りました。(食べ物もとっても美味しいから。。)
市内で歩いて行くにはちょっと遠い場所も、コミュニティバス「のっティ」が4ルートあって市内を網羅しています。100円で乗車できるので気軽に乗れます。
市外に出るのも、本数は少ないけどJRや北陸鉄道が通っているし、何よりバスは様々なルートでたくさん出ています。
今のところ移動に苦は感じたことはありません。
車なし生活でもこんな感じだから、車あり生活ならパラダイスなんじゃない?と思います。
続いて書いた野々市記事は、移住から半年後。
半年住めば、見えていなかったところも見えてくるし、大体の住みやすさ・住みにくさは分かりますよね。それでも半年経っても、私の「野々市ほんといいまちだな〜」という気持ちは変わりません。むしろ増していました。
この時点で私が感じた一番の良さは、なんといっても「治安の良さ」です。
今まで住んでいたところ、特段「治安が悪い」なんて思っていなくて「これが普通」と思っていた私。ですが、野々市にきてビックリしました。日々の生活に不安感がなくなり、心に余裕ができたので、気持ちの面でとても充実しています。
他にも、上記の関連記事には「野々市のここが好き!」を詰め込んでいるので、お時間あったらぜひ読んでみてくださいね。
どんどん発展していて、今後もさらに住みやすくなりそうだなという期待もできます。
野々市移住一年半で感じていること
というわけで、野々市移住から一年半。
今、新たに私が感じていることを記録しておきます。
学生の多いまち=コスパよいお店が多い
野々市はコンパクトなまちですが、金沢工業大学や石川県立大学、放送大学の学生センターまであり、学生さんの多いまちです。(幼稚園〜大学まで揃ってます。小学校は5校もあり!)
学生さんが多い=安くて美味しい飲食店もたくさんあります。
食いしん坊の私にとってはこれも重要な住みよさポイント。
基本は自炊していますが、やっぱりどうしても面倒くさい日もあるし、あんまり自宅では作らないものを食べたくなる時ってありますよね。
石川県内のお店でワンコインでおそとごはんをいただける「Lunch Fan!(ランチファン)」という本があるのですが、野々市のお店も毎回多数掲載されています。
最近では新型コロナ対策で、テイクアウトもできるお店も増えています。
イベントやおまつりがとにかく楽しい
2020年は残念ながら、新型コロナウイルスの影響でほとんど中止となってしまいましたが……
野々市市はコンパクトなまちですが、イベントやおまつりが多いです。
まずは夏に行われる、野々市市最大のじょんからまつり。
二日間行われる夏のおまつりですが、美味しい野々市のお店が屋台を出して、もりもり食べまくっちゃいました。
二日目の夜はじょんから踊りをみんなで踊り明かします。(去年の私は見るだけでしたが)
続いて、春に行われる野々市の市花「椿」を愛でる椿まつり。
たくさんの椿を見ることができて、去年はクイズラリーも楽しめました。
秋には「北国街道野々市の市」が行われます。
野々市本町の北国街道が全面歩行者天国になるおまつりで、獅子舞や剣舞も見ることができました。
これがとっても格好よかったです。実に楽しかったです!
上記のおまつりに共通していることは最後にある「お楽しみ抽選会」で、参加さえすれば誰でも何か景品をもらえるチャンスがあるということ。
景品の量が多いので、当選確率が高いのが嬉しいポイント。この抽選会で私も一度、商品券が当たりました!(野々市物産のキウイワインかヤーコン焼酎を買おうと思っていますが、まだ使えていません)
その他にも、小さいイベントが多数。
ハロウィンや文化の日、その他マルシェなどなど……市と民間が共同で創った施設「カミーノ」では、毎月のようにイベントが行われます(繰り返しますが、新型コロナの影響で今年はほとんど行われていませんが。。)
お正月には、「お正月プレゼント」として野々市スイーツをもらいました。
イベントやおまつりではふるまいで何かいただけることが多いのも嬉しいです。全体的に、イベント運営者側と参加者の距離が近く感じます。
のっティが可愛い
最近はコロナのせいで会えていませんが、野々市市のゆるキャラ「のっティ」が非常に可愛いです。
コミュニティバスと同じ名前のキャラクター、2020年でなんと10周年!
2月にはお祝いイベントも開催されました。
私は時間がなかったのでこのときは軽く覗く程度になってしまいましたが、他にものっティに会えるイベントがたくさん。
子育て支援にも力を入れていてファミリーも住みやすい野々市で、のっティはお子さんからの人気もすごいです。会えるイベントが多いと、「今日のっティに会いに行こうか!」なんて予定も立てやすいのでは?
野々市市内にはのっティスイーツをいただけるお店もあったりするので、のっティファンには本当たまらないです。
ちなみに野々市で開催されるイベントに参加すると、グッズが貰えることもしばしば。
私がもらったのっティクッズ、かき集めてみました。いっぱいイベントに行っているので、野々市宿の缶バッジはもう3つGetしています。笑
他にも可愛いステッカーももらったんですけど、これは実家に置いて忘れてしまっています。。(可愛いから自慢したくて持って帰った)
野々市ブランドが魅力的
野々市では、地域内の特色ある産品のうち、特に優れたものを野々市ブランドとして、市が認定する制度があります。現在(2020年6月時点)4つの商品が野々市イシオシとして、ブランド認定されています。
- 椿の水引アクセサリー
- 野々市ヤーコン焼酎「うまいがいね」
- キウイフルーツワイン
- ののいち草木染
私はまだ認定品1号の椿の水引アクセサリーしか手にしたことがないのですが、これがめちゃくちゃ可愛いのですごくお気に入りです。
とっても素敵なので、私事ですが着物ショーに出演させていただくことになったとき、オーダーでも水引髪飾りを作っていただいたほど。
他のブランド品も野々市らしさがつまった素敵な商品。こちらは早く手にして、またレポしますね。
ついに始まるふるさと納税返礼品!
「感じていること」とはちょっとズレますが、市のHPのお知らせで最近注目のニュースがあったので。
野々市市のふるさと納税、今まで返礼品がなかったのですが……
ふるさと納税返礼品を募集します!
(ふるさと納税返礼品の募集について/野々市市 ※現在は削除)
野々市市では、野々市ファンの獲得と地域の活性化を図るため、令和2年9月から返礼品を伴うふるさと納税を開始します。
ふるさと納税制度を活用し、市の特産品のPRや販路の拡大を図るとともに、市の魅力の発信を行います。
つきましては、市外在住の寄附者へのお礼品として贈呈する商品及びサービス(以下「返礼品」といいます。)を募集します。
なんと2020年9月から開始とのこと!
野々市市がちょっとでも気になっている方は要チェック。節税しながら野々市市をぜひ感じていただきたいです。
食べ物が美味しい(石川県全体)
毎回言ってるんですが、やっぱり食べ物の美味しさは外せません。
これは野々市だけでなく石川県内の全てのまちに言えることなんですけどね。
冬に食べた香箱ガニ。ただただ感動、ひたすら感動。控えめに言って最高でした。
また、石川県=海鮮のイメージがありますが、これだけじゃないのも大きなポイント。
加賀野菜も能登牛・能登豚などのお肉も美味しいし、フルーツも美味しい。
まだ食べてないけど、超高級ぶどうのルビーロマンだって石川で生まれたフルーツです。
去年一粒5万円の値がついたとのことなので、食べられる日が果たしてくるのか……
素材だけでなく、お料理やスイーツも美味しいものばかり。
世界的パティシエ、世界一のジェラート職人。石川県ってすごい人がいっぱいいるんですよ。
石川県内に住んでいると、様々な食文化をじっくり堪能できます。
なんだかんだ晴れが多い気がする
移住前後は「石川県はとにかく日照時間が少ない」「天気のせいで鬱になる人がいる」という話を何度か耳にしました。
しかしなんだかんだ、悪天候で困ったことが私は少ないです。私のブログでもお出かけ写真とかいっぱい貼っているのですが、晴れの写真がほとんどだったりします。
2019〜2020年にかけての冬は雪自体1〜2日降ったくらいじゃないかというほどでした。
正直、温暖化のせいなのか「近年の天気ってなんか変」と思うことは他の地域でもあることなので、この一年半で、特段石川県の天気が変わっているとはむしろ思わなくなりました。移住直後は天気の急変もあったのですが、今年はなんだか落ち着いている気がしています。
これはたまたまで、今後実感することになるかもしれませんが。
ただし冬、確実に雷は多いです。あられも降ります。
私は最初「これだけは慣れないかも」と思いましたが、耐性がついてきました。夜、家にいる分なら雷の音もあられの音も、「あぁ、もう冬だなぁ」としみじみ思った自分に今年びっくりしましたもの。
もちろん人によると思うので、移住したいなと考えている人は天気面について下調べした方がいいかもしれません。雷がどんなものかとか、室内干しの設備が整っているマンションを探すとか。
その他、私が移住して戸惑っていることはいかにも記しています。ご興味あればぜひ!(このときの私は、あられに慣れつつ雷にはまだ慣れていないようです)
野々市、本当に住みやすい!
住みよさランキング1位が嬉しすぎて、さーっと書いてしまった本記事。「あれもこれも」とついつい長文になってしまいました。
本当は発表当日(2020年6月17日)にアップしたかったんですが、山ほどある野々市の写真から何を使おうか探しまくり、一日出遅れてしまいました。
ちなみに過去の記事たちは「これで野々市に興味を持ってくれる人がいたら……!」という気持ちで書いていたのですが、読み返すと自分にとっても「このときこんなこと感じていたんだなー」と振返れて万々歳ですね。
最近はこの住みよさに慣れてしまっていたのですが、改めて「やっぱり野々市って住みやすい!」と思いました。
そんなわけで、2020年住みよさランキング1位の石川県野々市市が気になった方へ。
移住、お待ちしています!
石川への移住はiパスがお得です
野々市市に限らず、今回の住みよさランキングでは石川県の市がTOP10の中に5つもランクインしているんです。(1位→野々市市、4位→白山市、7位→金沢市、8位→小松市、10位→能美市)
もちろんランクインしていないまちも、様々な魅力がありますよ。
素敵なところがたくさんある石川県への移住をお考えの方、いしかわ移住パス(iパス)をご存知でしょうか?
石川に移住を考えている方にお得しかないパス。様々な特典が受けられます。
私は移住後に知ったのですが、移住前から発行した方が長い期間お得を享受できます。
ぜひチェックしてみてくださいね!
◆ 野々市市
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